COIN TOKYO

  • 2018/06/06
  • コイン東京編集部

バイナンスCEOのCZ氏が仮想通貨クオークチェーン(QKC:QuarkChain)へのイナゴ行為を警告

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バイナンスCEOのCZ氏は、先日同取引所に上場したクオークチェーン(QKC:QuarkChain)のトークン配布状況についてツイートしました。分析画像と共に、CZ氏はQKCの価格が高騰しやすい現状について投資家に注意を呼びかけしました。クオークチェーンはICO公開セール終了翌日にバイナンスの上場が発表され、一時価格がICO時の17倍に急騰していました。

クオークチェーン(QKC/QuarkChain)」は6月3日に終了したばかりの、大人気のICOトークンです。約22億円の上限設定を即日完売、翌4日、バイナンスは「クオークチェーン(QKC:QuarkChain)」の上場を発表しました。この時点でQKCはICO時の価格に対して約17倍に高騰、その後バイナンスはQKCの預金不足のために取引開始を延期し、最終的に5日に取引市場が開設されました。

市場の9割のQKCトークンがバイナンスに

バイナンスCEOのCZ氏は5日、自身のツイッターでQKCについて以下のようにコメントしています;



「コミュニティメンバーによって作成されたQKCトークンの配布状況はご覧のとおりです。ここからわかることは1.人々のパワフルさ。2.ブロックチェインの透明性によって人々のパワフルさが明確であること。3.使用可能な循環供給量の大部分はバイナンスにある。4.高いボラティリティが予想される、つまり価格は上下動しやすい。」
バイナンスCEOのCZ氏は、ツイートに分析を説明した画像を添付しました;

〇出展:CZ氏ツイート

QKCの9.5割はロックアップ(封印)されている

クオークチェーンの発行枚数は100億枚です。上記画像では96億枚がチームに所属しており、スキャム(詐欺)と指摘されかねません。QuarkChainチームはCZ氏のツイートに返答して、以下のように説明しました:
「QKCの40%(60億枚)はマイニングに使用され、すでにスマートコントラクトによってロックされています。残りの分配は、15%(15億枚)がチーム、15%(15億枚)が財団、5%(5億枚)がアドバイザーであり、スマートコントラストを使用して2年間ロックされます(35億枚)。」

もともとクオークチェーンのICOクラウドセールは、厳選された5000人の投資家にのみ参加が許されていました。icodrops.によると、ICO時点のQKCの個人の購入上限は0.59ETH(約45000円)、単価は約2円に設定されています。上記数字に基づく単純な計算でも一般投資家に配布されていたQKCの数量は1.1億枚です。ICOの調達上限設定は約22億円なのでプレセールなどで同量の販売があったと推測されます。

また、バイナンスの上場発表はICO終了の翌日の事です。事前にQKCが上場していた取引所の数はIDEXやBilaxyなどごく一部で、5日時点で循環供給量の9割以上がバイナンスに集中するのは必然かもしれません。

QKC上場に関わるひと悶着

バイナンスがQKCの上場を発表した時点で、トークンはコインマーケットキャップに掲載されていませんでした。そのためクリプトピアなど3カ所の小規模の取引所に上場している仮想通貨クオーク「クオークQRC:Quark)」の取引量が100倍増加し、価格が最大53%急騰しました。これは単に一部の仮想通貨トレーダーがQRCをQKCコインと間違えたからですが、CEOのCZ氏は、ICOトークンに対する群集心理の強力さとトークンの分布状況が価格に与える影響力の大きさを警告しています。

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