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  • 2018/06/18
  • コイン東京編集部

イーサリアムのアップデートでは『キャスパー』と『シャーディング』を組み合わせる?POSに必要な所有枚数が1500 ETHから32 ETHに低減

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仮想通貨イーサリアム(ETH)はキャスパーとシャーディングのアップグレードを組み合わせて、一度のハードフォークで行う可能性が浮上しています。新たなアイデアは、キャスパー(POSへの変更)をスマートコントラクトではなく、サイドチェーン(この場合は“シャード”)上で稼働するものです。ブテリン氏はステークに必要な保有量が1500 ETHから32 ETHになり、より分散化される利点があると述べています。

次のフォークにキャスパーは含めない

15日のオープンソース開発者の会議で、開発チームはキャスパーとシャーディングの2つアップデートについて話し合いました。

イーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、シャーディングとキャスパーを別々にリリースするのではなく、両方のアップグレードを同時に実行する方法を説明しました。アイデアとしてはキャスパーをスマートコントラストではなく、サイドチェーン(シャード)上にリリースする方法です。

「これはロードマップの中間点での大幅な改訂ですがプロダクトの完成像に変化はありません。」とブテリン氏は述べています。

キャスパーは、イーサリアムが現在の取引承認アルゴリズムであるプルーフオブワーク(POW)よりもエネルギー効率が高く、平準化されるプルーフオブステーク(POS)を導入するアップグレードです。シャーディングは、システムを膨大な数のトランザクションにスケーリングする重要な技術です。

ブテリン氏は、より効率的なプロトコルバージョンを導入するためにこれらの技術を組み合わせると強調しました。「この設計は理論上の最大値まで拡大することができます。」と述べています。

これまで開発してきたキャスパー(Casper FFG)は、EIP 1011というスマートコントラクトの形でテストされてきました。しかし、会議の結果この開発は停止する可能性があります。

イーサリアムの開発者達は、おそらく5カ月後に実行される次のハードフォーク「コンスタンティノープル」には、キャスパーを含めない方向で議論を進めています。主な開発者の一人であるニック・ジョンソン氏は、ハード・フォークがキャスパーとは無関係な部分で、システムの性能向上に焦点を当てている事を明らかにしました。

変更による主な利点

ブテリン氏によると、キャスパーとシャーディングを組み合わせることにはいくつかの利点があります。「システムの開発は、最終段階のシャーディングシステムに向けてよりダイレクトに進むことになります。」とブテリン氏は述べました。

さらに、キャスパーの当初のバージョンをシャードに載せることで、ネットワークのステーキングに参加するために必要なETH保有量は、ブテリン氏の見積もりによると 1,500 ETHから32 ETHに大幅に低減されます。より多く持つ者への集権化は緩和されます。

ブテリン氏は以下のように述べています;
「(ステーキングに必要な)数量の減少により、個人投資家にとってステーキングへの関与がはるかに現実的になります。」

さらにブテリン氏は、「新しいモデルはイーサリアムブロックチェーン自体を阻害することなく、キャスパーの稼働を可能にします。キャスパーの構成要素はメインチェーンから離れるため、開発時に何らかの方法で侵害されにくい。独自のチェーンとして開発されるため、独自のルールを持つことができます。2つのシステムの間に、はるかに明確な壁ができます。」

シャーディングの開発者ジャスティン・ドレイク氏はブテリン氏の主張に同意しました;
「性能特性を根本的に変える新しい機能を解放することができます。」

ドレイク氏は、新しいシステムにはセキュリティ上の利点があるとも述べています。新たな仕組みではキャスパーとシャーディングのノード間に「敵意」が生まれるため、両方のシステムのセキュリティが向上します。「シャーディングバリデータでなければ、キャスパーバリデーターになることはできない。」とドレイク氏は述べました。

イーサリアムの開発者はスケーリングを達成するための新しい方法に興奮しているように見えます。一般投資家にとってはその実現までより長く待つ事になりそうです。これについての決定と詳細が待ち望まれます。イーサリアムが早めに拡張されると、多くのERC20トークンの使用例で大衆の利用やトランザクション数の増加に対応できることになります。

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