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  • 2018/07/25
  • コイン東京編集部

ネム(NEM)元副代表が“NEMがWeChatアプリに唯一統合された理由”を語る

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6月末に韓国で開催されたブロックチェーン・フォーラム 2018で、ネム(NEM)財団のアドバイザーであるジェフ・マクドナルド(元副代表)は、NEMがなぜ「WeChat」アプリに唯一統合されているのか、そしてリリースしたばかりだという「カタパルト」について語りました。



マクドナルド氏はまず、NEMウォレットが「WeChat」アプリに統合されている唯一のブロックチェーンであると紹介しました。WeChatは中国市場で10億人が利用するメッセージングプラットフォームです。マクドナルド氏はWeChat上のNEMウォレットが「ICOではなく、一人の開発者がわずか2か月で作成した」プロダクトだという。

なぜそれほど早く開発できたのか、そしてビットコインやイーサリアムなど主流のブロックチェーンよりも先にネム(NEM:XEM)が統合されたのか、その理由はNEMのAPIにあるとマクドナルド氏は説明しました。

4層構造のカタパルト

マクドナルド氏によると、ビットコインは全ての機能が混在するスパゲティのようなコードだという。NEMブロックチェーンはこれを機能ごとに複数のレイヤーに分けている。「カタパルト」と呼ぶ4層の構造により、プラットフォームはより安全に、大量にアクセスでき、素早く、構築が簡単なエコシステムを実現していると説明した。

マクドナルド氏は、NEMブロックチェーンを構成する4層構造の「カタパルト」がブロックチェーン技術を革新すると信じている

第1レイヤー;
基本的にビットコインと同様のトランザクションを行います。しかし「プラグイン(Plugins)」によってスマートなプロセスを可能にするという。ネムには複数のプラグインがあり(投票、ID管理、IoT等)、開発者はプラグインを利用して独自機能を作成できる。こうしたスマートな機能は全てクライアントサイドで作成されるため非常にセキュアだとマクドナルド氏は主張する。そしてデータは(2層の)APIを介してサーバやインターネットに接続される。

第2レイヤー;
ビットコインはシーケンシャルな性質上、順番にブロックを生成するため非常に安全だが開発するには制限があるという。トランザクション・ハッシュを使用して情報を検索するのはムリがあると指摘した。一方、NEMでは基本的なデータは全て第1レイヤーにセキュアに保たれ、プラグインで作成されたデータがAPIによってネットワークに配信される。あらゆる命令はAPIを介してMongoDBに送られて即座に機能するという。

マクドナルド氏はAPIについてかみ砕いて説明した。「私がグーグルで検索する時に(www.google.com)と打ち込んでエンターをクリックする、これがAPIコール(呼び出し)です...私のPCがAPIを使ってインターネットサーバーに命令を送っているのです。得られる結果は、100%ページが表示されるか、Not foundかです。」この仕組みがNEMで果たすAPIsの役割だという。クライアントサイドのプラグインでスマートパートが設計され、APIsを通ってネットワークに送られる、この流れがとてもセキュアなのだという。マクドナルド氏はこの仕組みがコインのロストも防げるとも述べた。

第3レイヤー;
SDKは開発者が使用する一般的なプログラミング言語に対応しており、開発しやすい簡単なプラットフォームだと、マクドナルド氏は述べました。NEMのSDKとAPIの特性が短期間でのWeChatウォレット統合を可能にしたという。

第4レイヤーには触れていない。

カタパルトによってユースケースの実現が加速

マクドナルド氏によると、「4週間前(5月末)にNEMの開発者がカタパルトをオープンソース化してリリースした。直後に多くの人々がカタパルト上に構築し始めている。」と語った。このようなNEMの“セカンドジェネレーション”は以前よりメジャーで・成熟していて・早く・セキュアで・構築が簡単で・フレキシブルだという。代表的な例として、ICOを終えたProximaXやICOを開催中のCacheトークンや米国のシードラウンドで60万ドルを調達したLuxTagを挙げ、多くのエキサイティングなプロジェクトがカタパルトの新コード上で誕生していると述べた。

マクドナルド氏はNEMブロックチェーンの最近のユースケースの拡大について以下のように語りました;

「NEMとカタパルトが作成するプロダクトは、日常生活におけるブロックチェーンの実際の利用場面を拡大します。例えばフィリピンのNEMベースの仮想通貨ロイヤルコイン(LYL)は、人々がカフェやコンビニでLYLで決済できるシステムを構築しました。さらにこのロイヤルコインは日本にいるLCNEM*を利用するユーザーに送られ、日本で即座に決済できるのです。」*LCNEM;6月末に発表した世界初の日本円ステーブルコイン(NEMモザイク機能ベース)


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