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  • 2018/10/10
  • コイン東京編集部

イーサリアムクラシック(ETC)の今後の将来性を予想!チャートから最新ニュースまで

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2018年以降、市場における価値が下降気味となっている仮想通貨市場。それでも、外的要因や市場のチャートを見ると価格は上がると考えられています。

こうした中で注目されている銘柄のひとつが、イーサリアムクラシック(ETC)というアルトコインです。もともとイーサリアムとイーサリアムクラシックは一つの通貨でしたが、ある事件をきっかけにハードフォークして2つに分かれました。イーサリアムクラシック(ETC)側は自分たちがイーサリアム系コインの元祖であると主張しており、クラシック(古典)という名称はそこから来ています。

またイーサリアムクラシックは、IoT分野での利用を想定して開発されている仮想通貨でもあります。
そのことから、今後実用性においても期待できるのではないかと言われています。

今回は、そんなイーサリアムクラシックの今後や将来性、および投資対象としての適格性について解説していきます。

1.イーサリアムクラシック(ETC)の最新価格やチャート

ここでは、2018年10月1日時点でのイーサリアムクラシックのチャートを紹介します。

2018年10月1日の時点では、1ETC=約1,275円となっています。

2017年11月頃から徐々に価格を上げ始めて、最高で1ETC=5,000円を超えることもありました。
当時は仮想通貨市場が注目され始め、他の通貨も軒並み価格をあげていく状況が続いていました。
イーサリアムクラシックの値上がりに関してはまだ控えめと言えるくらい、他の通貨の高騰も目立っていました。

イーサリアムクラシックなどの仮想通貨の価格が大きく上昇した要因としては、国内取引所のコインチェックに代表されるように大々的にテレビやインターネットなどでCMを放映するなどして、仮想通貨市場に対する認知度と熱狂度が大きく上がってきたからです。

しかし、2018年の1月下旬にコインチェックにおけるNEMのハッキング事件が発生。
この事件が端を発してか、それ以降仮想通貨市場はやや下落傾向が続いています。

また2018年9月にZaifにおける仮想通貨の流出などのマイナス要因が強かったためか、仮想通貨市場全体はやや下落傾向にあります。

1-1.現在の状況について

現在のイーサリアムクラシックの状況については、下落傾向にあることが伺えます。

ただ、そこまで悲観的になる必要はありません。
下落傾向というのは、銘柄を購入するチャンスと捉えることもでき、今後の動向を見極めてから購入してもよさそうです。

2.イーサリアムクラシックとは

ここでは、イーサリアムクラシックがどのような仮想通貨なのかについて解説していきます。

イーサリアムクラシックとは、名前が示す通り、イーサリアムがベースとなっているアルトコインになります。

イーサリアムをベースとして開発されており、従来のイーサリアム以上の安全性を追求し、非中央集権(通貨に対する特定の管理者が存在しないこと)に重きを置いて、作られた通貨になります。

2-1.イーサリアムクラシック誕生の経緯(ハードフォーク)

イーサリアムクラシックが誕生した経緯を説明するにあたっては、2016年6月17日に起こった、TheDAO事件という出来事が重要なポイントになってきます。

当時、独自のスマートコントラクトなどのイーサリアムの優れたシステムが評価されており、将来性が期待されていました。
しかし、その分外部からのサイバー攻撃の標的にもなりやすくなっていました。

そんな中、起こったのがTheDAO事件です。
THE DAOと呼ばれるイーサリアム上で展開されるプロジェクトのスマートコントラクトの欠陥箇所が狙われてしまい、プロジェクトのために集まった資金の多くがハッキングされてしまうという事態が発生しました。

この事件における被害総額は、累計60億円以上とも言われています。
一連の騒動に対してどのように解決するのかを議論した結果、イーサリアムの開発チームはハードフォーク(仮想通貨のアップデートのこと)を行うことで不正な取引をなかったことにする処置を選びました。


そして、かつてイーサリアムの運営方針に異を唱えた技術者たちを中心に開発を行い、運営をすることになりました。

以上の経緯から誕生した仮想通貨が、イーサリアムクラシックなのです。

2-2.イーサリアムとの違い

ここでは、イーサリアムとイーサリアムクラシックの違いについて詳しく解説していきます。



・完全な非中央集権を目指す分散型
イーサリアムクラシック最大の特徴は、非中央集権的な分散型プラットフォームであることです。
この特徴は、イーサリアムクラシックの仕様に表れています。

