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  • 2018/11/15
  • コイン東京編集部

国際通貨基金(IMF)が中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の模索を奨励

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水曜日、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、シンガポールで開催された「Fintech Festival」のスピーチで、現金の需要が減少する一方でデジタルマネーの関心が高まっていると述べて、中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の模索を奨励しました。

キャッシュレスな世界で競争する主要な暗号通貨

ラガルド専務理事は、デジタル化が急速に加速している、変化しつつある社会について語りました。以下のように述べています;

「デジタライゼーションという新しい風が吹いています。この新しい世界では、私達はいつでもどこでも会うことができます。街の広場は、仮想上に、私たちのスマートフォンに収まっています。私たちは、情報、サービス、絵文字を即座に交換します。ピアツーピア、人から人へと(直接取引します)。」

特に重要な事に、ラガルド氏はお金自体が変化しており、ユーザーフレンドリーで、実際のモノでは無くなっていくだろうと予測しました。

「人々はお金がソーシャルメディアと統合されて、マイクロペイメントを含むオンラインと、個人間の利用に容易に利用できるものを期待します。より安くて安全で、犯罪者からも保護されるものを期待しています。」

ラガルド氏は、電子マネーを提供するペイメントプロバイダーを例に挙げました。中国のAliPayやWeChat、インドのPayTM、ケニアのM-Pesa。これらは、デジタル経済を念頭に置いて設計されています。

さらにラガルド氏は、ビットコイン、イーサリアム、リップルのような主要な暗号通貨が、こうした「キャッシュレスな世界で競争している。これらは、より安定した価値を提供し、より迅速で安価な決済を実現するために自己革新的を繰り返している。」と指摘しました。

中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の模索を奨励

しかしあくまでもIMFは、パブリックな暗号通貨が中央銀行のデジタル通貨(CBDC)の代替案となるという見解には否定的です。

13日にIMFはレポート(1*)を発行。レポートは、「暗号通貨は多くの側面で異なるため、...お金の機能を完全に満たすことは困難だ。」と述べて、「現状の技術的限界により決済スピードが低スコア」だと指摘しました。

ラガルド氏は各国がデジタル通貨の発行の可能性を模索する必要性について語りました。

「国家はデジタル経済に資金を供給する役割があるかもしれません。...カナダ、中国、スウェーデン、ウルグアイなど、世界中の様々な中央銀行がデジタル通貨の発行を真剣に考えています。彼らは変化と新しい考え方を受け入れています。IMFも同様です。」

ラガルド氏は危険性についても触れました。デジタル通貨は金融包括的に「大きな約束」を示し、支払いのプライバシーも提供すると同時に、金融の健全性と安定性にリスクをもたらす可能性があると述べています。

プライバシーと金融の完全性の間にはトレードオフの関係があります。ラガルド氏は、中央銀行がデジタル通貨を設計するかもしれないが、一方でマネーロンダリングとテロ資金調達の規制が背後で行われる必要があると語りました。

「こうした設計によって、ユーザーにとってはグッドに、犯罪者にとってはバッドになる。そして現金に比べて状況は良くなるだろう。現時点で私の目標は、模索を奨励することです。」

(1*)Casting Light on Central Bank Digital Currencies


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