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  • 2019/02/28
  • コイン東京編集部

MonetaGoが貿易金融の基盤をHyperledgerからR3 Cordaへシフト|金融サービス分野でR3の存在感が増加

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ソフトウェア開発企業MonetaGoは、貿易金融の不正防止ネットワークの基盤を、現行のHyperledger Fabricから、R3のオープンソースブロックチェーンプラットフォームCordaの商用ディストリビューションである「Corda Enterprise」に移植する事を表明しました。26日、GTRが伝えました。

インドの銀行でHyperledgerをパイロット

貿易金融は、貿易取引リスクや代金回収までの時間を埋めるために利用される短期ファイナンスです。トレードファイナンスにおける二重融資や詐欺行為のリスクを防止する目的で、MonetaGoはブロックチェーンベースのソリューションを構築しています。

ニューヨークを拠点とするMonetaGoの債権詐欺防止プラットフォームは、昨年4月からインドのSWIFT、及び中央銀行にパイロットされてきました。しかし、スケーラビリティ疑問を感じ、R3を模索し始めたという。

MonetaGoのJesse Chanard CEOは、Hyperledgerでの現在のスループットは、「数万」のサプライヤとチャネルが関与する貿易金融の適切な選択肢では無いと語りました;

「2つの異なるプロトコルをテストした結果、複数の異なるエンティティがあり1対多の取引を行う必要がある場合、少なくとも近い将来これに最も適しているのはCordaであることがわかりました。」

IBMのHyperledger(ハイパーレジャー)ネットワークには、「チャネル」と呼ばれるパーティ間で共有されるプライベート台帳があります。これらのチャネルを使用して、ネットワークのメンバーは通信します。一方Corda(コーダ)は、パブリックチェーンのようにブロードキャストせず、取引相手間でデータをプライベートに共有するため、遥かにスケーラブルになります。

「トレードファイナンスには何千人もの参加者が関与します。スケーラビリティと負荷テストを見ると、何万ものチャネルを持つ何万ものサプライヤが載る場合、Fabricの拡張性に疑問が生じます。」Chanard氏は付け加えました。

MonetaGoは2018年9月からR3パートナーネットワークのメンバーであり、Corda Enterpriseの移行は2019年初頭に完了する予定です。

インドからメキシコへ

MonetaGoの不正防止ネットワークは、請求書がすでに資金調達されているかどうかを確認し、電子的な請求書の真正性を検証します。ブロックチェーンを利用して、各銀行は請求書の特定の要素をハッシュにし、固有のフィンガープリントを作成して発行できます。

カウンターパーティは請求書に対して、登録済み・融資済みなど、様々な状態を管理できます。請求書が税務当局に登録されているかも含まれます。

今年、MonetaGoの詐欺軽減ネットワークは、ラテンアメリカの6つの銀行で構成される、メキシコ主体のコンソーシアムへと着手します。Chenard CEOは、以下のように語っています;

「分散型元帳テクノロジ(DLT)市場を模索する中で、R3が金融サービス分野のリーダーとして浮上していることが明らかになりました。この勢いを確実に利用するために、Corda Enterprise上に構築されたアプリケーションを提供する方が理にかなっています。」


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