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  • 2019/02/05
  • コイン東京編集部

米Krakenが英国規制下の仮想通貨取引所を買収して、最大50倍の先物取引市場を開設

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4日、米国の仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)は、仮想通貨デリバティブ取引プラットフォームCrypto Facilities(クリプト・ファシリティーズ)を買収した事を発表しました。非公開の買収金額は1億ドル以上と見られています。

Krakenはまた、最大50倍のレバレッジで規制された先物取引を利用できるようになったことを顧客に伝えました。なお、米国およびその他特定地域の顧客は、先物取引の対象とされていません。

「今日、Krakenは現物と先物の両方の取引をクライアントに提供する最初で唯一の仮想通貨取引所になりました。Krakenは、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、BCHで50倍のマージン取引を提供します。リップルは最大25倍で2つの先物取引ペアを提供します。」
〇出典:kraken.com/features/futures

Crypto Facilitiesについて

デリバティブ取引プラットフォームとインデックスプロバイダーのCrypto Facilitiesの取得により、Krakenは仮想通貨現物と先物の取引プラットフォームとなります。KrakenによるとCrypto Facilitiesは、現在欧州で提供される規制された唯一の暗号先物商品を提供しています。

2014年に設立されたCrypto Facilitiesは、英国FCA(金融行為規制機構)の規制下にあります。現金決済のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコイン・キャッシュ(BCH)の先物取引を提供する他、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)と提携して、CMEの先物商品を支える2つのビットコイン物価指数(CME CF BitcoinリファレンスレートとCME CF Bitcoinリアルタイムインデックス)を提供しています。

Crypto Facilities社CEOのTimo Schlaefer氏は、Kraken傘下の独立企業としてCEOの地位を維持します。またインデックスを監督するFacilitiesの子会社も、Krakenの大きな枠組みの下で、独立性を維持するという。

同社の先物取引は夜間や週末にも利用できます。「これは現在米国で提供されている取引時間(9時-5時)よりも利便性が高いため顧客にとって利益をもたらす」と、両CEOは強調しました。

「リアルタイムでマージン(証拠金)を確保でき、夜間や週末のギャップリスクに備える必要はありません。マージンを少なくして資本効率を高めることができます」とSchlaefer氏は述べています。

最も流動性の高い先物取引所を構築する

KrakenのCEO、ジェシー・パウエル(Jesse Powell)氏は、この買収について以下のようにコメントしています;

「業界をリードするCrypto Facilitiesの先物商品やインデックス商品を、適格なクライアントに紹介することに興奮しています。今後数カ月間、私たちのチームはこれらの商品の強化と拡大を続けていきます。2019年には、トレーダーや機関投資家向けの優れた商品を発売していきます。」

25名で構成されるCrypto Facilitiesの買収により、Krakenの開発チームは100人を超え、より多くの他の仮想通貨を追加できるようになります。同社は中期的により多くの資産と商品の追加を計画しています。

昨年末、Krakenは、企業評価額40億ドルとして私募形式の資金調達を検討している事が報じられました。ハイバリュー顧客向けのEメールでKrakenは、現在の暗号の弱気市場を買収のチャンスと捉えていると述べていました。

現在、パウエル氏によるとこの資金調達は進行中であり、数週間以内に完了する予定です。この資金をもとに、2019年中にさらに1〜2件の買収が行われる可能性があります。将来的な買収は、取引所のユーザーベースや商品の多様性の拡張が期待されます。

Krakenの特徴は、多種類のフィアットと仮想通貨を取引できること。そのため、パウエル氏によると、直接の競合企業はルクセンブルクを拠点とするBitstamp(ビットスタンプ)やCoinbase(コインベース)だという。Coinbaseは後者は米国を拠点としながらも欧州でサービスを拡大しています。

一方で、規制当局を回避して急速に成長するバイナンスについて、「彼らは米国にはいない、規制を扱っておらず、銀行とつながっていない」とパウエル氏は違いを語りました。


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