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  • 2019/02/18
  • コイン東京編集部

欧州議会で国際送金のコスト平準化規則が採択、透明性の高い銀行システムへ

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EUは、ユーロ圏内の国境間送金にかかる手数料を標準化する法案を532対22で可決した。この措置は、欧州にあるEU加盟国と非加盟国の両方の銀行に対し、ユーロ建ての国際送金にかかる手数料の標準化と、自国通貨換算コストの透明化を要求している。銀行は、振込送金前に通貨換算費用の見積を開示しなければならない。
〇100ユーロ等価各国通貨での国際送金平均コスト 出典:EU cross-border payments outside Eurozone: MEPs scrap excessive fees

フィンテックにとって正しい方向へ

現状、EU圏の消費者は単一ユーロ決済圏(SEPA)から恩恵を受けているが、EU外の居住者はユーロ建ての国際送金に、自国通過換算に過度の手数料が課せられてきた。EU加盟国は国際・国内の非ユーロの支払いに同一料金を適用するよう銀行に適時規則を課すことができる。

エヴァ・メイデルEU議員によると、「EU圏外の国々に住む1億5000万人のEU市民と、600万の企業にとって、EU圏内へのユーロ建ての送金費用が大幅に増えている。...今後は全欧州人が大幅に低い料金で利用でき、年間10億ユーロ(=約1250億円)以上を節約することになる。...」と述べた。

各取引で、自国通貨で課される手数料が表示されるよう義務付ける事ができる。通貨換算料金について、メール・SMS・バンキングアプリなどで消費者に無料の電子プッシュ通知を送る仕組みを必要とする。

英国を拠点とするペイメントプロバイダPPROの新規事業開発責任者James Booth氏は、法案はオープンで透明性の高い銀行システムへの明確な移行を意味すると語った;

「transferWise、Xoom、Ofxなどのサービスは、近年、競争の激化や透明性のある料金体系を通じて銀行機関に圧力をかけるのに役立った。これは国境を越えた支払いの全体的な展望に影響を及ぼし始めている。今、EUは送金コストを削減し、エンドユーザーの透明性を高めています。これはEU議会レベルでの最初の大きな見直しの1つです。EUのフィンテックにとって正しい方向への新たな一歩となるだろう。」

先月、IMF(国際通貨基金)のクリスティン・ラガルド専務理事は「フランス・フィンテック・カンファレンス」で、Ripple社とCircle社を引用して、銀行は顧客により良いサービスを提供するため、新しい技術に適応する必要があると強調していました。


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