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  • 2018/09/20
  • コイン東京編集部

世界的銀行や商社などの15社が、イーサリアムベースでの商品取引プラットフォームの構築を目指し「komgo SA」を設立

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19日、世界的な銀行、商品取引商社など15社が合弁事業「komgo SA」の設立を発表しました。komgo SAは、イーサリアムベースのブロックチェーンプラットフォームを通じた、コモディティ(商品)取引の合理化を目指します。

石油や穀物のような商品取引の合理化

Komgo SAのCTO、Toon Leijtens氏は次のように述べています;
「分散型台帳技術(DLT)がコモディティ分野を変革する可能性は、“Easy Trading Connect”の成功から明らかです。」

Easy Trading Connect(ETC)は、商品取引商社であるLouis Dreyfus社、Societe Generale社等による、コモディティ取引プラットフォームのプロトタイプです。今年1月、ブロックチェーン技術で商品取引の処理時間を数時間から数分に短縮できたと発表しました(1*)。

プロジェクトを説明している動画(2*)によると、石油や穀物のような商品取引は何世紀も変わっていません。例えば、現在も多くの銅を輸出している貿易業者は、船荷証券(請求書の一種)等の書類を銀行と煩雑なやり取りをしています。

例えば、銀行Aは貿易会社の書類を確認・承認して、買い手側の銀行Bに送付。銀行Bは書類を再度確認して、買い手企業に代わって支払います。これらは時間がかかり、多くのペーパーを移動する必要があります。Komgo SAは、こうしたプロセスをブロックチェーン技術の助けを借りて合理化します。

Komgo SAの商品取引プロセス

Komgo SAでは、ブロックチェーンを活用して商品取引を以下のように処理します。
・銀行のクライアントが指示を受け取ると、条件が設定されたスマートコントラクトを作成
・船主はブロックチェーン上に、銅の積み荷に関する情報を入力
・検査会社は品質をチェックし、グリーンライトをブロックチェーン上に表示
・保険会社は、その商品が被保険者であることを確認
・すべてが認証されれば、品物の所有権は売り手から買い手に移動

ブロックチェーン技術は基本的に、ペーパーの信用状や船荷証券や書類を不変のデジタル形式に変えます。デジタル化されているので、どこにいてもネットワークに接続するだけで、ペーパーレスに承認できるため、時間とコストが節約され、偽装文書による詐欺の削減や、文書が失われるリスクが無くなります。

イーサリアム開発者のAlex Fisher氏は以下のように述べています;

「銀行、貿易会社、検査会社など、世界最大の15機関からなるKomgo SAが設立されました。我々はConsenSys(コンセンシス)と共に、イーサリアムを利用した商品取引プラットフォームを開発します。」

最大の商品取引商社である、石油大手シェルや、スイスのMercuria Energy Group(マーキュリア)とGunvor Group(ガンバ―)など、以下のような銀行や保険企業がKomgo SAに参加しています。

〇Komgo SA参加企業 出典:プレスリリース

ConsenSys(コンセンシス)の役割

ConsenSysがプラットフォームを構築します。年末までに2つのプロダクト(ひとつはID管理、他方はデジタル信用状)をローンチする予定です。(3*)

ConsenSysは、テストとパイロットの後で、ライブ・イン・プロダクション使用を目指しています。

(3*)イーサリアムの共同設立者であるジョセフ・ルービン氏によって2014年10月に設立されたConsenSysは、イーサリアム・ブロックチェーンをベースにしたブロックチェーンソフトウェア技術企業です。イーサリアム開発ツールの構築、イーサリアムベースのプロジェクトのインキュベーション、ブロックチェーンの使用方法に関するアドバイスを各国の企業・政府へ展開してきました。


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