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  • 2018/07/04
  • コイン東京編集部

2018年は毎月100件ものICOが公開され、総計で137億ドル(約1兆5000億円)を調達

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KPMG、Deloitte、EYと共に4大会計事務所の1つであるPwCは、2018年前半期の5ヶ月間に公開された537件のICOが、合計で137億ドルを調達したと報告しました。

137億ドルの資金はどこから来て、どこへ向かったのか

この報告書はPwCストラテテジー、ブロックチェーンEMEAの責任者であるDaniel Diemers氏が、スイスに拠点を置き仮想通貨プラットフォームを運営するCrypto Valleyと提携し、ニューヨーク、香港、スイスのチューリッヒに拠点を置く4人の研究者とも協力して、仮想通貨市場が70%もの下落により調整局面に入ったのを尻目に、ICO活動は2018年には事実上増加していることを公表したものです。

「ICO:その戦略的な視点から」と題されたPwCの報告書には以下のように述べられています。
"2018年はICOの継続的な成長と人気により、前半期の5ヶ月間には537件以上のICOが公開され、ICO市場では総額で計137億ドルが調達されました。この四半期のグローバルなICOにおける活動報告は、継続的な拡大と実質的な変化を経て、業界の変化と発展を追随し続けていくことでしょう。」

2018年の第1四半期および第2四半期の537種類のトークンセールにより受け取られた資金の大部分は、これらのトークンに投資するため、ビットコインとイーサリアムを大量保有していた投資家からの資金の可能性が高いため、 投資家達はビットコインとイーサリアムを各トークンのプロジェクト運営者に送ることが求められています。

多くのアナリストや投資家の主張とは対照的に、トークンセールは、資金循環という面で市場において無限のサイクルを実証することができます。 ICOが最終的に大量のビットコインとイーサリアムを市場に放出するのは事実ですが、これらの資金はビットコインとイーサリアムを使い他のICOに資金をあてがう投資家によって再度買い戻されます。
2月、メディア媒体のフォーチュン誌は、2017年に公開されたICOの半分が既に失敗し、事業ともども撤収したと報告し、グローバルな仮想通貨市場から消えたと述べています。 2017を通したICO公開全体の内46%が失敗しており、コミュニティサポートや資本不足により消え去るプロジェクトも考慮された場合、失敗率は59%まで急上昇したことを報告しています。

ICO市場の状況は改善している

ブロックチェーンプロジェクトと仮想通貨市場の状況をPwCにて広範囲に評価し研究し続けているDiemers氏は、2017年にブロックチェーンブームが高まりを見せた後、ICO分野は進化し、成熟局面に入ったと述べました。また同氏は、ICOの法的側面と投資家向け広報活動のという2つの側面が、今後数カ月間で改善されるにつれ、ICOの失敗率が低下し、適切なパートナーや投資家の支援により成功する可能性が増すと強調しました。
2017年、ICOの積極的な普及活動の結果、今年度ではビジネスと法律実務、投資家向け広報活動や資金調達に重点を置いたICO分野の成熟と確立が見られています。
ベンチャーキャピタルとICOファイナンスを組み合わせたハイブリッドモデルでは、企業の健全性が検証される一方でクラウドサポートを受けることにより市場潜在力が現実味を帯びてきます、とDiemers氏は述べています。


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