イーサリアムだと、コミュニティ内の多数の人がハードフォークに賛成しました。
つまり、コミュニティ多数決における多数派によって合意形成がされました。

これに対して、イーサリアムクラシックはコードに則った合意形成がされています。
このことをCode is lawと言います。
イーサリアムクラシック開発者が順守するように、どんなことが起きようとも分散型プロトコルの意義を守り、コードに従おうという決まりのことです。

このことにより、イーサリアムクラシックでは特定の個人や団体ではなく、あらかじめ定められた不変の規則にしたがって、開発が行われることになりました。



・発行枚数上限と半減期の設定
イーサリアムクラシックは、イーサリアムとは異なり、通貨の発行枚数の上限および半減期が設定されています。
発行枚数の上限は、およそ2億3000万枚という発行上限が設定されており、一定期間ごとに新規発行量が20%減少するように設定されています。

イーサリアムクラシックの減少期とは、取引データをまとめたブロックが500万個生成されると起こるように設定されています。

減少期は、供給量を調整する仕組みのことで、「通貨の価値を高める」ために設定されていると言われており、ビットコインにおける半減期とほぼ同じものです。



・開発陣やコミュニティ
こうした理由から、イーサリアムクラシックの開発はイーサリアムの開発者からユーザーの有志に引き継がれました。
そのため、システムの開発力が徐々に低下し、コミュニティのユーザー数もイーサリアムと比べて小規模にとどまっています。



・トランザクション(送金処理)が早い
上記の理由から、イーサリアムクラシックはイーサリアムに比べて圧倒的にユーザーが少ない、という状態が起きてしまいましたが、それによってメリットもまた生まれました。

それが、トランザクション(送金処理)が早くなったということです。

イーサリアムクラシックでは、コミュニティの参加者数があまり多くないおかげでイーサリアムのブロックチェーンで現在発生しているようなトランザクション(送金)の詰まりが起きにくくなっています。
そのため、イーサリアム以上のトランザクションが実現することとなりました。

また、マイナー(送金処理の作業を有志で手伝う人)に支払う送金手数料が比較的安く抑えられ、また遅延することなく着金させることが可能になっています。



・IoT分野にフォーカスした戦略
イーサリアムクラシックはイーサリアムとの差別化を図る戦略の一環として、IoT方面に特化したプラットフォームを目指しています。

IoTとは「Internet of Things」の略称のことで、日本語では「モノのインターネット」と訳されています。
電化製品など、日常生活に存在しているありとあらゆるモノ同士がインターネットに接続されます。
そしてセンサーとなる末端が受け取った情報を元にして、別のモノがその情報を人間の生活に最適化した形で反映する状態となります。


例えば、テレビやエアコンを利用する場合を挙げてみましょう。
最近では、外出先からスマートフォンを利用して、テレビをインターネットに接続したり、職場からスマートフォンで録画予約をしたりすることができます。
エアコンについても同じように、スマートフォンで遠隔操作することで、帰宅時間に合わせて冷暖房のスイッチをONにすることで、離れた場所からでも室内を最適な温度に保つことができます。

こうしたモノから収集した情報を集積・分析して人間の生活に反映するシステムにおいて、イーサリアムクラシックを取り入れる仕組みが模索されています。

3.イーサリアムクラシックの今後の将来性について

ここでは、イーサリアムクラシックの将来性に関係するプロジェクトを紹介していきます。


・IoT分野

イーサリアムクラシックは、IoTの分野で活路を見出そうとしています。

IoTは先述したように、日常生活におけるあらゆるモノとモノを繋いで私たちの暮らしを便利でより豊かなものにしてくれる技術です。
そして、これを実現させるには個人情報をしっかり守るための高いセキュリティーが必要となってきます。

このセキュリティー面に関して、イーサリアムクラシックの開発者は独自のセキュリティーやスマートコントラクトなどの技術を売りに、IoT領域で活用してもらおうとしています。



・サイドチェーン

イーサリアムクラシックではメインチェーンのほかに別のサイドチェーンの実装を進めています。
このサイドチェーンが実装されることで、メインチェーンの負担が減り、さらにスマートコントラクトによる処理能力がよりスムーズになり、インターネットにおけるシステムの処理速度を向上させることができます。

特にIoT分野での権利を確立させるためには通信速度が非常に重要になります。
もしその時点でブロックチェーンが詰まってしまうと、モノとモノの通信がうまくいかなくなります。

