We’re delighted to announce the new partner of @LoyalCoin — @grabph #Loyalcoin #Grab $LYL pic.twitter.com/AUy92383FT
— NEM (@NEMofficial) 2018年7月6日
仮想通貨ロイヤルコイン(LYL:LoyalCoin)を発行するAppsolutely社は、2017年11月にNEM財団と提携して「NEMブロックチェーンセンター・フィリピン」を設立しました。東南アジアのブロックチェーンテクノロジーの強力な基盤を構築するために取り組んでいます。
LYLコインは、顧客ロイヤルティポイントを管理する仮想通貨で、今年2月にICO公開セールによる資金調達を終了して発行されました。様々な報酬プログラムがNEMブロックチェーン上で管理されます。
今月、ロイヤルコイン(LYL)はフィリピン版「ウーバー(Uber)」と呼ばれる配車アプリ「グラブ・フィリピン(Grab Philippines)」とパートナーシップを締結しました。仮想通貨ロイヤルコイン(LYL)を使ってフィリピンでタクシーを利用できるようになります。グラブ・フィリピンは国内9都市で利用できます。NEM財団にとっても、フィリピン市場参入の1つのステップとなりそうです。
シンガポールを拠点とするGrab社は配車サービスを8か国で提供しています。モバイルアプリは今日までに1億ダウンロードされ、登録ドライバー数660万人を有しています。同社は2020年にまでにこの数を1億人に拡大する見込みです。最近は、食品配送サービスを開始して顧客サポートを強化しました。
ニューエコノミームーブメントを意味するネム(NEM)は、独自のコンセンサス「プルーフオブインポータンス(POI)」を採用するブロックチェーンです。これはユーザーが自分のウォレット内の仮想通貨ネム(XEM)の保有数と取引の頻度に応じて算出される重要度スコアに従って、その仮想通貨(XEM)をハーベスト(収穫)できることを意味します。重要度スコアを取得するには、アカウントに少なくとも10,000 XEM(約200万円相当)を保持する必要があります。
NEMは2015年3月に開設されました。コインマーケットキャップによると、現在価格は19円、時価総額は1771億円で市場16位にランクします。
フィリピンは仮想通貨が比較的普及していると言われています。先月、フィリピンの中央銀行(BSP)は、2018年の第1四半期に月平均3,674万ドル(40億円)が仮想通貨からフィリピンペソに交換されたと報告しました。ロイター通信によれば、2016年には数百万ドルものビットコイン取引が発生したという。
7月初旬、フィリピン北部の政府系経済特区は、仮想通貨交換業者25社に操業ライセンスを発行する計画を明らかにしました。金融サービス技術の拠点を構築するために仮想通貨の新興企業を誘致すると発表しています。
今週、フィリピンの中央銀行(BSP)は新たに2つの仮想通貨取引所を承認したと報じられました。同国において合計5カ所の仮想通貨取引所がライセンスを得ています。
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