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  • 2018/10/22
  • コイン東京編集部

香港証券取引所レポート「既存の金融規制下でブロックチェーンや暗号通貨を規制すべき」

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香港証券取引所(HKEX)は、ブロックチェーンおよび暗号通貨の関連企業を含むフィンテック企業は、既存の金融規制の下で最大限規制されるべきであると提案しています。

10月18日にHKEXの「Chief China Economist's Office and Innovation Lab(経済オフィスと革新ラボ)」部門は、『金融技術アプリケーションと関連する規制フレームワーク』というレポートを発表しました。

既存の証券規制の枠組みで、デジタル通貨と資産の発行を管理

金融分野におけるブロック・チェーンとAIの可能性を網羅的に検討しました。その上で、ブロックチェーンの概要と、取引、決済、株式市場の資金調達における実行可能なユースケースを説明しています。

〇左:現行の証券取引ビジネスモデル、右:ブロックチェーンベース 出典;HKEX

レポートによると、ブロックチェーンのような新興技術は、投資分野、取引分野、決済分野に統合できる可能性があると述べ、金融分野のすべての企業にとって共通の規制が必要であると付け加えました。

異なるユースケースでは異なる管轄区域が技術に異なる規則が適用されるかもしれない、しかし金融規制において「一貫性のある原則」を適用することを提案しています。つまり、「同じ性質を持つ金融事業は、同じ規制を受けるべきである。」と述べています。

「一貫性のある原則は、既存の証券規制の枠組みの下で、デジタル通貨とデジタル資産の発行を管理する必要がある」と、レポートは以下のように続けます;

「インターネット上に公開された目論見書だけで、いかなる引受会社もなくIPO登録手続や厳格な開示要件も遵守していない(ような)シェア発行による発行者による公的な資金調達活動は、証券法を遵守するよう正されなければならない。」

さらに、既存のルールの下に同様の金融サービスをもたらすことで、「公正な競争を維持し、規制の有効性を確保し、規制のアービトラージ(鞘取り)を防止する」と報告書は主張しています。

考えられる問題として、フィンテックの急速に変化する性質は規制上の「抜け穴」を潜在的に生み出す可能性を挙げています。結果的に、技術的変化に対応するために規制を絶え間なく更新し続ける事になる、と指摘しています。

同報告書が発行された丁度同じ日に、世界的なマネーロンダリングに関する金融活動作業部会であるファイナンシャル・アクション・タスクフォース(FATF)が、来年6月までに国際的な暗号通貨規制のルールを策定すると発表しました。

FATFの動きは、国際金融システムに参加し続けたいと考える全ての国は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)にコネクションを有す取引所、ウォレットプロバイダー、および企業にラインセンス制度を設け、規制する必要がある事を示唆しています。

なお、香港証券取引所(HKEX)は今年3月に、オーストラリア証券取引所(ASX)の経験からブロックチェーン決済システムへの移行について学ぶ意向を表明していました。


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