COIN TOKYO

  • 2018/06/07
  • コイン東京編集部

リップルのCTOがリップルインターレジャーを活用したスマートコントラクトツール「Codius」を発表

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スマートコントラクトは、スポーツ賭博から保険金の支払い、著作権に関する侵害訴訟にいたるまで、あらゆる種類の取引を自動化することを約束している新しい技術です。ただそれには一つの問題点があり、それは何かというと、ほとんどの人がその技術を使いこなせていないということです。

2014年以来、スマートコントラクトは理論上ではほとんど知られた存在でした。特にブロックチェーン・プラットフォームであるイーサリアムには多くの実例がありますが、それらの技術的な複雑さのあまりに、主流から外れてしまっているもようです。

リップルのCTOであるステファン・トーマス氏は、それを変革したいと考えています。今週水曜日、トーマス氏が新しく設立した会社であるCoilは、スマートコントラクトを低コストで実装でき、展開できる製品を発表しました。この製品はCodiusと呼ばれ、トーマス氏はその製品をブロックチェーンのためのオペレーティング・システムであると述べています。

「[Codius]は、セキュリティで保護されたプラットフォームを構築したり、また管理するためのオープンソースのホスティングプラットフォームです」とトーマス氏はFortuneに語りました。
Fortuneとのインタビューで、トーマス氏は現在のスマートコントラクトは、開発者に新しく難解なプログラミング言語を学ばせる必要があるため、現実的ではないと主張しています。同氏はまた、最も広く普及しているスマートコントラクトのプラットフォームであるイーサリアムが、現在、そのスケールに対して運用装備が不十分であり、1つのコントラクトを行うにつきユーザーに1ドル以上の費用がかかっていると指摘しました。

トーマス氏は、既存のスマートコントラクトのアーキテクチャには、マップや天気予報などの外部データソースを簡単に統合する方法がないと付け加えました。このために、実用的なアプリケーションを構築することが難しくなるといいます。しかしCodiusでは、開発者はJavaやC +のような共有できる一般的なプログラミング言語を使うことによってあらゆる種類のデータを活用できると言います。

「このオープンソースプラットフォームにより、スマートコントラクトを一般的なプログラミング言語で書くことができ、イーサリアムに比べて桁違いの運用コストを削減することができます。また参入障壁を減らし、ブロックチェーンを使用して構築された分散型のメインストリームアプリケーションの可能性を広げることができます。」と同氏のブログ記事には説明されています。

実際の目的は何かというと、モバイルアプリと同じように天気情報やヤフーファイナンスなど第三者の情報源にアクセスするスマートコントラクトを作成することが可能になることを意味しています。トーマス氏によると、ユーザーはCoinbaseの“Toshi”のような専門ソフトウェアではなく、スマートコントラクトにアクセス
するために通常のWebブラウザを使用できるようになるといいます。

リップルで同氏はインターレジャーを主だって作成した内の1人であり、それは異なる銀行間のプロトコルを繋げるツールでした。2014年には、同氏はスマートコントラクトについて、早い段階でホワイトペーパーを出稿しています。

Codiusがローンチされた際には、ルクセンブルクの大規模なIT企業であるTelindusと、オランダに拠点を置くオープンソース・ソフトウェアツール開発会社であるWietse Windという2社が既に使用を開始しています。

トーマス氏の新しいベンチャーはリップルから正式に分離されているとはいえ、リップルのアーキテクチャに依拠しています。特に、Codiusは支払い機能としてリップルのインターレジャーを活用しており、これは新しいスマートコントラクト・プラットフォームが軌道に乗った際にはリップルに更なる弾みをつける可能性があります。

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