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  • 2018/05/21
  • コイン東京編集部

詐欺ICOは総額10億ドル(約1100億円)を調達、テキサス州は英国皇太子の推薦を偽造したICOを停止

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ウォールストリートジャーナルは1,450件のICOの資料を独自に調査した結果、271件で詐欺の可能性を示す根拠を発見したと報じました。ICOは新興企業が資金を調達する有力な方法で、まだ規制が整備されておらず、詐欺的な組織による濫用が危惧されています。

赤旗の271件のICO

ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、1,450件のICOプロジェクトを網羅的な調査したところ、271件でプロジェクトが不正であることを示す赤旗が付けられました。これらの赤旗には、リスクリターンがゼロであったり、有名人の支持、高い利率のリターンなどが保証されていたものを含んでいます。WSJが疑わしいと主張したプロジェクトのうち111件で、盗作された文章、画像共有サイトから拝借したチームメンバーや投資家の画像、ホワイトペーパーをコピペしたものが見つかっています。

一例として、WSJはオンライン決済サービス「Denaro」プロジェクトとその共同設立者Jeremy Boker氏に焦点を当てました。企業情報ページでは、既に800万ドルを超える資金を調達してきた有能なチームについて紹介されています。しかし、Boker氏の写真は盗作で、その有能なチームの他のメンバーも特定できませんでした。さらにBoker氏は実際にはポーランドの銀行家Jenish Mirani氏であることが判明しました。Mirani氏は個人的なウェブサイトに掲載した自分の写真が、ICOに利用されていると聞いてショックを受けていました。

WSJが行った企業情報とオンライン取引記録の調査によれば、赤旗を掲げている271件のICOの調達資金の総額は10億ドルを上回っています。いくつかのプロジェクトは取引委員会(SEC)の調査を任された連邦規制当局によって、停止されていますが、依然として資金を調達しているチームもあります。

テキサス州がチャールズ皇太子の推薦を偽造したICOを停止

テキサス州証券委員会は、チャールズ皇太子やジェニファー・アニストンなど多くのセレブからの推薦文を偽造して、トークンの販売を不正に宣伝してきたワインド・ワイド・コイン(WWC)のICOに停止命令を出しました。

WWCはジェニファー・アニストン、チャールズ皇太子、元フィンランド首相、マティ・ヴァナハン氏の写真を使って投資家を欺いていたとされています。

〇出展:テキサス州証券委員会

ジェニファー・アニストンに似た"ケイト・ジェニファー"の証言は以下の通りです;
「私は木曜日に4 BTCを投資し、金曜日には8 BTCになりました。週末の買い物に十分なお金を獲得できるなんて素晴らしいことです。ありがとうワインド・ワイド・コイン。」

テキサス州証券委員会の執行部長Joe Rotunda氏はこの手口は「非常によく知られている」として共通点を述べました;
「違法な仮想通貨投資プログラムのプロモーターの戦略は知られてきています。彼らの名前や製品は変わっても、よく似た計画を採用しています。写真、メディア、証言などのオンライン情報を操作して、プロジェクトの主張の信憑性を高めて世論を欺きます。」

確かに、有名人がプロジェクトに関連していると偽証することは、詐欺師が自分のスキームを売り込むために使用する共通の戦術です。

3月には俳優のライアン・ゴスリングの顔写真をグラフィックデザイナーに起用したミロスキコイン (MRC)のICOが報じられました。当時既に8500万円相当の資金を調達しており、EU規制局によって調査されています。

ICOは120億ドルを調達

仮想通貨業者が増加して以来、ICOは主流としての地位を得てきました。2017年以降、SECはICOが120億ドルの収益を上げたと推定しています。この種の資金は、多くのICOが証券規制に違反している可能性が懸念されています。

先週規制当局は、詐欺のICOを模したウェブサイトを立ち上げました。高いリターンを誇る約束、偽の有名人の裏書のラインナップ、有能なチームを完備されています。このICOに参加しようとすると、ユーザーにICO詐欺の仕組みや仮想通貨市場での損失を避ける方法を説明する政府ページへと誘導されます。

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