COIN TOKYO

  • 2018/06/07
  • コイン東京編集部

仮想通貨取引所にトークンを上場させるにはどれくらいの費用がかかるのか、英国の金融リサーチ会社がレポートを公開

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ICOは、新しいトークンの資金調達のためにごく一般的な手段となっています。しかし、プラットフォーム上(取引市場)にICOトークンを上場させる際には高額な資金が必要となります。

英国ロンドンに本社がある金融専門リサーチ会社のAutonomous Researchの記事によると、仮想通貨取引市場にICOトークンを上場させる際には、プロモーター側に100万〜300万ドルのコストがかかるといいます。その幅広い金額の差は、通貨の評判と流動性への迅速なアクセスに依拠しています。その見積りの折に比較的低い金額のトークンは「その金額で合理的だと判断されたトークン」であり、高額な場合はすぐ法定通貨と交換でき、流動性があり迅速にアクセスできるという保証を意味しています。後者のタイプの取引所の例にはCoinbaseがあります。取引所には序列があり、法定通貨と簡単に仮想通貨を交換できる取引所が最も高い資金を要求するといいます。

上記の数字は、リップルが米国の仮想通貨取引所Geminiに通貨であるXRPを100万ドルで上場させようとしたという報告の後に出ているものであり、その報告によるとリップルは、2017年秋に、Coinbaseに1億ドル相当のXRPを貸し出して上場する見込みを掲げていました。

上場費用とは別に、ICO上場プロセスには他多くの費用がかかります。例えば、IPOに関わる投資銀行家と似たような立場に値する“アドバイザー”に関連する費用があります。アドバイザーによる活動は、大口投資家との関係を確立することから、トークンの宣伝をすること、そしてICOのプロセスを構築することまで、多岐にわたります。通常彼らはICOにかかる総額の5%を請求します。ソーシャルメディアのインフルエンサーやマーケティングの人々にトークンを報奨するバウンティプログラムは、プログラムに関連する別のコストとなります。

しかしそれらには、非流動性プレミアム、ブロック変換プレミアム、および規制プレミアムという3つのプレミアムがあり、取引所に上場する際に付帯しているものがあります。最初のプレミアムは、仮想通貨取引をする銀行が存在しないことに関連しており、2つめのプレミアムは、仮想通貨という大きなブロックを法定通貨に変換できる銀行や金融機関を見つけるのが難しいことをいいます。 3番目のプレミアムは、政府の規制のために仮想通貨取引に内在している不確実性のことを指しています。

これらのプレミアムはコストを膨らませ、トークンに投資するに際に著しいリスクをもたらしました。Autonomous Researchによる記事によると、この動きは、資金調達ルートの「分岐」をもたらしましたといいます。1つにはWild Westルートというものがあり、上場するときにマーケターと仮想通貨取引所への支払いが組み込まれています。そしてもう1つには契約に従い、公的な市場に関わることなく個人投資家達を通じて資金を調達するという調達手段があります。

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