COIN TOKYO

  • 2019/02/04
  • 2019/02/04
  • コイン東京編集部 アオ

リップル(XRP)は1月末の急上昇以降強い反発を受け上値を切り下げる展開に、今後の価格はどうなる?-2月4日チャート分析

1月30日に価格を久しぶりに大きく上昇させた仮想通貨リップル(XRP)でしたが、その後の反発も強く、結果上昇分の約半値を超える下落を見せました。更に2月に入ったリップルは下値こそ守られていますが、上値は少しずつ切り下げる値動きへ切り替わっています。リップルはこのまま1月末の上昇分を全て戻してしまうのでしょうか?チャートを確認していきます。

大陽線形成後、大きく反落した仮想通貨リップル(XRP)は現在のところフィボナッチラインに支えられている。

XRP/BTCの4時間足チャートを見ていきます。1月30日に価格を0.0000839BTC台から0.0000964BTC台まで大きく伸ばしたXRP。2018年12月24日ぶりに大陽線を形成したXRPは上昇後の反発も強く、結果下値を0.0000866BTC台まで落としました。

0.0000866BTC台は1月30日の大陽線に対するフィボナッチラインでもあり、今後XRPが再び上昇するための下値としては綺麗な価格帯といえます。

XRPは2月に入り0.0000866BTC台を更に下値更新する値動きこそ見られてはいませんが、2月3日の深夜帯から本日2月4日にかけて上値を切り下げており、更に0.0000866BTC台に張り付いた値動きへ切り替えています。

本日2月4日でフィボナッチライン接触が二度目となるXRPではありますが、強い反発もなく、高い出来高も確認されていません。そのためXRPは今後0.0000866BTC台を割ってしまう可能性が高いのではないでしょうか。
フィボナッチラインである0.0000866BTC台を割ってしまう場合、XRPは上昇するタイミングを一つ逃した形となり、1月30日の大陽線以前の価格帯まで戻る可能性が高まることになるでしょう。

XRP/BTCの日足チャートを見ていきます。現在XRPチャートを長期足で見た場合、1月30日の大陽線形成にてMACDはシグナルをゴールデンクロスした形となりトレンド転換のサインが発生したことになります。しかしその後の反落により既にMACDとシグナルは再び接触する間近となっており、上昇トレンド転換と判断するには尚早だと思われます。

また20日、60日の移動平均線も1月30日の大陽線にて一時突破していますが、その後の反発にて再び移動平均線を下回っており、移動平均線から見た場合も上昇トレンドへ転換したとは言えないでしょう。これらのように長期足チャートでも強気相場への移行とは判断しにくい状況であり、現在の下値である0.0000866BTC台のブレイクは弱気相場継続の兆しとなるでしょう。


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