COIN TOKYO

¥371,146
BTC -0.50%
¥9,825
ETH -0.49%
¥32.86
XRP -0.67%
¥8,420
BCH -3.91%
  • 2018/05/07
  • コイン東京編集部

【独占インタビュー】韓国で大きな期待を集める”carry”のCEO Grant Sohnさんをお招きしました!GrantさんはSpoqaを韓国最大のB&Mプラットフォームとして成功させた実績をもちます

このエントリーをはてなブックマークに追加
この度は韓国で大きな期待を集めるブロックチェーンプロジェクトの『carry』のCEO Grant Sohnさんをお招きしました。Grantさんは既存事業の『Spoqa』で、ユーザー数1600万人、パートナーストア10,000店以上の、韓国最大のB&Mプラットフォームへと導いた実績を持ちます。

インタビュアー:YABO(コイン東京)

―コイン東京
コイン東京へようこそ!日本の人に向けて、まずは自己紹介をお願いしても良いでしょうか。


―グラントさん
はじめまして。お招き頂きありがとうございます。私はグラントです。シアトル生まれで、両親は韓国人ですので、私は韓国系米国人ということになります。6年前に韓国・ソウルに移住し、友人であるリチャードと『Spoqa』というビジネスを始めました。開始当初のビジネスは、ポイントシステムを活用した顧客管理でした。スタンプカードとしても機能するウォレットを開発しました。レストラン、カフェ、小売店、洋服店など、お気に入りの店でiPadに電話番号を入力するだけで、ウォレットにポイントが貯まります。顧客にとっては、非常にスピーディーなプロセスです。また、店舗にとっては、誰がVIPで、誰が初めてのお客様かといったマーケティングに役立つ情報を得ることができます。

―コイン東京
ありがとうございます。ポイント機能を持つウォレットは、非常に素晴らしい事業ですね。


―グラントさん
これまでの6年間はハードなチャレンジの連続でしたが、今では1600万人のユーザーとホテル、レストラン、ナイキのような洋服店を含む1万社の企業が参加する店舗とお客様の興味深いコミュニティ、ネットワークを構築することができました。そして、このビジネスを更に昇華させられるブロックチェーン技術に大きな興味を持っています。昨年までは、私はビットコインについては知っていましたが、ブロックチェーン技術のことは良く知りませんでした。しかし、投資家の友人が私を招いて「ブロックチェーンって知っているかい?」と聞くのです。私が「よく知らない」と答えると、彼は熱心に説明してくれたり、Youtube動画を見せてくれたりしました。それで私は、「これが未来だ。これが革命だ」と確信しました。ブロックチェーン技術は、私のビジネスをよりスピーディーに、より良いものにしてくれます。もう「テクノロジーの遺産」は必要なくなります。

―コイン東京
ブロックチェーン技術は世界中、もちろん日本でも大きな話題を引き起こしています。シンプルな質問ですが、ブロックチェーン技術はあなたのビジネスにどのようにコネクトしていますか。


―グラントさん
私たちの新しいプロジェクトは、オフラインのデータ管理を行います。お店、消費者を管理する報酬プラットフォームです。最大の利点の一つはトラストレスであることです。従来は中央機関、大企業、銀行が管理し、信用を創り出していました。しかし従来のシステムを維持するには多数の従業員が必要であり、これは巨額のコストがかかります。一方で、ブロックチェーン技術を使えば、マーチャンダイザーと顧客の直接的な関係が生まれます。私たちはお客様にとって新しい経験を創り出したいのです。我々のクリーンシステムでは、非常に興味深い「アクション・ディーラー」を生み出します。従来、大企業は広告を通じて消費者とのコミュニケーションを図ってきましたが、ブロックチェーン技術を使えば、広告にとらわれない、時と場所を選ばないマーチャンダイザーと消費者の対話が生まれるのです。

―コイン東京
消費者にとっても大きな変化となりそうですね。


―グラントさん
消費者にとっても大きな変化になると思います。例えば、フェイスブックの現状は広告だらけで、フェイスブックはユーザーを広告へ誘導しています。従来のシステムでは、マーチャンダイザーと消費者の関係性はバランスに欠けています。ブロックチェーン技術を活用すれば、消費者はパワーを得ることができます。オフライン・ディーラーとの関係性をコントロールすることができますし、プライバシーや収益性を確保することができます。例えば、私は毎週金曜日にオフィスの隣でビールを飲みますが、アルコールやビールのメーカーとダイレクトな取引ができるようになると、メーカーが私に商品を売り込み、私はオファーの中から選ぶことができるようになります。


