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  • 2018/07/18
  • コイン東京編集部

仮想通貨のエアドロップ(AirDrop)とは?やり方・受け取り方を徹底解説

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ここでは仮想通貨のエアドロップ(AirDrop)について、参加方法から受け取り方までゼロから解説します。エアドロップとは、仮想通貨(トークン)が無料で配布、貰えるキャンペーンで、ICOに関わるものや、ホルダーとのコミュニティ作り、ファンの拡大など様々な目的で活況となっています。

1. エアドロップ(AirDrop)とは?

エアドロップとは、「仮想通貨の初期の投資家や支援者に対して、仮想通貨開発者が無料でトークンを配布する」ことを指します。
その主な目的は、仮想通貨の知名度を向上させ、また仮想通貨の保有者を増やしてトークンをより流通させる事です。
現在仮想通貨は1000種類以上存在し、乱立状態にあります。
現在のこの仮想通貨界隈の中、新しく発行されたコインは当然知名度が低く、コインの保有者も少ないため流動性も低く留まっています。

そこでトークンの無料配布を行い話題性を提供する事で存在を知ってもらい、保有者を集め、経済圏の拡大を図るためにエアドロップが行われるのです。

現在、ICO(Initial Coin Offering)という新規未上場通貨を上場させるために必要な資金を上場前に売り出すことで調達するという方法が存在しています。
これには通貨発行者の定めたレートに合わせたトークン・通貨を配布する事で保有者を広げ、その通貨経済圏を広げたりノード参加者を増やす効果があります。
現在のメジャーな仮想通貨もこのICOを行って資金調達し、上場してきました。
おそらく仮想通貨に触れたことがあるなら一度は聞いたことがあるかもしれません。
ICOの一環としてのファンやコミュニティ拡大のためのトークンのエアドロップもまた多く行われ活況となっています。

また、ICOは監査が無く誰でも資金調達を行う事が出来るため、時には詐欺の温床にもなることもあり得ます(いわゆるscamコインと呼ばれるものです)。ゆえに日本もそうですが、各国ともに規制の動きが出始めています。
それに対し、そもそもエアドロップは無償配布であり、合法的なシステムであり、損する人も現れません。エアドロップの仕組みを上手く活用し、一般向けへのクラウドセールなどの資金調達を行うことなくユーザーや経済圏を拡大しようというプロジェクトも現在幾つもあり盛り上がっています。

2. エアドロップ(AirDrop)の種類や参加方法

一口にエアドロップと言っても様々な形態や、それに対応した参加方法があります。
この章ではそれらを比較し、解説していこうと思います。

準備する物

エアドロップには様々な条件がある事が多いです。
全てのエアドロップで下記のアドレスやアカウントが必要になるとは限りませんが、持っておくと一々作成する手間が省けます。
出来れば準備しておいた方が良いでしょう。


①専用メールアドレス

GmailやYahoo!メールなどで構いませんので、専用のメールアドレスを作りましょう。エアドロップの管理をしやすくなる他、日常利用のメールアドレスに詐欺メールを来るのを防いだり、本名を晒してしまうリスクを減らしたりすることに繋がります。


②専用イーサリアムアドレス(イーサリアムのウォレット)

エアドロップされる殆どの仮想通貨がERC20に基づくイーサリアムベースのトークンです。
取引所のウォレットよりも、ハッキングリスクが少ない、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)Metamask(メタマスク)Eidooなどといった、自分自身で作成し秘密鍵を管理するデスクトップやブラウザ型のイーサリアムウォレットを用意しましょう。


③Twitterアカウント

エアドロップの条件としてよくあるのが、Twitterアカウントを使って、プロジェクトのアカウントをフォローしたり、ハッシュタグを呟いたりRT(リツイート)したりです。
たまにAPI連携などもありますが、確実に信頼できる相手(プロジェクト)でもない限りAPI連携は、慎重に考えたほうが良いでしょう。
ごく稀にですがAPI連携によって勝手にツイートされることがあります。
もし自分が呟いた覚えのないツイートを発見した際は、即座に連携を解除しましょう。


