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  • 2018/12/17
  • 2018/12/17
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

セントラリティ(CENNZ)の今後は?最新情報、買い方、上場取引所、ICOなど解説

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2018年12月、仮想通貨相場は暴落中ですが、こんな時には本来ポテンシャルを持ちながらも連れ安してしまうコインも多く出てきます。
そんな仮想通貨相場の中で、2018年度初頭の大規模ICOといわれたセントラリティ(CENNZ)の今後や上場取引所、最新情報について解説します。

1.セントラリティ(CENNZ)とは

プロジェクト名:セントラリティ(Centrality)
通貨名:CENNZ
タイプ:ERC=20
発行上限:1,200,000,000CENNZ
上場日:2018年1月15日
時価総額ランキング:130位(2019年5月中旬)

公式サイト:https://centrality.ai/
公式Twitter:https://twitter.com/centralityai

上場したのが2018年1月15日という、相場的にタイミングは最悪の時期でしたが、ICO価格15円に対して2018年4月後半には60円台の高値を付けています。

わずか6分でおよそ100億円のICOが完売したという大人気のコインゆえの相場でしたが、5月以降には急落する仮想通貨相場の流れに逆らえずに、セントラリティの価格も急落していくことになります。

上場先は、HitBTCと地元ニュージーランドの取引所Cryptopiaでしたが、本年1月にハッキング被害に遭ったCryptopiaは5月15日から破産手続きを開始しており、現時点での上場先はHitBTCのみとなります。

1-1.分散型アプリケーション(DApps)プラットフォーム

セントラリティの特徴は、イーサリアムやNEO、LISKなどと同様に分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームとなります。

DAppsとは、以下の5つの条件を満たすもののことです。

・アプリケーションはオープンソースであること
・オペレーションは自動であり、中央管理者が介在しない
・トークン、データ、レコードにつき暗号化・分散化されたブロックチェーンを利用していること
・アプリケーションは、オープンに流通可能なトークンを持っていること
・アプリケーションの改善は、ユーザー・マーケットの合意の下で行うこと


簡単に言うと、Google、Facebook、Instagram、Twitterといった中央管理者が存在するアプリケーションと正反対の性質を持ったアプリとなります。

DApps系の仮想通貨の主なものをご紹介しておきます。

・イーサリアム(ETH):仮想通貨時価総額ランキング2位、DAppsの草分け的な存在。スマートコントラクトで将来の法務局にもなりうるといわれる。

・NEO(NEO) :中国版イーサリアムと言われ、将来的に中国における経済・金融分野などのインフラ技術として利用されることを目標としています。

・LISK(LSK):国内取引所でもLISKは、スマートコントラクトの実装はもちろん、「JavaScriptで開発できる」「サイドチェーンの存在」などイーサリアムにはない機能があります。

1-2.最大の特徴はモジュールを購入して簡単に開発できること

わずか6分で100億円近いトークンを完売させトータルで200億円ほどの調達に成功した最大の特徴が、セントラリティを利用することで簡単にDAppsを開発することができるということです。

実は、DAppsは非常に優れたサービスであるのですが、イーサリアムなどを基盤としたDAppsの構築はそれほど簡単ではありませんでした。ところが、セントラリティではアプリケーション開発を簡単にする「モジュール」を提供することにより、DApps開発への参入障壁を低くすることに成功したのです。

このことがセントラリティが大注目されるようになった最大の理由であり、利用するにはセントラリティの提供するトークンCENNZを購入することでより簡単にDAppsを構築することが可能となります。

1-3.アカウントですべてのアプリが利用可能に

また、セントラリティでは1つのアカウントですべてのDAppsで開発されたアプリケーションを利用することができます。

従来のアプリケーションでは、異なる企業が提供しているアプリケーションを利用する際には毎回登録情報を記入しないといけないという煩雑な手続きが必要でしたが、セントラリティではその手続きも1度で済むというユーザビリティにも優れています。

つまり、セントラリティは開発者だけではなく、利用者にとっても利便性の高いプラットフォームとなっています。

1-4.Plug(プラグ)との連携

さらに、セントラリティはDAppsをより社会に広めていくために日常のニーズに適ったアプリの開発を目指しており、異なるブロックチェーンを繋げることができる「Plug」と連携して、2019年にはプラグネットというサービスをローンチ予定です。

1-5.CENNZトークン保持者を対象としたエアドロップ(AirDrop)

