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  • 2018/10/12
  • コイン東京編集部

米Ripple社「国境を越えて価値を移動するためには、ILPだけでなくXRPも必要」

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最近、米国の国境間支払いのスタートアップRipple(リップル)社は、そのソフトウェアプロダクトでインターレジャー・プロトコル(ILP)を使用して、XRPを介した「価値のインターネット」を実現することにフォーカスしているという。Rippleが5月に立ち上げたプロジェクトXpring(0*)の動きが顕在化してきています。

国境を越えてより多くのお金と価値を移動する

最近、リップルコミュニティのSteven Diep (スティーブン・ディープ)氏は、XRPを使用してより多くの価値を、国境を越えて移動させるInterledger Protocol(ILP)について語る、米Ripple 社チーフマーケットストラテジストのCory Johnson(コリー・ジョンソン)氏の動画を共有しました。



「イングランド銀行、サウジ中央銀行、Google、その他の多くの企業を含む275以上の貢献者がInterledger Protocolに取り組んでいます。リップル社はそのソフトウェアでILPを使用しており(1*)、XRPを利用して国境を越えた価値を高めることを考えている。」

ILPは、基本的に異なる台帳間で支払いを送信するための、オープンなプロトコルスイートです。現在、Johnson氏は、「Ripple社が、多くの個人やコミュニティグループによって処理されているすべての異なる台帳を接続する、オープンソースプロトコルInterledger Protocolを使用している」と述べています。

Johnson氏は、250以上の貢献者が参加していると、スピーチで明かしています。銀行、イングランド銀行、サウジアラビア銀行などの中央銀行、ペイメント機関もこれに含まれています。さらに、Google(グーグル)やコンサルタント会社などの大手やブロックチェーン企業もILPに取り組んでいます。

Johnson氏は、「Ripple(社)はソフトウェアでILPを使用している最中だ。XRPを使用してお金を移動し、国境を越えて価値を移動させようとしている。」と述べています。

Rippleはインターレジャープロトコルにフォーカス

このミッションはシンプルに「価値のインターネットを実現するため」とJohnson氏は述べます。人類は世界を変えたデータ(情報)のインターネットを有していますが、価値を移動する重要な要素を欠いているという;

「Interledger ProtocolとRipple(社)のソフトウェアと共に、XRPを使用することで、価値のインターネットを作り出している。」

同氏はさらに、すでに100の顧客がこれに関与しており、毎週顧客を追加していると述べています。

Ripple社は実際にInterledger Protocol(2*)にフォーカスしたイニシアチブ「Xpring(エクスプリング)を立ち上げました。Xpring(3*)では、ILPエコシステムでインフラストラクチャや分散型アプリケーション、ウォレットを構築する開発者、及びプロジェクトのサポートを重視しています。

今月初め、XpringのInterledgerリードエンジニアで共同発明者のEvan Schwartz氏はブログを公開。「初期のInterledgerネットワークは、マイクロペイメント(少額決済)のユースケースと、(複数の)ブロックチェーンに跨った、ネイティブにトラストレスな暗号通貨の取引に最適化されています。(3*)」と書いています。

ILPとXRPを使用したインフラストラクチャとアプリケーション構築の代表例には、Coilがあります。Coilは、ウェブコンテンツ制作者をサポートするサブスクリプションサービスで、InterledgerマイクロペイメントとWeb Monetization(ウェブ・マネタイゼーション)標準を用いています。

またXRP Tip Bot(チップボット)は、ILPを利用してツイッターやレディット、ディスコードなどのSNS上で、XRP投げ銭を実現します。mlabプロジェクトのIlp.ixは、コネクターを見つけて相互に接続するのに役立つXRPピアリングエクスチェンジ(3*)です。

(0*)Xpring:今年5月に設立した、デジタル資産XRPとXRPレジャーに関わる製品やサービスを開発する企業に、「投資、インキュベート、M&A、補助金等」の支援を行うプロジェクト(公式HP)。

(1*)Ripple is right in the thick of using this ILP with our software and using XRP to move money, move value across borders

(2*)Interledger Protocol:*Interledgerは、W3C interledgerコミュニティグループによって開発されたオープンソースプロトコルです。Interledgerの会社、通貨、またはブロックチェーンは無い。

インターネット・プロトコル(IP)はネットワークやアプリケーションの下でデータを共有するための普遍的なフォーマット。同様に、異なる台帳にまたがって支払いを送信するためのオープンプロトコル方式であるインターレジャー・プロトコル(Interledger Protocol:ILP)も、支払いデータを共有する普遍的なフォーマットになる。

リップル社にとって、インターレジャー・プロトコル(ILP)は同社の製品戦略の重要な要素です。同社の多くの支払い顧客は、トランザクションをプライベートに保ち、毎秒何千件もの処理を行い、様々な法定通貨と資産に対応する必要があります。

ILPを介して帳簿と既存のインフラを結びつけることによって、銀行などの機関は国際送金を改善するための第一歩を踏み出しています。

ILP自体はまた、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が昨年立ち上げた「モジャループ(Mojaloop)プロジェクト」が注目されています。新興市場のためのオープンソースの支払いシステムであるMojaloopを開発し、Interledgerを使用して相互運用性を通じた金融包摂を目指しています。

(3*)Evan Schwartz氏は、ILPを利用した「すべてのブロックチェーンと価値のネットワークを相互接続する方法」を紹介しています。今後は、分散型取引所、パケット転送コネクターを介した別の通貨間の価値の交換(BTC→ETH)などを、広範な利用を視野に入れている。


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