COIN TOKYO

  • 2018/10/16
  • 2018/10/16
  • コイン東京編集部 新崎優太

香港規制当局SFCがすでに運営されている仮想通貨取引所の規制策定を示唆、BitMEXやCircleも支持

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香港証券先物事務監察委員会(SFC)は管轄区内で既に稼働している暗号通貨取引所に関する、より明確な規制を策定する意向を表明しています。15日、SouthChinaMorningPostが報じました。

香港は明確な規制を開発する

SFCの管轄は、証券の法的規制範囲のみ技術的に制限されています。投資家保護を強化する方法を模索しているSFCは、完全な禁止が解決策ではないと考えています。SFC委員長Carlson Tong Ka-shing氏は次のように語った。

「これらのプラットフォームを完全に禁止することは、必ずしも適切なアプローチであるとは考えていません。取引が国境を越える今日のインターネット世界では機能しません。たとえこれを禁止しても、海外市場のプラットフォームを使って容易に取引できます。」

取引所は暗号市場の不可欠な部分であり、多くは香港に拠点を置いているが規制されていない。現在の所、SFCは暗号市場に対して明確な枠組みは設けていません。しかし、暗号通貨の関心とアダプション(普及)が増加しているため、委員会は明確性を提供したいと考えています。Carlson Tong氏は以下のように述べています:

「これらのプラットフォームは新技術であり、有価証券として適格でない可能性がある。そのため、我々は規制アプローチを慎重に検討しなければなりません。例えば証券先物条例で通常定義されるような、カストディアン、監査または評価要件に彼らは適合しません。しかし現在、他の国際市場はこれらの暗号プラットフォーム向けの包括的な規制フレームワークを持っていません。我々は、これらのプラットフォームがどのように規制されるべきか検討する必要があります。その際、ライセンスされた取引所に匹敵する標準で、同時に投資家の利益が保護されるべきです。」

Carlson Tong氏は、10月19日に後任のTim Lui Tim-leung氏にSFCの指揮権を引き継ぐ予定です。

BitMEXとCircleのサポート

この新技術の特殊な知識に則した、ガイドラインを開発するために包括的なアプローチを採用する必要があります。これは仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXが望んでいる事と一致します。BitMEXのCOOでSFCの元ディレクター、Angelina Kwan(アンジェリーナクワン)氏は以下のように語ります:

「検討されているガイドラインまたは規制が、市場の発展に追いつくことを願っています。米国では暗号通貨の規制が導入されており、CMEグループとCBOEによって取引される先物商品があります。これは、規制当局が新しい業界の発展を促進できることを示しています。」

Kwan氏は、SFCによる規制の策定を支援する意向を示しています:

「当社は、暗号スペースの市場に関する情報を共有し、国際規制当局が資産クラスとしての暗号通貨の更なる理解を助けることを願っています。」

米国の暗号通貨投資プラットフォームであるCircle(サークル)社もまた、SFCの動向に関与しています。同社の香港オペレーションは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨コモディティ資産の相対取引(OTC)を提供しています。Jeremy Allaire氏はこれが規制されていないスペースであると十分認識しています;

「新しいライセンスや規制の枠組みが登場したら、我々は細心の注意を払い、これらの枠組みについて政府と積極的に協力するだろう。また、投資家にとって実際のリスクがあることを認識している。そのリスクに対処するためのルールを設定する必要があるだろう。だから私たちは、すべての市場で規制当局と協力して建設的な努力をしています。」

Circle社はBitmain(ビットメイン)、バイドゥ、Credit Ease等の中国企業の投資によって特に支えられています。「会社設立以来、当社は政府への協力にコミットしてきました。デジタル資産業界の長期的な可能性を確保したいと考えています。」とAllaire氏は付け加えました。


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