セントラリティでは、CENNZトークン保持者を対象に、今後、DAppsプラットフォーム上で新しくアプリがローンチされるたびに、そのアプリ内のトークンがAirDropされます。

1-6.Centrality  ICO時の噂について

2017年のICO祭りと言われるようなブームの際には、ICOの大半は詐欺コインと言われていましたが、例え詐欺だとしても、上場さえすれば儲かるという風潮がありました。

残念ながら、現実に多くの詐欺通貨や詐欺プロジェクトが存在していたことも事実ですが、その点、TGE案件第1号であったセントラリティには、詐欺通貨の疑いはほとんどありませんでした。しかし6分で100億が完売したという人気の高さから、通常とは異なるタイプの詐欺事件に利用されました。

セントラリティICO詐欺事件とは、その異常なまでの人気の高さから上場後には100倍以上間違いなしという噂が流れ、セントラリティのICO枠を譲るという詐欺話が横行していました。

中には、バ-などのコミュニティを囲い込んでセントラリティ枠を買わせるものや、マルチ商法でお金を巻き上げるようなことも行われていたようです。

投資詐欺事件の典型的なモノですが、新規公開株の枠がありますので、あなただけに特別にお譲りします、というたぐいの古典的な投資詐欺が横行していました。

※TGE案件
スイスの暗号通貨やブロックチェーンを専門とした投資コンサルティング会社CTIAが、アドバイザーとしてセントラリティ入っており、CTIAの厳しい基準をクリアしたプロジェクトがTGE案件として承認されます。

2.セントラリティ(CENNZ)の価格チャート

ここからはセントラリティの価格やチャートについて解説していきます。

2-1.セントラリティの価格チャートの変遷

前評判の高かったセントラリティだけに、上場後には上昇しています。たまたま、1月から暴落した仮想通貨相場が、調整の上昇のタイミングだったこともありますが、4月後半には60円台の高値をつけます。

しかし、仮想通貨相場の調整が終了し下落相場が再開されると、セントラリティも急落を開始し、他のコイン同様に長期下落相場となります。

2-2.チャートの時系列推移

ICO時には15円ほどの価格で販売されていましたが、上場後の2018年3月には50.6円ほどに上昇します。その後には上場後の利食い売りをこなしながら、60円ほどまで高値を更新しますが、その後は他の仮想通貨同様に暴落相場へと突入します。

1CENNZ=10円を割り込むと、さらに下落した5~6円というところでしばらくは落ち着いていましたが、11月からの仮想通貨プチ暴落相場簿影響を受けて現在3円割れという状況となっています。

本家DAppsのイーサリアムでさえ、現在15,000円割れというところですから、致し方ないところでもありますが、ICO価格さえも大きく割り込んでいる水準ですから、バーゲンセールとなるのか、まだまだ下落するのか、注目されるところです。

2-3.セントラリティの今後|価格チャート分析から読み解く

長期チャートでは、2018年5月以降の急落後、4~5円前後の相場が続きますが、12月には上昇相場を見せICO価格の15円付近まで戻します。

しかし、その後上昇相場は続かずに反落し、本年3月には上場来安値を更新します。

2019年5月の時点では、ビットコインをはじめとするメジャー通貨が大きな戻しを見せており、2018年1月からの暴落相場に終止符が打たれたような動きとなっています。

しかし、セントラリティの日足チャートを見る限りは、昨年12月の高値以降、高値も安値も切り下がる動きとなっており、大底値が確認されたといえる状況ではありません。

現在の価格は、12月上昇相場の高値と3月の上場来安値のフィボナッチリトレース23.8%付近にあります。

4月中旬にはフィボナッチリトレース50%のところから跳ね返されており、このラインが強力なレジスタンスラインとなっています。

今後、このフィボナッチリトレース50%のところ日足の終値で上抜いてくるようだと、ビットコインなどのメジャー通貨同様に大底が確認されることになるでしょう。

3.セントラリティの今後と最新情報

セントラリティの今後は一体どうなっていくのでしょうか?
ここではセントラリティに関する最新情報と共に今後を紐解いていきます。

3-1.ニュージーランド政府からの支援

ニュージーランドで開発が進められているセントラリティですが、実は、ニュージーランド政府から3年間で1,500万ドルの返済不用の支援が受けられることになっています。

このことから見ても、セントラリティとは実際に稼働しているプロジェクトであることはもちろん、国からも一定の信頼がある開発チームであることが分かります。

3-2.セントラリティがアマゾンのAWSとの技術提携

セントラリティは、2018年6月にAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のスタンダードテクノロジーパートナーになったことを発表しました。

