COIN TOKYO

  • 2018/02/21
  • 2018/02/21
  • コイン東京編集部 新崎優太

コインベースとBitfinexがSegWit導入を正式発表

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21日、米国で仮想通貨売買・ウォレット・取引所GDAX運営等を行うコインベース社と、香港の大手仮想通貨取引所Bitfinex社が、セグウィット(SegWit)の実装を発表しました。これによりユーザーは、ビットコインネットワークでの取引をより速く・安い手数料で利用できるようになります。

両社のツイッターではそれぞれ以下のように発言しています。

Bitfinex:
本日Bitfinexはセグウィットアドレスを使用したビットコインの入金および引き出しのサポートを発表することを嬉しく思っています。セグウィットの実装により、Bitfinexユーザーはビットコインの引き出し手数料を削減(約15%)し、ビットコインネットワーク全体のトランザクション処理時間を短縮できます。

コインベース:
開発チームは、コインベースでのセグウィットのテストを終了しました。
数日後に段階的にユーザーへ提供し初め、来週中には全顧客に100%のサービスを
提供を目指しています。

コインベースGMのDan Romero氏は昨年12月、2018年初頭にセグウィットプロトコルを採用する予定を公表していました。

セグウィットは、増加した需要に応えるためスケーラビリティを拡大するビットコインプロトコルの改良版です。これによりネットワークの混雑を減少させ、取引承認時間の短縮と手数料の削減効果が期待されています。

ビットコインユーザーにとって料金は大きな問題となっていますが、2月18日の平均料金は平均0.79ドルに下がっています。12月には、取引量と価格の増加に伴い、手数料は最大34.00ドルに達していました。

セグウィットとは?

セグウィットはスケーリングを容易にするビットコインプロトコルの改善処置です。署名データをトランザクションデータから分離し、ブロックサイズ(容量)を増やします。セグウィットの実装により、コインベースおよびBitfinexユーザーはビットコイン取引を、より低い送金手数料と短いトランザクション処理時間で利用できるようになります。

容量増加に加えてセグウィットは、ネットワーク確認に先立つトランザクションIDの変更による潜在的な危険性のある、トランザクションの展性を効果的に修正できます。また、さらなるビットコイン開発展開の基礎となります。例えば、1秒間に数十億回のトランザクションを処理できるライトニングネットワーク等です。

先を見据えて

今後、ビットコインが成長し続けた場合に起こりうる課題は、変更不可なブロックサイズ制限により、1秒あたりの取引処理量が制限されていることです。

ビットコインコミュニティの中には、ビットコインキャッシュのように単にブロックサイズを増やしたいと考えた人もいます。一方、セグウィットは暗号署名と残りのブロックチェーンデータを分離する手段です。署名はブロックの外で処理され、事実上のブロックサイズの増加と見なされます。

実のところ、セグウィットは最高の解決策ではありません。全トランザクションがセグウィットプロトコルを使えば、ネットワークの容量はおよそ2倍になりますが、それが限界です。さらなる利用拡大によって、より根本的な改良を必要とするでしょう。

コインベースRomero氏は、セグウィット採用について熟考したと述べています:
「エンジニアとしては、顧客の資金を安全に保管することが最優先事項です。我々の次の優先事項は、ピーク時にプラットフォームがパフォーマンスを維持できることです」

コインベースには毎月数百万人のアクティブユーザーがおり、市場の大部分を占めています。両社のセグウィットの採用はそのプラットフォームが他のほとんどの仮想通貨取引所よりも大きいため、仮想通貨業界全体に影響を与えるでしょう。

参考:
https://www.newsbtc.com/2018/02/20/segwit-both-coinbase-and-bitfinex-exchanges-finally-implement-protocol/
https://medium.com/bitfinex/bitfinex-adopts-segwit-8e6c5d72fcf9

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