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  • 2018/07/30
  • コイン東京編集部

イケダハヤト氏がアドバイザーに就任する話題の「ASOBI COIN」!運営のアソビモ株式会社CEO近藤克紀氏に独占インタビューを行わせて頂きました

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この度は、イケダハヤト氏がアドバイザーに就任したことでも話題となった「ASOBI COIN」、その運営を行うアソビモ株式会社のCEO近藤克紀氏にインタビューを行わせて頂きました。現状のゲーム業界の問題点、ブロックチェーンによる新たなゲーム時代の幕明け、ASOBI COINの魅力など、興味深い話をして頂きました。尚、インタビューではアソビモ株式会社がブロックチェーン事業の推進を目的とした提携をしているSwitex GmbHのアンドレ氏も同席して頂いています。

―コイン東京
コイン東京へようこそ!アソビモはゲーム事業やエンタメ事業の会社ですが、近藤さんは以前からゲーム業界に携わっていたのでしょうか。


―近藤さん
大学卒業して以来、ずっとゲーム業界にいましたね。「THE KING OF FIGHTERS」シリーズを運営しているSNKという会社に入社しまして、その後でアソビモを立ち上げました。一貫してゲーム業界で仕事をしてきて、もう十数年が経ちますね。

―コイン東京
ありがとうございます。今回新たなプロジェクトが始まると思うのですが、なぜ仮想通貨やブロックチェーンに焦点を当てたのでしょうか。


―近藤さん
一番初めのキッカケは、ゲームの”チート問題”です。チートが氾濫してしまうと、ゲーム内での高価なアイテムが不正入手されてしまい、安価に出回るなど、ゲームそのものが崩壊してしまう可能性があります。その問題について考えていた時に、たまたまブロックチェーンの記事を読みました。ブロックチェーンは「データ改竄ができないデータベースだ」という説明がありまして、この技術をゲームに活用すれば、セキュリティのしっかりとしたゲーム環境が構築できると考えました。

―コイン東京
ブロックチェーンの存在を知ったのはいつ頃でしょうか。


―近藤さん
本格的に取り組みを始めたのは、2年前ぐらいですね。しかし、当初はまだまだブロックチェーンについて知識が足りていない状態でした。そんな時に、NAGA(※)でリリースが出たんです。どのようなリリースかというと、証券取引所とNAGAが提携して、ゲームアイテムの取引を行うという内容です。そこにはブロックチェーンが使われていて、マネーロンダリングを防止できたり、アイテムの不正取引を防げるとの説明がされていました。すぐに連絡をとりまして、そこから協力体制を組むことになりました。

(※)アソビモが提携する「Switex」は、ドイツ取引所のDeutsche Börse Groupと、同国のフィンテック企業のThe Naga Groupと共同で設立されています。

―コイン東京
なるほど。アンドレさんは、どのような理由でアソビモとの提携を決定したんですか?


―アンドレさん
プロダクトが非常に進んでいて、内容も素晴らしかったからですね。そしてソリューションを探すことや、コミュニケーションのスピードが速いところも素晴らしいと思いました。

―コイン東京
Switexは、2017年のICOの中で、世界に2番目に大きい規模となりましたよね。


―アンドレさん
ありがとうございます。約63,000人にトークンを買って頂きました。総額5000万ドル(55億円相当)の資金を調達しました。私たちは、誰もが簡単に使えるプラットフォームを作っています。法的にもしっかりしていて、セキュリティも万全。実際にこのプラットフォームは、世界中の取引所に協力しています。

―近藤さん
Switexはブロックチェーン事業の中で、非常に先進的だと思います。そもそもドイツがブロックチェーンや仮想通貨の先進国だと思うのですが、その中でもNAGAはずば抜けています。ICOを行った会社の大半が、パワーポイントの構想だけの中で、Switexは実際にプロダクトを持ち、テクノロジーも先進的なのです。

―アンドレ
日本は私達にとってキーマーケットでしたし、その中でもアソビモのような素晴らしいプロジェクトとの提携は非常に喜ばしいです。日本は仮想通貨業界全体を動かしているような存在です。他にも中国とか韓国とかも仮想通貨に対しては積極的ですが、それを踏まえても日本はより魅力的な市場ですね。ドイツ、フランス、スペイン、とかの国は少し遅れています。日本では250万人の人が仮想通貨トレードとかを経験していますよね。

―コイン東京
ありがとうございます。それでは実際に「ASOBICOIN」について教えて頂ければと思います。


―近藤さん
我々のプロジェクトは他のプロジェクトと違い、非常にわかりやいと思います。一言で言うと、『デジタルコンテンツの保護流通プラットフォーム』というものです。つまり、『デジタルコンテンツの保護』と『流通プラットフォーム』が目的です。デジタルコンテンツの保護というのは、いわゆるDRM(デジタル著作権管理)のようなコピーガードですね。ソニーミュージックなどの大手デジタルコンテンツメーカーはその為に、独自でシステムを構築していますが、それをブロックチェーンに置き換えようと言うことですね。例えば、ビットコインやイーサリアムは、コピーが出来ないですよね。尚且つ、データの保持者が明確です。それを応用して新しいブロックチェーンによるDRMを作ります。

―コイン東京
ブロックチェーンと著作権管理は相性が良さそうですね。


―近藤さん
私達は既に特許も出しています。例えば、電子コミックワンピースの1巻を私が持っているとします。それをブロックチェーンを使った新しいDRMによって安全に保護が出来ていれば、コピー不可で所有者が明確ですから、電子コミックであっても、中古で売れるようになると思います。今の電子書籍って中古では売れないですよね。電子書籍だけでなく、音楽やゲームなどのデジタルコンテンツは、飽きてしまったら容量の邪魔になるだけですよね。しかし、それが仮想通貨などに変換できるんです。

