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  • 2018/09/27
  • コイン東京編集部

分散型取引所(DEX)とは?特徴からおすすめ取引所、主な一覧など徹底解説!

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DEX(分散型取引所)とはDecentralized Exchangesの略で、仮想通貨取引をしたことがある人にとってはよく目にする言葉です。その本質は、従来型の中央集権型取引所に対して、よりブロックチェーン本来の特質を最大活用したP2Pでかつ利便性の高い、次世代型の取引所と言えるでしょう。今回はそんなDEXの特徴から、注目のDEX銘柄、おすすめ取引所など徹底紹介します。

1.DEX(分散型取引所)とは??

DEXは分散型取引所と呼ばれ、正確にはDecentralized Exchangesの略です。ブロックチェーン技術を利用しているため、特定のサーバーや管理者を必要とせず取引の参加者で情報管理を行う仕組みになっています。

このDEXが最近注目を浴びている理由は、従来の中央集権型取引所に比べてハッキングのリスクが低くなることです。DEXはブロックチェーンの技術(P2Pネットワーク)を利用しています。

2.DEX(分散型取引所)の口コミや評判をチェック

実際のDEXが使いやすいかどうかはTwitterなどにある口コミを見ると色々わかってきます。
またデメリットも見えてくるので、登録する前に口コミや評価を確認しておくことで、登録してからイメージと違うなんてことも回避できます。





非中央集権であり、取引はP2Pで行われることから、個人情報の漏洩などハッキングリスクが低いことが、注目されているようです。





取引スピードは速いですが、取引板が薄ため、取引までに時間がかかってしまうなどの声も多数上がっています。

3.DEXの特徴について

それでは、気になるDEXの特徴を見ていきましょう。

3-1.P2Pネットワークとは?

特定の管理者やサーバーを持たず利用者同士が直接つながるシステムのことです。P2PはPeer to Peerの略で、誰にも管理されることがなく、すべての利用者が平等の立場になります。

またDEX(分散型取引所)では過去から現在に至るまでの仮想通貨取引を全ての取引もブロックチェーン上に記録されているため自由に見ることができるため透明性や公平性も高いのが特徴です。

取引記録を改ざんされることもなく、取引を行うトレーダー同士が取引記録を共有し管理する仕組み、まさに分散型になっているということです。

3-2.セキュリティの高さ(ハッキングされにくい)

DEX(分散型取引所)は自分で秘密鍵を保有するため取引所の運営会社による内部犯行の不正や横領、ハッキングによるリスクが極めて低くなります。

現在までに起こった仮想通貨の紛失事件のほとんどが取引所内部の人間による不正やミスによるものです。分散型取引所では、このような各個人で資産を管理するためこのようなリスクが格段に低くなります。

3-3.取引を管理する運営会社の有無

DEX(分散型取引所)では取引を管理する運営会社が基本的には存在しないため、その国の仮想通貨の法改正などで起こる取引所の閉鎖などの事態に陥っても被害はありません。運営会社が破綻すると仮想通貨が戻ってこなくなったり、出金ができなくなったり、たとえ返却されても元の資産よりも少ない金額になったりするリスクがありません。

またサーバーや管理者を置いておらず、ユーザー全員でシステムを支えています。仮に一部のコンピューターがダウンしても、他のパソコンが起動していれば、ネットワークシステムが止まることはほとんどなく、取引の運用に致命的なダメージを与えず、安定したシステム・取引を提供できます。

3-4.余計な手数料がかからない

中央集権型取引所では、人件費やシステムメンテナンス費などのコストをユーザーから徴収していますが、DEXではそれらのコストが発生しない為、余計な手数料は抑えられています。

3-5.登録が簡単

KYCと呼ばれる本人確認が不要です。本人確認に係る手間を省くことができるので、メールアドレスだけ用意すれば即日口座が開設できます。
個人情報を提出しないことで、情報漏洩のリスクも低いと言えるでしょう

またウォレットも1つ作ればどのDEXでも利用可能なため連携させれば取引所ごとにウォレットを作る必要がありません。

4.DEX(分散型取引所)の課題

完璧なように思われるDEXにも課題があります。すでにDEXで取引をした方はご存知かもしれませんが、中央集権型取引所に比べて改善すべきポイントがあります。

4-1.利用者が少ない

まだまだ認知度が低く利用しているユーザーが少ないため取引の流動性が低いのが現状です。この流動性が低いということは、自分が出した希望の売出価格で買いたい人や、自分の希望価格で売ってくれる人を探すのが難しいということです。

そのため売買取引が成立しなかったり、成立するまでに時間がかかることになります。急に円などの法定通貨で資金が必要になり、換金したい場合は問題です。

短期売買目的で暗号通貨を保有する場合は、安全性を取るよりも売買のしやすさなど投資効率を優先する傾向にあります。そのため多くのトレーダが中央集権取引所を選ぶことになるためDEXの普及が遅れてるのも問題です。今後のDEXの課題はどのようにして取引高を増やして流動性を上げるかになるでしょう。

