COIN TOKYO

  • 2018/03/03
  • 2018/03/02
  • コイン東京編集部 新崎優太

【チャート分析】ハードフォーク間近の仮想通貨Monero(モネロ)の価格が上昇!今後も高騰は続くのか

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2018年3月1日から大きく価格を上げている仮想通貨がMonero(XMR)です。Moneroは3月14日にハードフォークを予定しており、MoneroVという仮想通貨が誕生します。今回の価格の上昇と、14日のハードフォークには大きな関係性があります。チャートをみてみましょう。

Monero(XMR)とは?

Moneroの一番の特徴は匿名性の高さだといえます。この匿名性の高さを可能にしている仕組みが「リング署名」と「ステルスアドレス」というものになります。

リング署名とは、送金相手を特定できなくする仕組みです。通常ビットコイン等の仮想通貨は、送金する際に秘密鍵で署名してから送金を行い、第三者は公開鍵を用いることで送金者を特定することができます。リング署名の場合、送金者は予めグループ化されます。ビットコインと同じように秘密鍵で署名して送金を行いますが、グループ化されている場合、第三者はグループの特定ができてもグループ内の誰が署名したかはわからないようになっているのです。

そして匿名性の高さを作り上げているもう一つの仕組みがステルスアドレスです。Moneroでは、送金する際に用いる秘密鍵が「閲覧用」と「送金用」の二つに分かれています。そしてこの二つの鍵から、他の利用者と共有される公開アドレス(パブリックアドレス)が生成されます。更にMoneroでは、送金をする度にパブリックアドレスからワンタイムアドレスと呼ばれる、一度だけ有効なアドレスを生成します。一度使うと別のアドレスが生成されるため、アドレスを調べて、送金情報を知るということができなくなります。Moneroの送金は、このワンタイムアドレスにコインを送るため、第三者に情報が知られなくなるということになります。また、閲覧用の鍵を第三者に送ることで、第三者も取引内容を確認することもできるのです。

この二つの仕組みを使うことで、Moneroは高い匿名性を手に入れることができました。その高い匿名性は、数ある匿名性仮想通貨の中でも上位に入るもので、この数年で価格も数十倍に上げています。

3月1日より大きく価格を上昇させているXMR

XMR/BTCの2時間足チャートをみていきましょう。3月1日の午前中まで伸び悩みをみせていたXMRですが、午後から3月2日にかけて価格を大きく上昇させ、0.027BTCから最大0.029BTCまで高騰しています。現在の価格は移動平均線、一目均衡表の雲、2月21日から引いた下降トレンドの上値抵抗線まで完全に突き抜けています。RSIからみても買われ過ぎ感が否めず、一度反転していますが、相場的にはかなり強気となっているでしょう。上昇する場合、次に意識されるのは2月21日に反転された0.03BTCとなります。

上昇理由は3月17日に控えたハードフォーク

Moneroは3月17日に、ハードフォークを発表しています。新しく誕生する仮想通貨名はMoneroV(XMV)です。そしてXMRの価格上昇最大の理由は、MoneroVが発行開始される際に、XMRは保有している人に対してエアドロップをすると発表がありました。更に付与される比率が1XMRに対して10XMVも付与されるということが話題となっています。現在はこの3月17日に向けてエアドロップ目的の保有者が増えているものと考えられます。

ハードフォークを控えたMoneroの相場は今後どうなる?

チャートをみるとまだまだ強気な相場だということがわかります。更にハードフォーク実施日は3月17日を予定しており、まだ約2週間ある状況です。エアドロップ目的の保有者は今後も増えることが予想でき、価格もそれに伴い上昇する可能性があります。しかし、最近のハードフォークとエアドロップをした仮想通貨にはZclassicという仮想通貨もありました。

チャートはハードフォーク後のZclassicの1時間足チャートです。Zclassicはハードフォークとエアドロップ後、一気に下落を開始しており、その後も価格を上昇する兆しをみせていません。Moneroに関しても、ハードフォーク後に利確組が殺到する可能性も十分にあります。そのため、ハードフォーク後の価格にはシビアに反応する必要があるでしょう。

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