このため、サイドチェーンを実装することによって、こうした通信体制を強化しようとしています。



・SDK

イーサリアムクラシックでは、今年度中にSDKの配布を予定しています。

SDKとは、「software development kit」の略称です。
これはイーサリアムクラシックを開発している人のための開発方法、および開発環境が体系化されたツールをパッケージ化したものになります。

SDKが開発者に配布されることで、開発が簡単に行えるようになり、システムの大幅な性能向上などのメリットがあります。



・価格上昇の材料はあるか

これまでに、イーサリアムクラシックの将来性に関するお話を紹介してきました。
IoTの話などは技術面では実用性こそ高いものの、企業や自治体などにおける実証実験などは未定となっています。

特徴や機能性がイーサリアムとほぼ同じである点が大きな理由となっています。
イーサリアムから分裂した通貨であって、通貨ベースはイーサリアムのため、どうしても将来性が過小評価されやすくなっています。

ですが、今後イーサリアムの発展とともに注目を集める可能性はあります。
大手取引所での上場や取扱い、企業との提携など材料に関するニュースがあれば、価格が上昇する余地はあるでしょう。

3-1.チャートから見た今後の予想(年末から2019年中にかけて)

先ほどまでは、イーサリアムの将来性や懸念点など長期的な視点でイーサリアムの価格変動要因を考察してきました。
ここでは、株取引やFXなどで使用されているテクニカル分析における代表的な手法を使用してイーサリアムの相場を考察してみましょう。

ちなみにチャートを使用した分析には以下のサイトがおすすめです。
https://jp.tradingview.com/widget/advanced-chart/

長期チャートから見た節目を分析される際には、テクニカル分析はとても役に立ちます。



・単純移動平均線で見た場合
投資家の損益状況を把握することによって、イーサリアムクラシックが上がりやすい状況なのか、逆に下がりやすい状況なのかを見極める際に役に立ちます。

移動平均線とは、過去の一定期間の終値の平均値をつないだ線のこと。
データを平準化してバラツキを排除した数値を連続化することにより、ローソク足だけではわかりにくい相場の方向性を把握することが可能となるのです。
つまり、移動平均線を一目見るだけで”トレンド”が確認できるということです。
これをローソク足と併用することで、現在の値動きと大きなトレンドを把握することができます。

移動平均線の角度は相場の動きの強さを測る指標です。
急であればあるほど強いトレンドであることを表しています。

また、移動平均線には変数が存在しています。
これは「何日の」移動平均を「何本」使うかというもので、自分自身で選択しなくてはなりません。
数値としては、短期トレードであれば5日、中・長期のトレードであれば25日に設定しておくといいでしょう。

もし、移動平均線で設定されている変数より下落していれば下落傾向、反対に移動平均線よりも上昇していれば上昇傾向にあると言えます。

ここで、最近のイーサリアムクラシックのチャートを例に分析してみましょう。

こちらでは、上段が25日移動平均線、下段が5日移動平均線です。
ローソク足を見てもどちらの移動平均線より下方に位置しているので現在の相場は下落傾向にあると言えます。



・RSIで見た場合
投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標のこと。
このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を示してくれます。

株式の世界では一般的には50%以上だと買われ過ぎ、反対に20%以下になると売られ過ぎと言われています。

一般的には、値上がり幅の比率が高い時は、相場の上昇しようとする力は強いとされています。
この比率が高すぎると買われ過ぎと判断され、逆に比率が低すぎると売られすぎと投資家から見なされます。
つまり、ローソク足が上昇し続ければ、買われ過ぎと判断して銘柄を売ろうとし、反対に下落し続ければ、売られ過ぎと判断して銘柄を買おうと判断します。

それでは、イーサリアムクラシックのチャートを見てみましょう。

この時点ではイーサリアムのRSIは約44となっています。
つまり、現在の相場ではやや売られ気味の傾向にあると言えます。

40以下にまで低下すると買いのシグナルに入ると言われており、もう少し市場の様子を見た方がよさそうです。

ただし、銘柄の価格が急騰する際にはRSIが100、反対に急落する際にはRSIが0といった数値となり、横ばいになって動かなくなることがあります。

このように、極端な値動きする際には、RSIはテクニカル指標として機能しなくなることがありますので注意しましょう。

4.イーサリアムクラシック最新ニュース 

ここでは、2018年12月4日までのイーサリアムクラシックに関するニュースを紹介します。
イーサリアムクラシックはもちろん、仮想通貨の最新情報はコイン東京からチェックすることができます。

