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  • 2018/08/28
  • コイン東京編集部

イラン中央銀行が独自仮想通貨の発行草案を作成? 9月に仮想通貨の法案を公表?―イラン現地で報道が相次ぐ

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イラン・イスラム共和国のイラン中央銀行(CBI)は、9月末までにビットコインやイーサリアムを含む仮想通貨の合法化について立場を明確にする可能性を示唆したと報じられました。また、CBIの技術関連企業が国の仮想通貨の草案を作成したと報じられました。2つのメディアがそれぞれ報じています。

中央銀行が発行する仮想通貨「デジタルリアル」草案

金融・クリプトメディアIBENAによると、イラン中央銀行が発行する仮想通貨は法定通貨リアル(IRR)に裏付けされ、リナックスファウンデーションが主導するオープンソース「Hyperledger Fabric」技術によって開発されるという。

中央銀行のシステム関連企業Informatics Services Corporations(ISC)によると、イランのデジタルリアルは中央銀行の管理下で供給されます。つまり、ビットコインのような分散型な暗号通貨と異なり、イランのデジタル通貨はマイニングできず、取引記録はプライベートブロックチェーンでのみアクセスできるという。

ISCによるとデジタルリアルは、第一段階として銀行間決済手段とされ、第二段階に現地での支払い媒体として使用される予定だと明らかにしたとされる。

メディアIranian dailyによると、イランのデジタル通貨草案を監督する政府系機関「最高サイバースペース協議会(SCC)」のSaeed Mahdiyoun副議長(以降サイード氏)は、イランのハサン・ロウハニ大統領がイニシアティブを支持したことを語っています。これにより「大統領はトランプ政権による経済制裁の迂回を図る」とメディアに報じられました。

しかし、SCCサイード副議長は通貨配布計画の詳細の公表を避けました。

ビットコインやイーサリアム等への規制について

また、最高サイバースペース協議会(SCC)のサイード副議長は、「9月末までにイラン中央銀行が、ビットコインやイーサリアムを含む仮想通貨の使用について立場を明確にする可能性がある」と話した。当局は現在、マネー・ローンダリングの懸念から市民の仮想通貨の使用を禁止し、有罪判決を受けた者に罰則を科しています。

このような規制措置にかかわらず、イラン国民はゴールドやビットコインのような比較的安全な資産に自身のマネー保存している様です。同国の仮想通貨取引所は最近、高い取引量を観測し、ビットコインの価値は地下市場で2万ドルにも達したという。5月の報道で、イランの経済委員会のムハンマド議長は、「国の規制を避けつつ、イラン市民は総額25億ドル(約2750億円)相当の仮想通貨を購入していると試算している」と語りました。

イランリアルの通貨安

一方、イラン政府は米国の制裁措置に対して、あらゆる対策を講じています。今年5月、イランとロシアは経済制裁を迂回し米ドル依存を脱却するため仮想通貨の取引を検討していると報じられました。イラン政府は8月、仮想通貨の合法化とマイニングの開始を検討しているとFars Newsによって報じられました。

イランリアル 対 米ドル の価格推移

イランの通貨リアルは米ドルに対して前年比ー21.5%。しかし、今年4月10日にイラン通貨当局は1ドル=4万2000リアルの統一レートを導入しています。ウォールストリートジャーナルは7月30日に、「イラン通貨リアルの相場は、闇市場で1ドル=11万9000リアルに落ち込み、過去最安値を更新した」と報じました。


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