―コイン東京
非常に興味深いです。少し話はそれますが、あなたはビジネスのどんな所に情熱を注いでいますか。


―グラントさん
友人はみんなEコマースをビジネスにしていますが、私は常にオフラインビジネスに興味を持っています。なぜなら、私のような韓国系アメリカ人にとって、コンビニやドラッグストアなどの実店舗が生活の全てだったのです。買い物だけでなくアルバイトをしていたのも実店舗でしたから。オフラインビジネスにテクノロジーをどのように導入するかに非常に興味があります。現在でも、実店舗の小売市場はEコマースの小売市場の10倍の規模がありますが、実店舗には最新のテクノロジーを利用する機会が乏しく、多くのビジネスチャンスを失っています。私は実店舗に最新のツールを提供したいと思っています。

―コイン東京
なるほど。特に今はスタート時期なので、非常にお忙しそうですね。


―グラントさん
前職では、進行中の仕事を整理してクリアにするためにも、時々休息が必要でした。韓国では、食べ物が美味しくて、いい飲み屋が多く、東京のように人口密度が高いので、多くの人と出会います。これらは私にとっての楽しみになっていますし、人口が多い都市でのビジネスは収益性が高くなります。そして、韓国ではITコミュニティが急速に拡大しています。例えばグルーポンは韓国で急速に成長しています。韓国のITは特別で高いポテンシャルを秘めています。ビジネスパートナーのリチャードは韓国でIT企業を所有しています。

―コイン東京
ありがとうございます。ブロックチェーン技術に話を戻そうと思うのですが、ブロックチェーンのどんな所が具体的に魅力的でしたか。


―グラントさん
最初に衝撃を受けたのは、イーサリアムを私のウォレットから友人のウォレットへ送金した時のスピードでした。手続きはとてもシンプルで迅速です。銀行へ行き、書類で申し込み、パスポートを提示するといった作業が必要ないのです。取引に何の作業も、人も介する必要はなく、私と友人だけで成立するわけです。数秒で送金は完了します。これもトラストレスのメリットの一つです。

―コイン東京
韓国はこの新しい技術にエキサイトしている人が多いようですね。


―グラントさん
正直に言って、今の状況には驚いていません。韓国人は仮想通貨が大好きだからです。韓国人は従来、新しいものや新しい技術に対してオープンで、すぐに適合します。韓国人は仮想通貨や仮想通貨取引を楽しんでいますし情熱的です。私はブロックチェーン技術を教育して、市場をネクストレベルに引き上げる人になりたいのです。

―コイン東京
非常に楽しみです。ちなみにですが、今回の来日の目的はどういった理由でしょうか。


―グラントさん
日本が大好きだからです(笑)コンビニフードは最高ですよ。
日本は私のビジネスにとって重要な市場です。素晴らしい店舗がたくさんありますね。日本のマーチャンダイザーは、顧客にいい経験をさせてくれると思います。私も日本食レストランに行くたびにVIP気分になります(笑)

―コイン東京
ありがとうございます(笑)今後5年間で日本でのブロックチェーン技術も変わっていきそうですね。


―グラントさん
日本政府が仮想通貨を理解し、規制を緩和したことをリスペクトしています。世界中が短絡的に「ブロックチェーンは悪だ」と言ってきた中で、日本政府の仮想通貨とブロックチェーンに対する姿勢は成熟しています。世界中が、日本が仮想通貨についてリーダーシップを取ることに期待しています。

―コイン東京
最後に何かビッグニュースはありますか?


―グラントさん
Carryはこれから本格的にプロジェクトが始まるので、まだ公開できる情報はありませんが、Spoqaの方では大きなニュースがあります。ついに私達の日本での拡大をサポートしてくれる素晴らしいパートナーを見つけました。LINEです。当社のサービスをLINEに統合して、日本の店舗でiPadに電話番号を入力すると、LINEに「ご来店ありがとうございます」というメッセージが届き、ポイントが加算され、クーポンがもらえる仕組みです。年内にサービス開始に向けた共同プロジェクトを立ち上げる予定です。これは本当にビッグニュースで、きっとCarryの信用性にも影響があると思います。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る