これがどのくらい凄いことかというと、2018年11月21日現在の仮想通貨時価総額は約16兆円ですが、Amazon1社の株式時価総額は約100兆円なのです。つまり、セントラリティは仮想通貨相場の5倍以上の価値を有するジャイアント企業とパートナーシップを結んだのです。

AWSとはご承知の通り、AmazonのクラウドサービスでシェアNo.1ともいわれていますが、セントラリティとの技術提携によって開発される新しいサービスに期待が集まります。

この発表があった際には、セントラリティの価格は30%ほど上昇しており、今後もこの関連のニュースが出てくると価格に影響を及ぼすことが予想されます。

3-3.Iotプロバイダ「Jasmy」との提携

同じく6月に、日本のIotプロバイダの「Jasmy」との提携も発表されました。Jasmyとは、元ソニー社長が代表を務めるIotプロバイダで、世界中のユーザーが安全かつ簡単に安心して利用できる最適なプラットフォームを構築することを目指しています。


Iotテクノロジーは、食料、住居、衣料、携帯などのような一般的なモノをインターネットに繋げることで全く新しい利用方法を私たちにもたらし、人々の生活を大きく変革させる可能性があります。


この提携は、ブロックチェーン対応の自立型Iotネットワークの大量導入を可能にすることに焦点を当てており、セントラリティはJasmyと提携することで、ブロックチェーン対応のアプリケーションを日本全国の何百万ものIotデバイスにもたらすことができると期待されています。

※現在、「Jasmy」の名を騙ったICO通貨に投資しないかという詐欺が横行しています。ここでご紹介する「Jasmy」は日本の株式会社ですので、くれぐれも詐欺話に投資しないようにご注意ください。

3-4.明治大学との提携

セントラリティは、日本の明治大学との提携も同じく6月に発表しています。これは、明治大学森宮名誉教授やセゾン投信代表取締役中野氏らが運営する明治大学暗号通貨ブロックチェーン研究会との提携です。

セントラリティは明治大学と協力して、ブロックチェーン技術者の人材育成と明治大学とかかわりのある企業に対して、ブロックチェーン導入を推進していきます。

3-5.Binance(バイナンス)上場の噂も

ICOしてもそのまま取引所には上場しないというコインも数多くありますが、セントラリティはICO後に順調に上場を果たしています。

現在上場しているのは、CryptpiaとHitBTCの2か所となりますが、今後は他の大手取引所での上場も噂されており、Binance 上場という噂も出ています。今後に期待できるかもしれません。

4.セントラリティの買い方|おすすめの取引所

セントラリティ(CENNZ)は、地元のニュージーランドのCryptpiaとHitBTCの2つの取引所に上場していましたが、前述のように、ハッキング事件の被害を受けたCryptpiaが
5月15日に破産しましたので、現在は購入できる取引所はHitBTCのみとなります。

そのHitBTCも、残念ながら日本居住者のサービスを停止しており、日本居住の日本人は取引することができません。



(1)Cryptpia

Cryptpiaはニュージーランドの取引所で、2017年の草コインブームの際には話題となりました。ニュージーランド発のセントラリティですから、その期待の大きさがうかがえしれます。



(2)HitBTC

香港系の仮想通貨取引所です。多くのアルトコインを取り扱っていることで知られ、ICO直後のコインも取り扱っています。

2018年6月に日本人(日本に居住する)へのサービス提供を中止しましたが、その後に公式ブログにて、日本に子会社を設立する準備を進めていると公表しています。

5.まとめ

わずか6分でICOが完売し、プレセールと合わせると短期間で約200憶の資金調達に成功したセントラリティですが、上場タイミングが悪かったこともあり、現在の価格は低迷したままというところです。

セントラリティの前評判が高かったのは、そのプロジェクト内容とともに、TGE第1号案件であったことも影響しているでしょう。

実際、現在でもプロジェクトは順調に進んでいるようです。ただし、DAppsという他の強い競合コインの存在もあり、競争を勝ち抜くことはそう簡単ではないのかもしれません。

2019年5月中旬時点で、仮想通貨時価総額ランキングは130位、価格は5円弱と、ある意味では面白い通貨(プロジェクト)といえますが、現状、日本居住者へのサービスを停止しているHitBTCでしか購入できないのは、日本人にとっては痛いところです。

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