4-2.取引手数料が高い

取引での人件費やシステム維持費などがかからない反面、ブロックチェーンに取引を記録するたびに手数料が発生します。この手数料が現状では一般的な中央集権型取引所の手数料に比べて高くなっています。

頻繁に売買したり、決済で利用したりする場合はこの手数料がばかになりません。この手数料をどのようして下げるかも今後の課題です。

4-3.サポートについて

DEX(分散型取引所)はいわば無人サービスのようなものなので何らかのトラブルが起こった場合に頼るところがないのが現状です。完全にサポートが無いわけではなく、同じDEXのユーザーなどがボランティアなどでサポートしてくれる場合もありますが基本的にすべて自己責任になります。

そのため仮想通貨取引が初めての人や知識が全くない人には少し敷居が高い可能性もあります。国内の取引所と違いメールや電話でのサポートなども一切ないため少々不安に思われる方も多いでしょう。そのためDEXユーザーを増やすためにも今後のサポート体制を改善することも重要な課題です。

5.分散型取引所と中央集権型取引所の比較

DEX(分散型取引所)と中央集権型取引所の比較

DEX(分散型暗号通貨取引所)中央集権型取引所
秘密鍵投資家自身で保管取引所運営会社が保管
出来高
売買手数料
通貨ペアJPY建やUSD建、BTC建等DEXプラットフォームにある通貨
本人確認ありなし
ハッキングリスク

5-1.中央集権型(従来の仮想通貨取引所)について

この中央集権型取引所では、顧客から預かっている資産やデーターを中央サーバーなどで管理しています。すべての取引記録や資産の管理を1台、もしくは数台ほどのサーバーで処理するためシステムの維持費やコストも高額です。

その上、中央集権型ではハッキングのリスクが分散型よりも高いためセキュリティ対策も常に行う必要があります。

中央集権型取引所では顧客の秘密鍵も取引所に預けることになるため、取引所社内の不正などによっても保有している巨額の仮想通貨が一気に紛失する恐れがあります。

この内部不正によって起こった史上最大のビットコイン紛失事件が「マウントゴックス事件」になります。このマウントゴックス事件では、顧客から預かった99%ものビットコインが内部の不正操作によって紛失したというものです。

この事件は現在も調査中ですが、顧客の秘密鍵を保管している中央集権型取引所であるがゆえに起こった事件といえるでしょう。

6.DEX(分散型取引所)の将来性について

DEXは取引の透明性や公平性が高く、中央集権型取引所と違って資産を自分で保管することになるためハッキングのリスクが極めて低くなります。直接自分のウォレットから取引するイメージをされると良いでしょう。

昨今では、取引所に保管してある顧客の巨額の仮想通貨がハッキングされる事件も多発しているため将来的にはDEXが一般的になる日も近いかもしれません。

ユーザー人口が増えると流動性が高くなったり、手数料が安くなったりすることもあります。

現在、DEXでは日本円での入出金ができず、一度他の取引所を通して換金しないといけなかったり、手数料が割高であったり、日本語に対応していないなど使いにくい面があります。


DEXに送金する際に、お勧めの国内取引所は以下になります。


しかし、対応言語数の増加やシステムの性能アップや手数料の値下げや通貨数を増加させ、改善された時に一気に普及することになるでしょう。

7.DEXでおすすめの取引所や主要銘柄を一覧で紹介 

・イーサデルタ(EtherDelta)
イーサデルタ(EtherDelta)とはイーサリアムのプラットフォームを採用している分散型暗号通貨取引所になります。基本的にDEXでは、その取引所が利用しているプラットフォームの通貨が基軸通貨として使われます。

イーサデルタの基軸通貨は時価総額2位のイーサリアムなので安心して取引を行うことができますが、HPが日本語対応されていないのがやや難点です。

一番の魅力は、イーサリアムが基本になっているトークンが豊富に扱われていることです。イーサリアムトークン同士をペアで取引することも可能です。イーサリアムトークンの中には、認知度が低い通貨もあるため将来的に数倍~数百倍も暴騰するコインを見つけられる可能性もあります。

イーサデルタを利用するには、Metamaskとよばれるウォレットを作ることが必要です。このMetamaskはChromeの拡張機能をインストールして追加すれば良く簡単に作ることができます。Metamaskにイーサリアムを移してイーサデルタに送金するとトークンを購入することが可能です。



・カイバーネットワーク(Kyber Network)
カイバーネットワークとは、取引所というよりも仮想通貨の決済や送金システムのことになります。その中のDEXはそのシステムの一環として始められたものなので、カイバーネットワークは仮想通貨「リップル」のようにシステムの呼び名がそのまま通貨の呼び名として知られています。

カイバーネットワークは、イーサリアムのプラットフォームを採用しています。これはカイバーネットワークの開発チームにイーサリアムの創設者のヴィタリック・ブテリンシがアドバイザーとして参加しているのも関係しています。