④Telegram(テレグラム)・Disocrd・Slackアカウントなど

エアドロップに、何らかのコミュニティに属する事が条件に含まれている場合、多くは海外でも有名なTelegram(テレグラム)・Disocrdなどを用いてコミュニティが形成されています。
特に海外プロジェクトではエアドロップの条件としてこれらが多くあります。


以上の4つの物が準備できればエアドロップ参加の上で問題ありません。

エアドロップの種類

・仮想通貨を保有することで配布される(ホルダー エアドロップ)

これはエアドロップの対象となるトークンを特定の時間保持するだけで手に入れる事が出来るものです。
このタイプのエアドロップのプロジェクトは9割以上がイーサリアムプラットフォーム上に構築されています。


・フォーク時に配布される(フォークド エアドロップ)

仮想通貨のブロックチェーンがフォークする時に配布されるエアドロップです。
フォーク時にその通貨を保持していると、フォークによって新たに生まれたコインを無料で手に入れる事が出来ます。


・コミュニティに参加したりプロジェクトに従ってSNSを利用すると配布される (バウンティ エアドロップ)

今日で最も一般的なエアドロップの種類です。これはTelegram(テレグラム)、Discord、Slackなどのコミュニティに参加したり、プロジェクトに従ってTwitterやfacebookをフォローする、発信の手伝いをする、メールアドレスを登録すること等によって配布されます。参加する機会が多いのですがそれなりに手間がかかるため、情報収集はもちろん、どのエアドロップにどのステップまで進んだか?(完了したか)などを自分でチェックしておく必要があります。

3. 過去の有名なエアドロップ事例

①ByteBall(GBYTE・バイトボール)

2016年から満月の月に定期的に行われていたホルダー型のエアドロップです。
ウォレットにByteBallを入れておくと、なんと最大月20%の金利が同じくByteballで配布される、というものでした。
2017年5月にはアルトコインバブルに乗じて1GBYTE=1000$を超え、非常にお得なエアドロップだったと言えるでしょう。


②Bitcoin(BTC・ビットコイン)

かの超有名仮想通貨Bitcoinで行われたフォークド型のエアドロップです。
2017年8月1日にBTCにてハードフォークが行われ、新しくBitcoin Cash(BCH)が誕生しました。
この際、Bitcoin所持者に所持量と同量のBitcoin Cashがエアドロップされました。
その後BCHの価値が一時期4000ドルを越えたため、BTC所有者にとって非常なお得なイベントとなりました。


③Neo Ontology(ONT・オントロジー)

2018年3月に行われたバウンディ型のエアドロップです。
エアドロップ前にメーリングリストに登録していた人に、それぞれ1000ONTが配布されました。
その後様々な要因から同年4月には1ONT=10$を越えたため、エアドロップを受けた人々は結果的になんと1万ドル(=100万円)を無料で手に入れたことになりました。
まさに夢のようなエアドロップですね!


④Stellar(XLM・ステラコイン)

2014年に破綻した元世界最大のBitcoin取引所「Mt.GOX」の創設者であり、仮想通貨のカリスマと言われたジェド・マケーレブ氏が開発に携わったStellar で、ホルダー型のエアドロップが行われました。
これはBitcoinを保有していることが条件で無料配布されました。
このStellerはリップルコインの弟版とも言われており、色々な通貨を送金できる分散型プロトコルとなっています。


⑤OmiseGO(OMG・オミセゴー)

東南アジア圏をメインターゲットにしたOmiseGOでも、ホルダー型のエアドロップが行われました。
このOmiseGOはイーサリアムが基盤となったファイナンシャルテクノロジーの一環であり、イーサリアムとの共同発展を狙っていると言われています。
そのためか2017年6月下旬に行われたICOから翌月までに価格が10倍近くまで高騰しました。
また同様の理由で、イーサリアムを保有していることがエアドロップの条件になったと考えられます。


