Olyseumはブロックチャーンを搭載したアプリの正式な立ち上げを今年後半に計画しており、まずはFIFAワールドカップ期間中に、ファンによるネットワークテストを開始します。
Olyseumはプジョルとイニエスタ、そしてイバン・デ・ラ・ペーニャを含む3選手の、ファンとより有意義な関係性を形成したい、という共通の願いのもと誕生しました。2016年にスペインで開設後、これまで6カ国のアップストアで多くダウンロードされたスポーツアプリです。
プジョルとイニエスタ選手は共に、2010年FIFAワールドカップとUEFAユーロ2008で優勝したスペイン代表チームのメンバーでした。
元スペイン代表のキャプテン、カール・プジョール氏は以下のように説明しています:
「サッカー人生を通して、世界中の何百万というファンの暖かい支持を頂きました。私達はファンの参加の可能性をもっと広げたいと考えて、同じ感情を共有できるユーザーと交流できる、スポーツ愛好家のための共同空間を作りました。」
Olyseumの技術開発や総合的なチーム管理は共同創設者でCEOのCarlos Grenoir氏が担います。Grenoir氏は情報セキュリティと神経科学の修士号を取得し、現在はコンピュータサイエンスと電気通信で博士号に取り組んでいます。人工知能と神経科学に長年焦点を当て、現在、Olyseumを世界最高のスポーツネットワークに成長させようと努めています。Grenoir氏は Olyseumについて以下のように語っています:
「ファンとの関係が制限されていると3選手が私の元に相談に来たとき、私は解決策を設けるために自分の知識とスキルを提供したいと感じました。これまでずっと、スター選手とファンの間は隔離されて、関わり方が制限されていました。Olyseumはそのギャップを埋めて、個人にチャンスと権限を与えるソーシャルネットワークです。最も重要なのはファンの参加にリワード(報酬)を提供できることです。」
Olyseumはスマートコントラクトを利用して、コミュニティに貢献するファンのためのインセンティブプログラムを導入する予定です。彼らの貢献は、独占商品、VIPチケット、およびイベント参加等の形で報酬を受けます。
6月14日からロシアで開催されるワールドカップ期間中、Olyseumのテスト利用が開始されます。Grenoir氏は、以下のように述べています;
「ワールドカップは世界中の熱心なファンを集め、皆がサッカーという国際的な言語で会話します。今後数週間のネットワークテストを楽しみにしています。ブロックチェーン技術によって支えられたOlyseumプラットフォームは、本質的に参加とコラボレーションの価値を提供します。我々は、ファンが情熱の共有に価値を感じてくれると確信しています。私たちは、ファンと選手をより緊密に結びつけることを光栄に思っています。」
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