(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。1月14日未明に価格を一時38万円台まで落としたBTC、38万円台という価格帯は12月29日以降からなる下降チャネルのアウトラインにあたる価格帯であり、今後上昇の値動きがみられやすい価格帯でした。同日の深夜帯にはBTCは大陽線を形成、価格を40万円台まで戻し、下降チャネルのチャネルラインに接触して上昇を止める形をみせます。
1月14日深夜帯に大陽線を形成し、価格を一時大きく上昇させたBTCは注文比率で見た場合、売り注文を大きく解消する動きを見せていることがわかります。大陽線形成時の売り注文解消によって、売り注文量は1月11日未明の大陰線形成時の位置まで戻ることとなりました。つまり現在のBTC市場では1月11日以降に短期的に売り注文を持っていた取引者の多くは含み益を決済した形となっているということが言えるでしょう。
1月14日の売り注文を解消させた大陽線の形成でこれまで弱気相場に傾いていたBTCは一時フラットな状況へ近づいたのではないでしょうか。しかし今後も下降チャネル内での値動きを継続するとなった場合、BTCは再び強い売り圧力を受ける可能性があります。
また現在の価格帯では本日1月15日より2時間足の一目均衡表雲が覆いかぶさる形にもなっており、上値が重い状況を取りやすく、チャネルラインのブレイクは容易にはいかない可能性があります。更に1月14日深夜帯に久しぶりの大陽線を形成したBTCではありますが、出来高という視点から見ると、出来高はこれまでと比較して決して高いものとは言えません。そのため出来高の視点から見た場合も、今後もしばらくは下降チャネルに沿った値動きをみせるのではないでしょうか。
仮想通貨のファンダメンタル要素としてはアルトコインであるイーサリアム(ETH)のハードフォークが日本時間の本日1月15日前後で予定されています。そのためETHにはなんらかの値動きがみられやすい状況となり、合わせてBTCも大きな値動きをみせる可能性は捨てきれません。そのため本日から明日にかけては特にETHチャートにも注目する必要もあるでしょう。
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