COIN TOKYO

¥371,163
BTC +0.15%
¥9,852
ETH +0.20%
¥32.98
XRP +0.20%
¥8,718
BCH +1.99%
  • 2018/09/29
  • コイン東京編集部

米リップルがタイSC銀行のマルチホップ機能導入を発表、中小企業の国際送金を支援

このエントリーをはてなブックマークに追加
28日、米国の国際送金スタートアップRipple(リップル)社は、タイのサイアム商業銀行(SCB)が、RippleNetの重要な機能「multi-hop(マルチホップ)」を、金融機関として最初に導入する事を発表しました。

ASEANのSMEsの国境間の支払いを促進

マルチホップは、RippleNet内の金融機関同士の支払いを決済するプロトコルで、参加する機関の支払規模や流動性プールに関わらず、国境間の支払いを利用しやすくするツールです。国境間の支払いがより早く、安く、より透明になるというマルチホップのメリットは、金融機関だけでなくSMEs(中小企業)にも享受されます。Rippleによると、SMEsは発展途上国の雇用の60%を占め、ASEAN諸国の70%と試算されています。

「multi-hop」でのSCBの役割

新しい機能「multi-hop」を実装することで、2つの当事者の金融機関が支払いのために直接通信する必要はありません。代わりにSCBが迅速な仲介者となり、支払いを受け取ってASEAN内外へ転送します。他の事業体とのリレーションを必要としません。利用する銀行はSCBに接続するだけ。追加手数料はなく、コルレス銀行との接続も不要です。

グローバル流動性の非効率的な支払い機構は、世界中のあらゆる地域で国境を越えた支払いの障害となっています。しかし、この問題は特に東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で顕著であり、これはコルレス銀行によって十分なサービスを得られませんでした(1*)。その結果、これらの国々への国境を越えた支払いは非効率的であり、高い手数料を要しています。

リップルとこれらの金融機関、特にASEAN(東南アジア諸国連合)との関係は、業界全体が取引の処理方法を刷新させる触媒になる可能性があります。より小規模な機関はこれまで、ASEANへの支払いを避けてきましたが、マルチホップはこの経路を民主化します。

1905年設立のサイアム商業銀行は、2019年にリップル決済システムに加入。今年3月にポンドとユーロを追加しました。2017年7月には、日本のSBIレミットと連携して、日本とタイの間でリアルタイムの送金サービスを開始したと発表しました。

(1*)コルレス銀行に頼る国際送金プロセス;まず自国通貨を米ドルに変換してから、仲介する複数のコルレス銀行に渡って決済を行い、最終的に受取機関で使用する国の通貨に交換される必要があります。この煩雑なプロセスには、2セットの外国為替を含む多くの手数料が必要です。結果、中小企業(SME)送金者のニーズが高い・安価な支払いはほとんか、まったくサポートされてなかった。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る