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  • 2018/06/25
  • コイン東京編集部

UBS銀行のCEO「ブロックチェーンは我々にとって必須です」

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スイスの投資銀行大手UBSのCEOセルジオ・エモッティ氏は、ブロックチェーンが昨今の銀行業界が直面している苦境に対する解決策になるかもしれないと語りました。

UBSチーフがブロックチェーンについて話す

6月19日にファインダー誌のインタビューでブロックチェーン技術について質問されたエモッティ氏は肯定的に答えました;
「ブロックチェーンは我々にとって必須です。より効率的にするためのリソースの解放がこの技術によってもたらされます。ブロックチェ―ンはコスト削減の重要な手段です。」

「価格は重要な要素です。」とエモッティ氏は説明しました。コストのかかる規制上のハードルと新興企業との競争によって金融業界がますます圧迫されており、その総利益率は脅威にさらされています。

しかし、値上げは効果的な対応策ではなく、自社製品を劣勢に追い込むことになります。真の解決策は、他の場所で効率を上げる事だとして以下のように述べています;
「われわれの業界は、総利益の点で圧迫され続けています。当社が影響力を保つ唯一の方法として...価格の適正化が必要になります。」

エモッティ氏は、ブロックチェーンによって提供される効率性と市場の優位性を確保することで、UBS銀行が競合他社をリードできると考えています。

ブロックチェーンと銀行

エモッティ氏は、分散型台帳技術が今後10年で銀行業界を徐々に変換していくと考えています。国際送金は、銀行業界においてブロックチェーンが最も適切なアプリケーションの1つになる可能性があります。分散台帳の助けを借りて、銀行は国境を越えた取引をこれまで以上に迅速に処理できます。

UBS銀行が先行する貿易金融セクターはこの技術を採用することで恩恵を受ける分野の一つです。決済時間を短縮するだけでなく、関係当事者間の透明性も向上されます。現在の金融システムには多くの書類が必要であり、文書化や追跡が難しいため、これは重要な留意点です。

2017年2月、UBSはブロックチェーン技術の利点を貿易金融ビジネスにもたらす共同イニシアチブ「バタビア(Batavia)」を発表しました。バタビアプラットフォームは、IBMや他の銀行と共同で開発されています。今年4月、両社はプラットフォームの最初の実取引の完了を発表しました。ドイツからスペインへの自動車販売に関する契約から支払いまで一連の取引を、スマートコントラクトを使って実行しました。

世界中の多くの金融機関がこれらの利点を認識しています。ブロックチェーン技術は、安価で即時の国際送金トランザクションを提供するために多くの試験が開始されています。

マネーグラム社は今年1月、国際送金のフィンテックベンチャー企業リップル社と提携して、同社のxViaシステムを通じてXRPトークンを国際送金に使用する試験運用を開始しました。

対照的にウエスタンユニオン社は、今年2月にリップル社の決済システムをテスト利用している事を認めたものの、6月には「業務に追加する計画は当面ない」と、慎重な姿勢を見せています。

これらの多様なアプローチは、様々な業界や企業で抱える課題が非常に異なることを示唆しています。UBSを含む金融機関は、送金部門の現在の闘いを鋭く見てブロックチェーンの採用がどのように影響するかを見極めているようです。

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