大きな魅力の1つはカイバーネットワークの支払代行サービスです。決済AIPを利用するとたとえイーサリアム以外の通貨で支払いをしても、カイバーネットワークが自動的にイーサリアムに換金してくれ非常に便利です。

例えばイーサリアムを持っていない人がイーサリアムの取扱のみのICOなどへ参加する際でも換金する必要がありません。

そして、DEXのデメリットであった流動性の低さに対してカイバーネットワークは倉庫(リザーブ・ウェアハウス)と呼ばれるもので対応しています。この倉庫ではあらかじめ決められた価格でトークンが保管されているためすぐに取引を行うことができます。

カイバーネットワークはDEXに分類されていますが、仕組みは中央集権型販売所のようなイメージになります。



・ウェーブス(Waves)
ウェーブスとは、基軸通貨がウェーブス(Weves)として使われているDEXでウォレットをインストールするだけで通貨の交換を行うことができます。ウェーブスの大きな魅力は、仮想通貨とドル、ユーロなどの法定通貨と換金できることです。

ウェーブスのDEXでは、ウェーブスとビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ジーキャッシュの5つが取扱われています。今後は、この5つに加えてビットコインキャッシュやダッシュ、リップル、ネム、モネロなども追加される予定です。

ウェーブスの一番のメリットは、手数料の安さになります。取引量に関わらず、1取引あたり0.001Waves(0.23円ほど)と1円にも満たない安さになっています。

さらに取引記録もCSVダウンロードが可能になっているため便利です。パソコンやモバイルなどでも利用できることも大きなメリットになっています。



・0x(ゼロ・エックス)
ゼロエックスとは、イーサリアムがベースの暗号通貨でトークンはZRXで表記されます。このゼロックスにはトークン間を交換させる性質をもっていることからDEX取引所とし手利用されています。

ゼロックスではレイヤー(中継者)とよばれる、取引所間を仲介してくれる人を採用しています。このレイヤーを取引所間に置くことで、各取引所のゼロックス注文を集約することができます。

このおかげで流動性を高く保つことができるため自分の希望の値段で取引することができます。このレイヤーは0xを採用した取引所などを始めると誰でもなることができ、報酬を得られます。

もともとゼロックスの開発者はイーサリアムの開発にも携わっていた人物とされていて、ゼロックスを用いたDEXではイーサリアムから作られた仮想通貨を無料で交換することができます。このことより0xの手数料が安く抑えられるということです。



・バンコール(Bancor)
バンコールとは約90種類以上もの暗号通貨を取扱っているDEXになります。このバンコールはスマートコントラクトを採用しているDEXで、イーサリアムを準備金として用意しているのでたとえ取引相手がいなくてもトークンを売買することが可能です。

そのため参加者が少ないマイナーコインでも安心して売買することができます。取引所というよりは交換所に近いと思っていただけると良いでしょう。

バンコールに登録するにはMetaMaskの利用、もしくはバンコール内のウォレットを作成、もしくはハードウォレットなどを購入しなければなりません。ウォレットを作成したらイーサリアムで入金を行い取引開始です。画面はシンプルで売買も簡単に行なうことができます。

バンコールはイスラエル系のDEXになりますが、2018年7月9日、Twitterの公式アカウントにてハッキングの被害を受けたことを明らかにしました。盗まれたのはバンコール内で準備していたイーサリアムやバンコールなどです。

顧客のウォレットからのハッキング被害はなく、バンコール取引所内で準備金として保有していた仮想通貨のみが被害に遭ったようです。

このハッキングでは、バンコールのシステム自体の欠陥が露わになってしまったためこの問題を解決することが今後の課題と言えます。



・カウンターパーティ(Counterparty)
カウンターパーティは、ビットコインの機能を更に向上させたもので、取引情報を余白の部分に記録するという画期的な金融プラットフォームになります。

カウンターパーティではXCPという独自トークンが基軸通貨となって取引が行われていますが、一番のメリットはXCPを元にしてトークンが簡単に作れることです。自分で作ったトークンは取引所などでも売買することができるため人気です。

カウンターパーティは、ビットコイン2.0と呼ばれる仮想通貨以外にもブロックチェーン技術をさまざまな用途に利用しようとするプロジェクトの1つになりますので、将来性もあります。

デメリットはビットコインのブロックチェーンを使うためその分手数料が高くなってしまうことです。

8.DEXの特徴・メリットデメリットまとめ

DEXは、中央集権型取引所に比べて仮想通貨のハッキングや盗難リスクが格段に小さいことから注目を浴びています。しかし、サポート体制が整っていないことや取引手数料が高いこと、取引高が少ないことからまだまだ普及していないのが現状です。

透明性が高く、安心して取引ができたり、ブロックチェーンの技術を最大限に生かせることは確かなので将来的には中央集権型取引所と同じくらい普及すると思われます。どこのDEXを選ぶかは、自分の保有したい仮想通貨やそのDEXの特徴をみて自分に合ったところを利用すると良いでしょう。

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