COIN TOKYO

¥753,460
BTC -0.13%
¥27,528
ETH +0.38%
¥64.43
XRP +0.56%
¥55,136
BCH +0.62%
  • 2018/06/21
  • コイン東京編集部

イーサリアムクラシックは真のイーサリアム?今把握しておきたい仮想通貨ETCの全て

このエントリーをはてなブックマークに追加
仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)について、米国の主要な仮想通貨取引所コインベースは6月12日、上場に向けたサポートを発表しました。直後の急騰を経て一旦は1400円台へ落ち着いたものの、現在の1895円までETCの価格は順調に上昇しています。今改めてこのコインのロードマップについて見直したいと思います。

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)誕生から現在まで

ETCの誕生経緯についてはご存知の方も多いと思います。ETCはイーサリアム上に構築されたDAOというICOプロジェクトがハックされ、360万ETH(約50億円相当)が盗難された後、2016年7月に誕生しました。当時、このハッキングに対応してイーサリアム開発チームの一部は、DAOトークン所有者へ損失分を払い戻すために1,920,000ブロックでハードフォークを実施することに決めました。しかし、イーサリアムのコミュニティの他のメンバーはこの決定に同意せず、オリジナルのブロックチェーンがイーサリアム・クラシックとして維持されました。

ハードフォークの後にETCとETHのブロックチェーンは分割されましたが、同様の機能が提供されました。どちらのブロックチェーンも、同質のブロックの平均生成時間、サイズ、報酬などの仕様を備えている上に、スマートコントラクトとDApp(分散アプリケーション)の作成と展開を可能にします。

ETCは第三者機関の干渉なしにスマートコントラクトを展開する手段として作られました。ハードフォークが行われて以来、イーサリアムコミュニティは2つの派閥に分かれていますが、双方はDAOの規約と条件を持ち合って、最終的な目的にかかわらずブロックチェーンは変更不可能で決して変更すべきではないと見解を示す動きも知られています。

フォークを支持してきた人々の中には、このような姿勢はあまりにも劇的であり、ネットワーク参加者は社会的コンセンサス(プロトコルの使用)を経てから、そのような重要な問題について結論的な意見を述べるべきだと反対している人もいます。

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)が提供するもの

ETCは、ダウンタイム、検閲、詐欺、そして第三者の干渉といった問題を発生させずに、スマートコントラクトを設計通りに実行する分散プラットフォームとして機能します。イーサリアム(ETH)と同様に、2016年以降複数のフォークを経てセキュリティと機能性に関連するさまざまなアップデートに対応してきました。

イーサリアム・クラシックの中心的な機能は以下のとおりです;
・トランザクションの最終性:ETCは、「Code is Law(コードこそ法)」と掲げる原則のもと統治されています。ETCブロックチェーン上で発生するトランザクションは不変であり、消去または改ざんできないという考えに準拠しています。したがって、ネットワーク内の金融取引を円滑にするスマートコントラクトの中立性が確保され、すべての取引は参加組織によって事前に合意された所定の条件下で実行されます。
・非中央集権型の統治構造:権力の集中化は不透明さを許すだけでなく、腐敗の原因となる可能性があります。イーサリアム・クラシックは統制された中央組織によって確立された管理を放棄して、能力主義と相互評判の原則に基づいた階層構造を重んじます。

ETCの開発者は、マイナーがブロックを承認するためにコンピューティングパワーを提供するブロックチェーンのプルーフオブワーク(POW)を支持しています。ETCチームはPOWが実証された唯一の分散型の手段であると考えており、非中央集権を真っ当するため、そしてASICをよりよく統合するために、マイニング・ハードウェアメーカーと協力していく意向を示しています(ECIP1043 Fixed DAG)。これは今後、シャーディングをサイドチェーン上に、POS(ステーキング)システムを構築するキャスパーを行う予定のイーサリアムの開発方針とは対照的です。

ETCブロックチェーンの開発には、現在進行中のプロジェクトが数多くあります;
・サイドチェーン:ETCのスケーラビリティを高めるシャーディングシステム。
・Mantis:関数型プログラミングをサポートし、不変性を好むプログラミング言語Scalaを使用した、完全にゼロから構築されたノードクライアント。
・SputnikVM:ETCを使用したマシン対マシン通信の改善。ETCのインターフェイスに多くの、特に低消費電力デバイスが追加されます。
・Emerald Platform:ETC上で動作するアプリケーションを構築するためのツールキット。UIコンポーネントと他のSDKが含まれます。

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)のトークンファイナンス

仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)は現在、イーサリアム(ETH)の時価総額510億ドルと比較すると比較的小さい約15億ドルの時価総額を有しています。ETCの循環供給枚数は102,455,082 ETCで、ほとんどの主要な仮想通貨取引所に上場しています。現在、ビットコインキャッシュのトランザクション数の2倍取引されており、ライトコインと拮抗しています。

一定の人々は「ダブル・ブロックチェーン」の存在が投資家や一般ユーザーの混乱を招くと問題視していますが、多くの人はETCが「イーサリアム」の本来のビジョンに近い“非中央集権とデータの不変性の原則”を貫いていると支持しています。米国大手の仮想通貨取引所コインベースにETCが追加されることで、プロジェクトの意識が高まり、流動性と利用がさらに向上するでしょう。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る