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  • 2018/12/18
  • コイン東京編集部

ブラジルの社会経済開発銀行(BNDES)がイーサリアムでステーブルコインを試験発行へ

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ブラジルの国有銀行が、法定通貨の価値にペッグされたステーブルコイン「BNDESトークン」を発行しようとしています。17日にコインデスクが報じました。

腐敗対策として

ブラジルの社会経済開発銀行(BNDES)は、2019年1月にBNDESトークンのパイロットを開設する予定です。BNDESトークンは、イーサリアム・ブロックチェーン上で実行され、ブラジルのレアルの価値に1対1で固定されます。銀行は2018年にかけてこれを実験しており、BNDESトークンは文化機関への税控除寄付に使用されます。

イーサリアム・デザイン企業「ConsenSys(コンセンシス)」は、このプロセスでBNDESの相談役を担っています。同社は、このブラジルのプロジェクトについて、関わりを認めましたがそれ以外はコメントしていません。今月初め、事業再編を誓った設立者のジョー・ルービン氏は、発行した内部資料で、同社がアーキテクチャとトークン設計に特化したブロックチェーン・アドバイザリ業務に重きを置いていくと述べていました。

パイロットで銀行は、数百ドル相当のBNDESトークンを、ブラジルの映画配給会社で非営利団体のAncineに発行して、映画制作と宣伝に利用する予定です。BNDES銀行には資金の不当な配分や賄賂の詐取などの過去があるため、パイロットの作成者はBNDESブロックチェーンのデータが、国有銀行の信頼を高めるのに役立つことを期待しています。

このパイロットでは、ブラジルの企業が公式の登録書類として、既に広く使用している納税者の国家登録簿(CNPJ)の電子証明書を使用します。BNDESシステム開発マネージャーのヴァネッサ・アルメイダ氏は以下のように述べています;

「スマートコントラクトを使用してルールを適用できます。資金を受け取った会社は、映画セクターの企業に対してのみ支払いに利用できます。」

「ブラジルには、企業にトークンを送る際に証明書代わりとなる一種のIDがあります。各企業はこの証明書に署名しなければなりません...私達は、どのアドレスにトークンを送るれるのか、前もって把握できます。」

このプロジェクトは、イーサリアム財団の開発者Alex Van De Sande氏の助けを借りて、Ancineに関連する映画制作者が、財務記録をリアルタイムで収集して共有できるように開発されました。受取人はフィアット(法定通貨)を、銀行を通じてステーブルコインに償還できます。

すべてのトランザクションデータを活用して、将来のユースケースを開発し、通知することもできます。「この情報は公共政策の指針となる」とBNDESのアルメイダ氏は語る。 "彼らは経済のこのセクターのより良い地図を持っています。

今後の可能性

このパイロットは全国へ波及効果をもたらす可能性がある。BNDNSは、教育イニシアティブから道路やダムなどのインフラストラクチャーの構築に至るまで、プロジェクトの資金を管理しています。

ブラジルのブロックチェーンアカデミー創設者ロジン・カダマニ氏は、「ステーブルコインを会計管理で利用し始めれば、すべてが銀行に戻ってくるようになる。うまくいくなら、将来的には他にも含意がある。」と述べる。

実際、BNDESのブロックチェーン構想の技術リーダーGladstone Moises Arantes Jr.氏は、銀行がこのパイロットの結果を評価し、公的資金を受け取る他の組織に拡大することを検討すると述べました;

「私たちのコンセプトは、ブラジルや政府全体の他の機関にも利用できる。」

今月、カナダで最初のパブリックなデジタル通貨「カルガリー・デジタル・ドル(CDD)」がローンチされました。これは、アルバータ州カルガリー市内で、日々の支払いに利用されます。カルガリー・ドルは、市、中小企業、非営利団体のイニシアチブであり、地域経済で生み出されたマネーをエコシステム内で循環するために導入されました。新たなデジタル通貨について、市内の企業は、少なくとも10%の支払いをデジタル通貨で受け入れ、時には100%受け入れることが義務付けられています。


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