BitPay社CEOのStephen Pair氏は、次のように述べています。
「当社のソリューションは世界のほとんどの地域の銀行振込よりも安くて速いため、当社のB2Bビジネスは急速に成長し続けています。ビットコインの大幅な値下げにもかかわらず、2年連続で10億ドル以上処理したことは、ビットコインが世界中の本当の問題点を解決するために使用されていることを示しています。」
BitPayはまた、支払いエラー率を2018年の総取引額の1パーセント以下にまで低下させたという。2017年のエラー率は8%と高く、この問題によりゲーム配信プラットフォームSteamはBitPayを廃止していました。BitPayの製品責任者Sean Rolland氏によると、「ペイメント・プロトコル(BIP-70)」ウォレットのサポートを採用した事で、加盟店は問題なく簡単にビットコインの支払いを受け取り可能になったという。「企業マーチャントによる最大の要求でした」とSean氏は述べています。
BitPay最高商業責任者Sonny Singh氏は、2019年に少なくとももう1つ、仮想通貨を追加すると述べています。同社は現在、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、および規制されたステーブルコイン、パクソス(PAX)、サークルUSD(CUSD)、およびジェミニドル(GUSD)をサポートしています。
Singh氏によると、BitPayはBTCPayServerのようなオープンソースの代替手段を競合他社と見ていないという。BitPayの重点はBtoBにあり、コンプライアンスの制限によりデジタル資産をバランスシートに残すことができないMicrosoftのような大規模な加盟店が、BitPayのサービスを引き続き使用することを期待しています。現時点では、加盟店の90%が着金した仮想通貨を直接フィアットに変換する手段を選択しています。
コンプライアンスに関連して、BitPayは最近、過激なソーシャルメディアプラットフォームGabへの提供を停止しました。PayPalやStripeのようなフィアット支払いに続いて、コインベースもGabを除外しました。Gabは結局、オープンソースの「BTCPay Server」を導入しました。Singh氏は、この判断が最終的にはコンプライアンスと、同社の利用規約の影響によるものと認めています。
8年目を迎えるBitPayは、2019年にさらにB2B商品への取り組みを強化し、銀行業界との関係を築き、そしてグローバル市場での存在感の拡大を目指しています。特にアジア市場は、商店が資本規制の制限や法外な国境を越えた送金手数料に苦労することが多い地域として注力する様です。
BitPayは現在、北米、ヨーロッパ、南アメリカに拠点を有し、主要投資家から7000万ドル以上を調達しています。
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