◆2018年8月

・米大手取引所コインベースがインデックスファンドにイーサリアムクラシック(ETC)を追加

米国の仮想通貨取引所コインベースは2018年8月13日、イーサリアムクラシックを同取引所の商品である「インデックスファンド」に統合することを発表しました。

コインベース取引所は、1日当たり5万人の新規顧客を獲得しているとされています。

同取引所のCEOブライアン・アームストロング氏は、デジタルコインの約10%が現実の生活やオンラインゲームなどで使用されているといった、背景から仮想通貨の金融商品を扱っています。

こうした大手取引所での取引が拡大すれば、イーサリアムクラシックの価格上昇の材料となるでしょう。



・大手マイニング事業者BTC.comが、イーサリアム・イーサリアムクラシックの採掘プールを開設すると発表
2018年8月31日、中国の大手マイニング事業者であるBTC.comは、イーサリアムとイーサリアムクラシックの採掘プールを開設する計画を発表しました。

同社は現在、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)の約16%、ビットコインキャッシュのハッシュレートの約14%を占めています。
今後、イーサリアムやイーサリアムクラシックのハッシュレートについても、これらと同程度の水準まで高めることを予定しています。

具体的な実施時期は未定であるものの、同社がスマートコントラクトに関する実証実験を行ってきたことから、マイニングは実行される見込みはあるでしょう。


◆2018年12月

イーサリアムクラシック(ETC)の開発企業の一つが操業停止を公表、市況悪化と資金難を背景に

イーサリアムクラシック(ETC)の開発会社の一つが当面の操業停止を発表しました。2年半稼働してきたETCDevは、暗号市況の悪化により、事業継続に必要な資金調達で苦境に陥った事を指摘しました。

5.イーサリアムクラシックを買える取引所

2018年10月1日10月2日時点では、国内の仮想通貨取引所でもイーサリアムクラシックが購入できるところがあります。

また、海外の取引所でも取り扱っているところは多いです。
基本的に英語対応であり、米ドルもしくはビットコイン(BTC)入金のところがほとんどですが、一度慣れれば使い勝手がよく、サービスも豊富です。

ここでは、その中でも特におすすめしたい取引所を3ヶ所紹介します。


・DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、大手インターネット関連会社であるDMMが開設した仮想通貨取引所です。
イメージキャラクターにタレントのローラさんを起用したことでも話題になりました。

特徴的なのは、国内でも数少ないアルトコインのレバレッジ取引ができる取引所であること。
仮想通貨投資家の中には、アルトコインのレバレッジ取引を行うためにDMM Bitcoinに登録しているという方もいます。

現物取引、レバレッジ取引、入出金にかかる手数料など、レバレッジ取引で購入した仮想通貨のポジション保有以外で掛かる手数料が全て無料。
そのため、通常の仮想通貨のトレードであれば手数料を支払わずに済みます。



・Binance(バイナンス)

Binanceは2017年7月に香港で設立した取引所。
設立されてからわずか半年あまりで通貨取引高が1位の取引所になり、登録ユーザーは790万人を突破しました。

こちらの特徴は、上場する銘柄を取引所の利用者の投票によって決める独自の仕組みがあること。

900種類以上におよぶ仮想通貨を取り扱っており、ビットコインやイーサリアムクラシックはもちろん、草コインのようなほとんど価値がない銘柄まで取引することができます。

また日本語対応がないとはいえ、ユーザーインターフェースのわかりやすさから海外の投資家から高い評価を得ています。

いろいろなアルトコインを取引してみたい、という方にはおすすめの取引所です。



・コインチェック

NEMの流出事件以降、再開のめどが立っていない状態が続いています。
取引所の新規登録についても停止されています。
ただ、取引ができる仮想通貨の銘柄数も多く、最近では大手証券会社マネックス証券の傘下に入っています。
また、2018年7月20日にはメンテナンスに入り、再開へ向けて着々と準備が進められています。

取引再開後は、今までの良心的なサービスに加え、マネックス証券傘下による新体制から、さらに魅力的な取引所として注目される可能性はあります。

6.まとめ

以上、イーサリアムクラシックの特徴や今後の将来性、購入できる取引所について解説しました。

2018年以降、市場価格が大きく下がっていますが、システム開発における進展から、イーサリアムクラシックに注目が集まり始めています。

サイドチェーンの導入や、サイドチェーンを利用した分散型アプリケーション開発キットの登場、そしてIoT分野における普及によって、今後さらに実用性を帯びていくことでしょう。

2017年度と比べて市場価格は割安感があるので、イーサリアムクラシックの将来性に魅力を感じた方は投資してみてはいかがでしょうか。

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