COIN TOKYO

¥724,618
BTC +0.10%
¥23,521
ETH -0.03%
¥57.94
XRP +0.01%
¥58,674
BCH -0.85%
  • 2018/10/30
  • コイン東京編集部

ビットコインマイニングが、20年以内に地球の平均気温を2℃上昇させる可能性

このエントリーをはてなブックマークに追加
ビットコインがクレジットカードのような他の技術に類似した速度で採用された場合、2033年までに地球の平均気温を2℃上昇させる可能性があるという。月曜日にNature Climate Changeがレポ―トを発行しました。

ビットコインのCO2排出量

参考として、最近の国連気候変動レポート(1*)では、1.5℃度以上の気温の上昇は、不可逆的で壊滅的な気候影響をもたらすレベルとされています。

ビットコインは、ブロックチェーン・ネットワーク上で発生したトランザクションの承認に膨大なコンピューティングパワー及び電力を必要とします。大量のコンピュータが、複雑な数学問題の解を競って探します。問題を最初に解決したコンピュータが、報酬のビットコインを得る「マイニング」と呼ぶプロセスです。

ハワイ大学のリサーチャーは、ビットコイン採掘ハードウェアの効率、マイナーの生息エリア、各国の発電による二酸化炭素の生産量など、いくつかの関連データポイントを集約しました。

この分析に基づくと、ビットコインは昨年、6,900万トンのCO2を排出しました。これは全世界のエネルギー生産のCO2排出量の1%強に匹敵します。ビットコインが全世界のキャッシュレス取引のわずか0.03%を占めることを考慮すると、膨大なエネルギー収支と言えます。

テクノロジーの採択率をもとに算出

〇米国での技術採用率。ビットコイン採用の重要ゾーンは、赤の斜線で示されています。  出典:NATURE CLIMATE CHANGE

未来のビットコインの環境フットプリントを予測するため、米国のクレジットカードや食洗機などの他の技術の採用率を考慮しました。2つの技術の平均速度でビットコインが採用されれば、わずか16年で2℃の地球温暖化つながるだけのCO2排出量が示されています。最低の採択率を見ても、22年以内に同じ閾値に達します。

「ビットコインが、他の技術の採択ペースに近い速度で普及すれば、気候変動や影響を受ける人々や種にとって非常に悪いニュースになります。」とハワイ大学の地理学者でレポートの主著者Camilo Mora氏は述べています。

この予測は、発電に使用される燃料と再生可能エネルギーの比率が20年間一定であるという前提に基づいています。世界中の再生可能エネルギーの大規模な採用が進めば、ビットコインとマイニングによる気候変動を緩和できます。

ビットコインの採掘工場は、エネルギーが安い地域、通常は水力発電所の近くに設置されています。多くのマイナーは中国に位置しており、米国とカナダも利用しています。

再生可能エネルギーが普及する場合、これらの地域での価格を下回る必要があります。太陽光発電と風力発電のキロワット時当たりの価格は下降傾向にありますが、広く配置されるまでには数年かかるかもしれません。

再生可能エネルギーの生産量は不安定なため、決定的な解決策とは言えない声もあります。Mora氏は「地球温暖化の2℃の潜在的な致命的な影響を避けるために、暗号通貨の更なる発展において、電力需要の大幅な削減を目指すべきである。」と主張しました。

(1*)2018年10月Target atmospheric CO2: Where should humanity aim?


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る