⑥NANJCOIN(NANJ)

日本の巨大掲示板集合群の一つである2ch.scのなんでも実況J板に存在するコミュニティを発祥とした、国産のイーサリアムトークンです。スポーツに特化した仮想通貨として有名で、つい先月6月にはCosplay Tokenを発行している株式会社キュアとの戦略的パートナシップ提携が発表されたばかりです。この株式会社キュアは世界最大級のコスプレイヤー向けプラットフォーム「Cure WorldCosplay」を提供しており、いかに注目を浴びているか分かりますね。
このNANJCOINも2月にバウンティ型のエアドロップを行っていました。

4. エアドロップの注意点

このように大金を無から得る事が出来るかもしれないエアドロップですが、「簡単にお金がもらえる」というメリットの反面、注意点もいくつかあります。

多くのプロジェクトは、トークンエコノミーを拡大させるための有益な手段としてエアドロップを誠実に活用・配布していますが、運営側に悪意があり、無償配布に気を取られ油断してるユーザーを陥れるケースも過去にはありました。

実際にいくつかの事例を紹介していきます。


①フィッシング詐欺

ユーザーを偽サイトへ飛ばし、パスワードを抜き取るフィッシング詐欺はエアドロップにおいても行われています。
事例として、本来の物とドメインの文字が1文字だけ異なるサイトでパスワードを入力してしまい、全ての仮想通貨を盗まれたという事があったそうです。
パスワードを入力する際はよくドメインを確認しましょう


②秘密鍵のハッキング

恐らくエアドロップで一番耳にする詐欺の種類です。
もしあなたが秘密鍵を教えてしまった場合、あなたのウォレットを詐欺師は自由にコントロールすることが出来てしまいます
実際、信用して秘密鍵を送った人はウォレット上の資産を全て盗まれてしまいました。
トークンを送る際に必要な情報は公開アドレスのみです。
もしエアドロップを受け取るために必要と秘密鍵を求められても、絶対に教えないでください


③ウイルス

ほぼ無いとは思いますが、ウォレットのアプリなどにウイルスが仕込まれている可能性が0であるとは言い切れません
過去の取引所へのハッキングにおいても、PCにウイルスが仕込まれたケースが多いです。
レビューが極端に低かったり、検索すると詐欺情報が出てくるような怪しいウォレットのアプリはダウンロードしないようにしましょう。

これらの他にもさまざまな危険性は潜んでいます。
そのような脅威から自分を守るためにエアドロップにおいても、以下の事柄を徹底してください。

・専用のメールアドレス・イーサリアムアドレスを使用する。
・パスワードの使い回しをしない。
・秘密鍵を他人に明かさない

またエアドロップの運営元の怪しさを判断する材料として、公式のTwitterのフォロワーが少なくないか、運営チームの情報や身元は確かか、情報源はちゃんとしているか、などがあります。

自分の身を守るのは自分自身しかいません。特に仮想通貨の世界は莫大なチャンスがあると同時に、リスクも存在する、自己責任の世界でもあります。
しっかりと情報をチェックした上で、エアドロップに参加するようにしてください。

良いプロジェクトのエアドロップに参加し、トークンをもらえたならば、将来その価値が、何十倍、何百倍になる事もあり、それこそがエアドロップの醍醐味といえるでしょう。

5. エアドロップ参考情報&リンク

6. まとめ

・エアドロップ(AirDrop)は仮想通貨を無料で手に入れることが出来る

・エアドロップにはホルダーエアドロップ、フォークドエアドロップ、バウンティエアドロップの3種類がある

・最も一般的なバウンティエアドロップの場合、Twitter・メールアドレス・Telegram・Disocrdなどの各アカウント、イーサリアムウォレットを持てば誰でも参加可能

・様々な仮想通貨がエアドロップを行っており、場合によってはエアドロップで大金を手に入れる事が出来る

・すべての配布元が信頼できるという事は無いのでちゃんとチェックをする

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