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  • 2018/12/24
  • コイン東京編集部

ConsenSysが50%のスタッフを解雇するという情報はFUD(不安、不確実、疑念)ーBreaker報道

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20日、The VERGEは、イーサリアムのブロックチェーン・ベンチャースタジオConsenSys(コンセンシス)が、業績の低いプロジェクトをリストラし、従業員の半分を解雇する準備を進めていると報じました。その報道は事実と異なる部分を含むとして、ConsenSysの従業員の間で警戒と激怒を招いたという。ConsenSysと遠因関係のあるメディアBreakerが21日に伝えました。

まず、報道を受けてConsenSysCEOのジョセフ・ルービン氏は一連のツイートで否定しています。

「私は2018年をクリプト・ボトムと呼んでいます。このボトムは報道とソーシャル上の私達の友人からの壮大な量のFUD(恐怖、不確実性、疑い)によって示されています。...リアルなデータや洞察を持たないブロガーやジャーナリストの愚かで、壮大な量の推測と妄想に見舞われている。...私たちは外部プロジェクトへの投資を続け、将来を見据えた事業の中核をなす内部プロジェクトの採用を続けています。実際に最近およそ15人を雇いました。...」


内部情報筋による再編の概要

同社の情報筋によると、ConsenSysの従業員の50〜60パーセントが解雇される可能性があるという報道は「まったく正確ではない」と述べている。しかし、約7つのプロジェクトチームが実際に将来について厳しい選択を迫られていると認めました。それらはConsenSysを離れざるを得ない状況だという。

イーサリアム・ブロックチェーン上に新しいインターネットを構築するために、50以上の多面的なチームを率いてきたConsenSysにとって、ダウンサイジングは突然の転換ではある。今年1月に1,400ドル近くの最高値に達したイーサリアムの価格上昇を反映して、同社は2014年10月の設立以来拡大してきました。

〇Consensysのプロジェクト 出典:公式Medium

ConsensysCEOのジョセフ・ルービン氏は、イーサリアムの共同創設者でもあり、彼自身の保有資産(約1,132億円~5,659億円とされている)からも、50のプロジェクトに資金を提供して、コングロマリットを形成しました。2017年のクリプトのバブル以降、ConsenSysは通常のビジネスロジックを無視するかの様に、数十のプロジェクトをインキュベートし、従業員数を1,200人規模に拡大している。

しかし今年に入り、イーサリアムの最低価格は80ドルを下回り、ConsenSysが投資している分散型アプリケーション(dapps)のリアルワールドでの採用が後れをとっている。フォーブルの見積もりでは、Consensysのバーンレート(資本燃焼率)は年間1億ドルとされ、一時的な解雇は避けられない状況だという。

ブロックチェーン業界の批評家によれば、ConsenSysはクリプト・ユートピア主義を経営マネジメントよりも優先させる組織の代名詞となっています。長年の業界関係者の一人は「それは決してビジネスではなかった。まるでサマーキャンプの子供達の集まりの様だった。」と述べている。

ジョセフ・ルービン氏によるスタッフへのレター

11月末、CEOのジョセフ・ルービン氏はスタッフに全社的な書簡を送り、会社の次の段階に向けた構想を明かしました。コスト削減と効率性と収益性の強調によって特徴づけられる、とジョセフ氏は書いています。彼は、スタッフに「自分たちが何者かを定義づける、無駄のない逞しいスタートアップの考え方」に戻るように促しました。その後まもなく、ConsenSysは、スタッフの13%を解雇すると発表しました。

同社の新興企業を育成する部門「ConsenSys Labs」は、従来のベンチャー投資家のように、これまでより厳しいパフォーマンス基準で、育成プロジェクトを評価する事になります。利益には程遠いプロジェクトの一部は完全に分割される可能性があり、プロジェクトの設立者は自身の運命を選ぶ事になります。

情報筋によると、近い将来に収益を生み出す可能性が低いプロジェクトには、いくつかの選択肢が用意されています。1つは、ConsenSysの傘下に留まり、短期間で利益を上げる。1つは、他のチームと合流する選択。そして、必要に応じてConsenSysから1度の最終的な資金注入を受けて、スピンアウトして自分達で開発を続けること。最後に、チームは退職金を受取り、事業を閉鎖する事もできるという。

ConsenSysの広報担当者はEメールで以下のように述べています;

「“ConsenSys 2.0”への移行で約束された評価指標の一環として、すべてのプロジェクトと継続的に会話を交わしています。次のステップは異なります。対話を通して、彼らは自分たちの人員配置について決める自治を有しています。」

他のプロジェクトは明るい見通しを持っています。最終的な結論を出すのではなく、単に効率性と収益に焦点を当てる一環として、特定のマイルストーンを達成して、有意義な進歩を示すことが期待されます。

コアとなるイーサリアム・ツールへの同社の取り組みは変わりません。ConsenSysは、イーサリアム・プロトコルに取り組む50人の開発者を採用しており、非営利のイーサリアム財団と協業するイーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏のようなコア開発者と共に、オープンソースプロジェクトに貢献しています。「私たちはプロトコルに倍掛けしている」とソースは言います。

一般消費者向けアプリケーション(dApps)に関して、特定のプロジェクト(そして会社全体)の先行きは不確実です。情報筋によると、2019年初頭には暗雲が解消すると予想されており、その時点で同社は今後の展望をより明確にできると予想しています。

しかし現在のところ、混乱と激動に直面しています。「ConsenSysが6ヵ月後、どのようになるのか私にはわからない。」とソースは語る。

ジョセフ・ルービン氏は、BREAKERの親会社SingularDTVの4人の共同創設者の1人だという。


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