COIN TOKYO

  • 2018/05/02
  • コイン東京編集部

ユニセフがマイニングソフトウェアを活用した募金ウェブサイトを公開

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国際連合児童基金(UNICEF/ユニセフ)オーストラリア支部が、マイニングした仮想通貨を寄付に充てるウェブサイト【The Hope page】を開設しました。寄付したお金は安全な、水や食料、薬など子供たちを救うために使われるそうです。

募金システムの概要

The Hope pageは、Coinhive(コインハイブ)のオプトイン型(加入や参加、承諾などの意思を相手側に明示する事)を採用。ウェブサイトを訪れたユーザー達にモネロのマイニングを行うか否かの選択を与えて、The Hope pageにアクセスしたコンピューターがある計算問題を解くことで、ユニセフが仮想通貨を得ることができるシステムとなっています。

Coinhiveは、サイトの運営者が、閲覧者に仮想通貨を発掘させ、その収益を受け取るサービスで、専用のJavaScriptコードをサイトに埋め込むと、そのサイトを閲覧した人のPCのCPUパワーを使い、仮想通貨【Monero】を採掘。採掘益の7割が、サイト運営者に分配され残りの3割は手数料として運営元・Coinhiveが受け取る仕組みとなります。

The Hope pageでは、訪問者がマイニング処理の有効化・無効化を自分で選択することができ、スライダーを使用して仮想通貨マイニングに協力するための処理能力を選択することもできます。

現在、訪問者がマイニングする通貨は匿名性に特化した【Monero】です。Moneroのマイニングは、ビットコインとは違い特殊な機器を必要としません。ユーザーは、CPUを使用して新たなMoneroを得るための問題を解くことが出来ます。

The Hope pageの参加方法

参加する方法は非常に簡単で、ユーザー登録などは一切不要。サイト中央の「START DONATING」をクリックするだけです。
*広告ブロック拡張機能をオンにしていると動作しないことがあります。

クリックすると「www.thehopepage.orgではあなたのPCの剣さん能力を使用します。」というダイアログが表示されるので「このセッションを許可する」をクリック。

これで、ブラウザ上でこのページを開いている間はずっと仮想通貨のマイニングが行われます。デフォルトのCPUパワーは60%で、最大80%まで上げることが可能。

Coinhiveは以前、訪問者のコンピューター処理能力を勝手に使用し、Moneroのマイニングを行うソフトウェアでマルウェア感染を引き起こし、50000以上のウェブサイトに影響を及ぼしました。

The Hope pageでは、この問題に対しオプトイン型を採用し、マイニングをユーザーが承認しない限り開始されないようにすることで、一定の正当性を保つことが出来るようになります。

Coinhiveは以前より「広告に代わる新たな収益手段となる」という期待がある一方、「ユーザーのCPUを勝手につかうマルウェアだ」と批判する声も多く出ていましたが、ユニセフが人道的目的としてCoinhiveを採用したことは、サービスのさらなる普及へと繋がるのではないでしょうか。

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