COIN TOKYO

  • 2018/06/04
  • コイン東京編集部

【独占インタビュー】“影響力のある投資家トップ3”にも選出されたEddy Travia さんをお招きしました

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この度は『影響力のある投資家トップ3』にも選出された経歴を持つEddy Traviaさんをお招きしました。Eddy Traviaさんは初期の頃から、仮想通貨やブロックチェーン事業に投資をしており、現在はカンファレンスなども行っています。インタビューでは投資の哲学や、VCとICOの共存についてなど、コアな話をして頂いています。

インタビュアー
コイン東京 YABO


―コイン東京
コイン東京へようこそ!日本の皆さんに向けて、自己紹介をお願いします。


―エディーさん
エディー・トラヴィアです。中国でプライベート・エクイティ投資ファンドを運営していました。2013年に、テック企業や、より大きなリテール企業への投資を始めました。この年に友人がビットコインについて教えてくれました。そして同時に、私の興味をビットコインに引き付ける出来事がありました。一つはキプロスの銀行破綻危機です。この時にビットコインが差し押さえを免れる手段として使われたのが、私が初めて目にしたビットコインの役割でした。私の仮想通貨関連の最初の投資は、IDGによるコインベースへの100万〜200万ドルの小規模な投資でしたが、私の興味はビットコインに向いて行きました。

―コイン東京
そこであなたの情熱は、プライベート・エクイティのような従来の資産からビットコインとブロックチェーンに向かったわけですね。


―エディーさん
ビットコインはインキュベーターとしてスタートアップ企業を支援するのに優れた方法です。ブロックチェーンを使ったRSKのようなプラットフォームを通じて、世界中と迅速にコミュニケーションを取ることが可能です。香港を拠点にしながら、例えば業界のパイオニアであるアルゼンチン・ビットコイン財団とのコミュニケーションも容易です。2013年にビットコイン・カンファレンスをシンガポールで開催しました。

―コイン東京
ブロックチェーン技術への投資の引き金になったものは何ですか?


―エディーさん
私は新しいスタートアップへの投資が好きなのです。2013年から2014年は、中国は様々な危機に瀕しながらも、新しいことへの情熱が溢れていました。IoTとビットコインは活発に発展して行きました。同じような動きは米国でもありました。2つの新しい技術のイベントを、同じオーガナイザーが主催することも多く、これも私には面白く感じました。世界が変わる感覚がありました。ブロックチェーンはお金の新しいフォーマットです。

―コイン東京
拠点はどちらなのでしょうか?


―エディーさん
今はロンドンにオフィスがあり、ロンドンにいることの方が多いです。家族は中国に住んでいますので、ロンドン〜香港を行き来しています。出身国はフランスです。学生時代は米国で過ごし、南米、スペインを経て、中国に移住しました。初めて中国を訪れたのは1999年で上海でした。大変気に入りました。最初はビジネススクールのMBAプログラムで働いていました。学習と仕事でグローバル・ネットワークを作ることができました。

―コイン東京
エディーさんは、ブロックチェーン・アワードを受賞していますね。


―エディーさん
2014年です。光栄なことに、最も影響力のある投資家トップ3にノミネートされました。手がけたプロジェクトは、最初は2013年にシンガポールで開催したビットコイン・カンファレンスです。多くのビジネスオーナーや投資家との関係を構築することができました。2015年にファクトム(Factom)を立ち上げました。ファクトム(Factom)への投資が、Coinsiliumの初めての投資となりました。その後、RSKを立ち上げ、ドイツではSatoshipayも立ち上げました。

―コイン東京
ありがとうございます。エディーさんは現在Coinsilium のCEOですが、良ければチームについて教えてください。


―エディーさん
はい。会長はマルコム・パレです。彼はモバイルVASの専門家であり、かつてはプライベート・エクイティを含む株式投資家でした。個人投資家部門のアダム・ジェイソンは、リテール・マネージャーで当社の新しい活動をサポートしています。昨年投資したCoindashやIndorseは個人投資家向けのサービスです。同時に、GBX、MEDICAL CHAIN、iCON、韓国のGIMILIなどの顧問を務めています。

―コイン東京
ブロックチェーンやテックスタートアップ企業への投資に対するあなたの哲学を教えてください。


―エディーさん
昨年まではテックスタートアップ企業やブロックチェーン企業への投資は一般的ではありませんでしたが、それでも我々は投資を続け、取引所やシステムの整備を進めてきました。法規制の調整にも時間をかけました。この事で今ではポピュラーな業界として確立されつつあると思います。業界を推し進めていくにはチームの力が重要です。例えば、indorse(※)はビットコイン・シンガポールでできたコネクションから生まれたチームが運営するプロジェクトです。私のフィロソフィーの柱はチーム、テクノロジー、ビジョンで、昨年これらが市場で融合しました。我々はこの機会に対してオープンで、開発に積極的でなければならないと思います。

(※)Indorseの独占インタビューも近日公開予定です。

―コイン東京
チームとして働くことが基本なのですね。


―エディーさん
はい、これはIT業界への投資としては一般的な考え方です。変動が激しい業界ですので、1年後、3年後、5年後を読むのは簡単ではありませんが、ブロックチェーンは実質経済に融合し、マクロ経済を支えることになると思います。マクロ経済にインターネットが登場し、IoTが登場し、AIが登場しました。チームがこれらを活用して新しいエコシステム、新しい経済を形成しています。私は新しいものを形成し、新しいことを巻き起こすことが好きなのです。

―コイン東京
従来のVCとICOの違いは何だと思いますか?


―エディーさん
私も従来のVCを行ってきましたが、投資家にとってICOはチャレンジです。ICOの価値とエクイティの価値は全く違うものです。価値が確立していないICOは現状ではチャレンジですね。

―コイン東京
セキュリティ・トークンとユーティリティ・トークンの違いはいかがでしょうか?


―エディーさん
プロトコル、ブロックチェーン、エコシステム上で作ることができるユーティリティ・トークンが主流でしたが、昨年からセキュリティ・トークンが増えてきましたね。ユーティリティ・トークンはその価値を誰もが定義できるリスクがあり、将来的には価値が保証されたセキュリティ・トークンが大半になっていくでしょう。

―コイン東京
市場のどこに注意を払っていますか?


―エディーさん
市場は成長し、変化を続けており、P2Pラーニング、AIなどが導入され、様々な業界と結びついています。例えば、Trusted HealthやMedical Chainは医療やバイオと結びついています。ポイントを絞るのは難しいですが、エキサイティングな事が同時にたくさん起きています。

―コイン東京
最後に日本のオーディエンスへのアナウンスと、日本市場についての見解をお聞かせください。


―エディーさん
日本でのカンファレンスに参加するのは、昨年10月、12月と合わせて今回で3回目になります。RSKとBUNDLEの紹介をしました。ご参加いただいた日本のオーディエンスに感謝します。日本はビットコインに対して政府が肯定的で他国と比べて良い環境です。この国では政治力によってビットコインの歩みを止める必要がないからです。非常に期待しています。

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