そしてもう一つASOBIコインには特徴がありまして、私達の作ったゲームには、月間ユーザーが1000万人いるんですが、彼らが使えるようなコインになります。他のトークンを見ていると、プロダクトがないないのも多くて、そういったコインは活用の道がありませんので、上場前に買って、上場後にうっても、使いみちがありませんから、価値が下がっていくものがほとんどです。

―コイン東京
最近は上場割れするトークンも目立ってきていますよね。


―近藤さん
はい、そのとおりです。私は、上場した後にだれが買う(使う)のかが大事だと思っています。上場後にだれも買わなかったら、トークンの価値は上がりませんよね。その点、私達のプロダクトはそこがしっかり設計されています。例えば、そのASOBI COINをゲームでは、2倍の価値で使えるのです。ASOBI COIN(ABX)ABXが500円の価格だとしたら、ゲーム内では1000円分使えるということです。ABXが値上がりして3000円になったら、6000円の価値としてゲームの中で使えるんです。そうするとゲームユーザーは、Google Playなどで6000円だして買うよりも「ASOBI COINで3000円だして買った方が得だ」と考えるはずです。ですから買うユーザーが沢山いるコインです。

―アンドレさん
ゲーマーと仮想通貨は相性が良いと思っています。ゲーマーは新しいテクノロジーに対応するのが早いですからね。トークンとかブロックチェーンの概念とか、すぐに理解してくれる所もポイントの1つですね。

―コイン東京
ありがとうございます。先進的なプロジェクトだと思うのですが、プロジェクトを推し進めるにあたって苦労したことはありますか?


―近藤さん
法律の観点では非常に苦労しましたね。何をやるにしても法律との調整が必要でした。そこで、今のままだとブロックチェーン産業が育たないと思いまして、我々でアジアブロックチェーンゲーム協会を作りました。決まっていないところについては、当団体で自主ルールを考えて、弁護士や金融庁の方とも確認をとりつつ、ビジネスがやりやすい環境を作っていきたいと思っています。

―コイン東京
ブロックチェーンの可能性は非常に大きいにも関わらず、市場が直面している問題はなかなか難しいですね。


―近藤さん
ブロックチェーンは生まれて間もないですからね。中には「ブロックチェーンは万能」というような、少し過剰なイメージを抱いている人も見受けられます。しかし、残念ながらそんなことはありません。ブロックチェーンのレスポンス速度や送付コストなどは改善の余地が大いにあります。ですがブロックチェーンに大きな可能性が潜んでいることは間違いありません。

―コイン東京
あくまで予想で構いませんが、ブロックチェーンを皆が使えるような状態になるまで、どれくらいの時間がかかると思いますか。


―近藤さん
意外と早いと思っていますよ。2、3年で形になるんじゃないですかね。トランザクション速度が早くなったり、開発言語も簡単になりますから、、進化のスピードが加速して、ゲームをはじめ、たくさんのサービスが出てきますから、一気にと花が開くんじゃないかなと思いますね。

―コイン東京
ブロックチェーン人材が不足しているのは、今の業界の問題点でもありますよね。


―近藤さん
非常に大きな課題ですよね。もともと日本はモノづくりが強いので、モノづくりを職にする方が多いように思います。いわゆる、メカ系のエンジニアです。しかし、モノづくりはソフトウェアに食われていく運命にあります。「Software eats hard」という言葉があるのですが、例えばそこにある録音機とかはスマホのアイコンになってしまいましたよね。ラジオもデバイスがありましたが、今ではスマホのアイコンになってしまった。車も今後、自動運転でどんどんソフトウェア化していきますよね。パソコンもあんまり儲かっていなくて、儲かっているのはGoogleとかフェイスブック、アマゾンなどのソフトウェアの会社です。

ですから、日本はソフトウェアに人材を割くべきだと思っています。AIは軍事産業とも大いに関連しますから、アメリカ、中国にはもう追いつけないので、これからはブロックチェーンに人材をどんどん投入すべきだと思います。ブロックチェーンというのは、実は小さい会社でも大手と戦うことが可能なのです。むしろ”分散型”なので、大きな会社を破壊する力をもっているんですよ。AirbnbとかUberがやっていることも、非中央集権的なプラットフォームで出来るようになるのです。とは言えど、国の方針を変えていくのは、非常に時間がかかりますよね。ですから私たちは、アジアを一つの国と考えていまして、韓国や台湾、中国などでも採用会をやっています。特に、中国はブロックチェーンが盛んな国で、一番進んでいると思っています。ちなみに今の私たちのASOBI COINプロジェクトのメインのブロックチェーンエンジニアはイタリア人やドイツ人です。

―アンドレさん
世間では、仮想通貨とかブロックチェーンに対して、恐れとか不安とかを持っていると思うんですが、メディアに露出していくことでそういった感情を消していきたいですね。インターネットも黎明期は信用がありませんでしたが、今はもうメインストリームですよね。同じことがブロックチェーンにも起こると思います。スマートコントラクトも非常に魅力的ですが、非常に難しそうに見られている。しかし2分でスマートコントラクトを実装できるぐらい、簡単になりつつあるのです。

―コイン東京
ブロックチェーンによって、経済の勢力図が大きく変わるかもしれませんね。


―近藤さん
GoogleやAppleの存在は、とてつもなく大きいですからね。私たちは小作人で、売上の3割を納めているような状況です。ですので、なかなか彼らに追いつくことができません。私たちがいま行っていることは農地解放であり、言わば独立運動かもしれませんね。ブロックチェーンならそれが可能でして、その一歩目の策がアジアブロックチェーン協会だと思っています。

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