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  • 2019/01/17
  • 2019/01/17
  • コイン東京編集部

米CFTCはイーサリアム先物商品のPoS(プルーフオブステーク)インセンティブ構造への影響を懸念している

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米国の多くのトレーディング企業は、イーサリアム先物の発売に向けて注力していますが、規制当局が今年中にこれらの商品を承認する可能性は限定的かもしれません。一部の業界関係者は、プルーフオブステーク(PoS)への移行が、イーサリアム先物の発売に影響を与える可能性があると見ています。

市場参加者から情報を求める「RFI」

仮想通貨デリバティブ取引所LedgerXはイーサリアムのオプションを計画しており、CFTC(商品先物取引委員会)の承認を待っています。同社CEOのPaul Chou氏の見立てでは、「(年内の承認が)良くて50対50」だという。ErisXとSeed CXも独自のイーサリアム商品の計画を公表しています。2017年にビットコイン先物市場の1つを発売したCBOEグローバルマーケッツもイーサリアム先物に前向きです。

予定されるハードフォーク、将来的なプルーフオブステークへの移行、イーサリアムの仕様変更によって起こり得る影響について、規制当局は理解した上でデリバティブ商品を認めなければなりません。

米国の商品先物市場を監督する政府機関は先月、市場参加者からの情報を求める「RFI(リクエストフォーインプット)」を出しました。CFTCは、イーサリアム(ETH)デリバティブ市場を開設した場合のリスクを深く理解するため、ETHとビットコインの類似点と相違点、およびETH固有の可能性、課題、およびリスクについて、一般投資家から意見を募っています。

RFIのコメント期間は2月中旬に終了します。その後CFTCはイーサリアム先物のメリットを審議することになります。CFTCがこれらの商品を承認する予定時期は不明確です。暗号分野のコンサルタント会社経営者で、元CFTCでフィンテックアドバイザーを務めたJeff Bandman氏は、政府が再稼働すれば、機関はかなり迅速に事をまとめると見ています。「2019年の前半に起こる可能性がある。」Jeff氏は以下のように述べています;

「彼らはイーサリアムを嫌っているわけではない。CFTCはビットコインが動作するような、プルーフオブワーク(PoW)ネットワークがどのようなものか理解している。しかし、プルーフオブステーク(PoS)は新たな疑問を提起している。具体的に、何がリスクか?」

PoS×先物

イーサリアムネットワークは、トランザクションの合意形成アルゴリズムを、PoWからPoS)に変更する過程にあります。前者は、マイナーが競って数学的問題を解き、ブロックを生成して報酬を受け取ります。一方で、PoSは、コイン保有者がコインを「ステーク」して、数量に比例した報酬を受け取ります。

最近、イーサリアムはアップグレード「コンスタンティノープル」を予定しています。これは2020年に予定されるPoS移行に向けた1ステップです。暗号分野の弁護士Nelson Rosario氏は以下のように述べています。

「多くの不確実性がある。CFTCはイーサリアムを取り上げて、自分たちが先物商品の発売許可を出そうとしているこれが、正確には何なのかと考えています。」と述べました。

ある業界関係者は、PoSへの切り替えが、イーサリアム先物の発売に影響を与える可能性があると見ています。理論的には、PoS状態のイーサリアムに先物を組み合わせることで、現物市場の価格変動を誘因する「過剰な圧力」が加わるという。

「ステーキングはデリバティブ商品に類します。ステークする人は本質的にその価値が上がる方に賭けています。そうでない場合、事実上は下がる方に賭けています。...さらに先物が加われば、開発者がこれまで経験した事の無いレベルの複雑さが付加されます。」

CFTCは、この懸念をRFIで記載しています。「イーサリアムの先物の導入は、ステーク・オブ・ステーク合意モデルの根底にあるインセンティブ構造を、どのように変更または修正する可能性があるか​​?」

また、イーサリアムが集権化されすぎる可能性も懸念されています。SEC(証券取引委員会)の企業金融局のウィリアム・ヒンマン局長は、”現状”のイーサリアムはセキュリティではないと述べました。アナリストのArjun Balaji氏は以下のように述べています。

「私の考えでは、ヒンマンの意見に関係なく、イーサリアムの集中化については未解決の問題があります。今日まで、イーサリアムのICO初期配分や、内部関係者(Joe Lubinなど)の過剰なプレマインのような疑念に対する回答は、依然として不明瞭です。」

LedgerXのChou氏は以下のように述べています;

「イーサリアムの先物取引は、2年前のビットコインETF申請と同じくらい時期尚早です。当社はできるだけ多くの異なる仮想通貨でリバティブを上場したいと思います。そのためのインフラがあります。」


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