ビットコインにおいて問題視されている『スケーラビリティ問題』は、2017年末にチャート面で大きな影響を及ぼしたと言われています。
ビットコインの取引量の増加に、ブロックチェーンシステムが追いつけず、送金の遅延や手数料の上昇などの問題点が遂に露呈したのです。
実際、ビットコインは一時150万近くまで価格を下げ、”ビットコイン一強時代の終焉”が囁かれる ばかりか、”ビットコインキャッシュにその座を奪われる”との声も多く上がっていました。
ビットコイン最大のプロトコルアップデートと呼ばれていて、『スケーラビリティ問題』の解消に大きく有効とされています。
Segwitはトランザクション(取引データ)を圧縮して、ブロックに余裕を作り、取引の機能力を向上させる事が可能なのです。
現時点では約60%の取引データの圧縮が可能と言われています。
また、セキュリティの強化がされて、トランザクション展性(外部からトランザクションのIDを書き換える)の解決にも有効なのです。
そしてこのアップデートは、2017年8月に既にビットコインにて実装されているのです。
おそらくこの記事をお読み頂いている読者さんは「Segwitは既に実装されているのに、なぜ多くの送金問題が未だにあるの?」と疑問を抱いているかと思います。
それもそのはずで、このSegwitを十二分に有効活用するには、ビットコインを扱う各機関(取引所・マイナー)にも、Segwitの対応が求められるのです。
国内ではBitbankとBitflyerが導入しているのですが、企業側にも送金コストの低下などでメリットが生まれるので、今後は多くの企業がSegwitを導入して、本格的にビットコイン全体の送金問題の解消に繋がる可能性があります。
また、その追い風に、ビットコインコア0.16が2018年5月に公開される予定でして、こちらはSegwit取引の加速に大いに有効とされています。
実際に、複数の大手ビットコインサービス(コインベースなど)は、Segwitのアップグレードを予定しているのです。
実はSegwitにはもう1つ期待点がありまして、それは”ライトニングネットワーク”の実装が より現実的になる事です。
ライトニングネットワークが実装されると”手数料無し、即時認証可能”となると言われています。
このライトニングネットワークは実用化が目前とされていて、2018年の注目ワードと言っても過言ではないでしょう。
上記の関係により、Segwitの導入はチャートの上昇と密接な関係にあると考えられます。
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