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  • 2018/10/28
  • コイン東京編集部

NEM共同設立者「ブロックチェーンのトークンエコノミーは、暗号通貨よりも魅力的」

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NEMブロックチェーンの共同設立者であるロン・ヴォング(Long Vuong)氏は、“暗号トークンとDApps”は「単に暗号通貨を所有するよりも面白いもの」と語りました。Vuong氏は、分散型でトークン化された経済によって、世界経済はより平等で参加可能なものになる可能性があると説明しました。

暗号通貨を越えたユースケース

「150マスターノードのプループ・オブ・ステーク投票コンセンサス」を使用するブロックチェーン・ネットワークTomoChain(TOMO)のCEOでもあるLong Vuong氏は最近、分散型台帳技術(DLT)は、金融業界のみを変革するだけでなく、ハイテク業界のさまざまなビジネスプロセスを合理化する可能性も秘めていると語りました。

Vuong氏は、マサチューセッツ大学で経済学の博士号を取得した2013年に、初めてブロックチェーン技術(DLT)について学びました。2014年にNEMブロックチェーンプロジェクトを共同設立した同氏は、ソフトウェアエンジニアチームとNEMの構築に関わりました。彼は結局その年の終わりに博士号取得のためにNEMを辞めました。しかし、DApp開発者のブロックチェーンプラットフォームの作成に魅了され、2016年末にトモチェーンを設立しました。

Vuong氏は潜在的に多数のアプリケーションまたはユースケースが暗号通貨の外のDLTにあると考えています。ブロックチェーンプラットフォーム上で有用なアプリケーションを展開するのに、暗号通貨トークンがどう役立つかについて、以下のように語っています;

「私はブロックチェーンと暗号通貨について非常に異なった見方をします。私の見方では、トークンを使用してブロックチェーン上にアプリケーションを作成できます。単にビットコインのような暗号通貨を持つだけよりも面白い事です。...私たちは誰もが参加でき、公平な競争の場を持てる世界経済をサポートしています。だから、今やシリコンバレーの人々だけでなく、アジア、東南アジア、ベトナムの人々が、世界市場のために何かを構築しているのです。」

Vuong氏は、トランザクション処理時間が遅く、使用料が比較的高いと、イーサリアム・ネットワークを以下のように批判しました;

「取引の実行は、メッセージを送信するのと同様に感じられる必要がある。これには非常に高速で、非常に低い料金が必要です。イーサリアムは2017年にその容量を備えていなかった。そして現在も依然としてありません。」

パブリックブロックチェーンの課題

イーサリアムのハードフォークアップグレード「Constantinople:コンスタンティノープル」は2018年11月に暫定的に予定されていました。しかし、技術的な問題を考慮して、2019年1月末まで延期されました。

暗号通貨コミュニティの多くは、イーサリアム(ETH)のネットワーク上で展開される多数の分散型アプリケーション(DApps)とそのブロックチェーンに導入されたICO(イニシャル・コイン・オファリング)のために、ETHネットワークが非常に混雑していると批判しています。

また、イオス(EOS)やトロン(TRX)ネットワークなど、イーサリアムの他にも多くの選択肢があります。これらも、スマートコントラクトのプログラミングやDAppの開発をサポートしています。今夏にはEOSとTRXのメインネットが立ち上げられました。しかし、それぞれすでにガバナンスの問題を経験しています。

明確なビジョンの重要性

Vuong氏は、ソフトウェア開発の初期段階では、多くの試行錯誤が必要であることを認めています;

「(ブロックチェーンネットワークの実装段階)は、始めに多くのことを試すプロセスです。2018年までに我々も実際にやりたいことがわかったので、実際には別の方向に進みました。」

Vuong氏はこれまで、新興技術としてのブロックチェーン・アプリケーションの実世界での実用化には制限があるという烙印を押され、戦ってきました。TomoChainの投資家でさえ、多くの人の中には、ブロックチェーンの今後5〜10年間の展望についてグッドアイデアを持っていません。こうした逆風の中で、Vuong氏は成功したブロックチェーンプロジェクトを立ち上げるためには、明確なビジョンを持つ事が重要だと語ります;

「どのようなプラットフォームを構築したいのか、それが他の人にとってどのような価値を創り出すのか、という非常に明確なアイデアが必要です...暗号通貨を持つためのものか、それともファイナンシャル・プロダクトを作るためのオープンプラットフォームなのか?」

TomoChainの展望

Vuong氏は、将来的にTomoChainをトークンを発行してDAppsを開発する主要な選択肢として確立させたいと考えています。

「TomoChainは3〜5年以内にスケーラビリティ・ソリューションを展開できるはずです。これによりブロックチェーンは、VISAに匹敵する1秒間に30,000〜40,000件のトランザクションを処理できるようになります。」

それまでに、「人口の20%が何らかの形で暗号通貨ウォレットと暗号通貨を持っているはずだ」とVuong氏は述べました。


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