COIN TOKYO

¥371,833
BTC -0.13%
¥9,809
ETH -0.46%
¥32.83
XRP -0.04%
¥8,630
BCH -0.38%
  • 2018/10/04
  • コイン東京編集部

取引所Poloniexが米国ユーザー向け証拠金取引を廃止、N.Y規制当局の指摘に先手か

このエントリーをはてなブックマークに追加
10月3日、米国の暗号通貨取引所Poloniex(ポロにエックス)は、米国のユーザー向けにマージントレード(証拠金取引)とレンディングサービスの提供を、年末までに停止すると明かしました。Poloを所有するCircle社は、すべての管轄区域の規制要件に準拠すると表明しています。同社はリリースで、取引所サービスの“プロフェッショナル化と改善”を表明しています。

証拠金取引は年末までに廃止へ

デラウェア州に本拠を置くPoloniexは、顧客の大部分が米国の投資家である可能性が高いと見られています。ポリシーの変更についてリリースは以下のように述べています;

「この処置により、影響を受ける可能性のあるお客様のために円滑な移行を取るためにあらゆる努力をしています。最終日については、今後数週間に再度報告しますが、年末までに完了します。お客様が都合の良いときにマージンポジションを解除して頂くよう推奨致します。」

Poloniexはまた、既存のローンは引き続き開かれ、ユーザーは指定期間の利息を得ると約束しています。

Poloniexを買収したCircle社

2014年に設立されたPoloniexは米Coinbase(コインベース)と並んで、初期の暗号界で最大の取引所の1つでした。Coinbaseより豊富なアルトコインを扱うことに加え、マージントレード(証拠金取引)とレンディングは、投機筋を惹き付けました。

暗号通貨を借りた投資家は、最大2.5倍のレバレッジをかけた大規模な取引を執行でき、一方で貸し手側のユーザーは、長期保有分の暗号通貨を貸与することでかなりの金利を得られました。

今年2月、ゴールドマンサックスが一部株式を所有することで知られる、米国のブロックチェーン企業Circle(サークル)が、Poloniexを4億ドル強で買収しました。その後、サークルチームは取引所の再構築、エンジニアの補強、特にカスタマーサポートのテコ入れを実施、苦情を解消してサービスの公正化を図ってきました。9月に、Poloniexは流動性の低い8種類の資産を上場廃止すると発表しました。

マージントレードへの規制当局の指摘

Poloniexの動きは規制当局の動きに早期対応している様に受取れます。先月、ニューヨーク州検事総長事務局(The New York Attorney General's office:OAG)は、主要な暗号通貨取引所の事業活動の健全性に関する、レポートを発表しました。OAGは、取引所が様々な関連する問題や懸念の影響を受けやすい、と指摘。ニューヨーク州の市民は投資において「基本的な透明性とアカウンタビリティを得なければならない」と主張しました。

〇出典:VIRTUAL MARKETS INTEGRITY INITIATIVE

具体的には、OAGはマージントレードについて以下のように指摘しています;

「証拠金取引は、投資家がリスクの高まりを理解し、適切な信用リスクの手続きと制限を確立するための重要な規制と監督の対象となります。」

「BitfinexとPoloniex(サークル)の2つのプラットフォームのみがマージン取引をサポートしています。マージンを取引する顧客は、仮想通貨市場のボラティリティがアウトソーシング損失を非常に迅速に引き起こす可能性があることを認識すべきである。このリスクは、プラットフォームの停止中に、レバレッジポジションが長期間ロックインされることで、さらに悪化する可能性があります。」

これを受けて、Poloniexは規制の見直しや政府の取り締まりなどを見越して、事前にサービスの停止判断に至ったかもしれません。

3日のリリースで、Poloniexはさらにシナリオ(AMP)、グノーシス(GNO)、エクスパンス(EXP)の3つのアルトコインの上場廃止予定を報告しました。理由は定かではありませんが、互換性やセキュリティ上の懸念と関係があると推測されています。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る