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  • 2019/03/22
  • コイン東京編集部

米CFTCゼネラルコミッショナー、Bakktを含めた仮想通貨デリバティブの審査に「懸命に取り組んでいる」

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CFTC(米国商品先物取引委員会)のゼネラルコミッショナーDan Berkovitz氏は、彼らがBakktによる仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)の申請に、懸命に取り組んでいると語りました。Berkovitz氏は、承認プロセスの具体的な言及を控えましたが、仮想通貨やブロックチェーンにアンチではないと示唆しました。

ブロックチェーンが規制当局に課題を提起

20日のBLOCKTVのチャットに出演したBerkovitz氏は、CFTCが新技術を抑圧するのではなく、詐欺や操作から市場を解放することにコミットしていると語っています;

「CFTCはイノベーションに賛成です。私たちはアンチ暗号やアンチブロックチェーンの態度を取りません。私たちは新しい技術を排除するつもりはなく、不正を排除したいと考えています。」

Berkovitz氏によると、CFTCの規制構造はブロックチェーン技術を扱う上で特有の課題に直面しているという。取引を促進する特定の団体や仲介機関を規制する責任を負うCFTCにとって、ブロックチェーン技術のトラストレスな分散型の性質への対処は、他に無い困難を伴います。

単一の統制点や権限が無いブロックチェーンの分散構造のため、規制当局による監視や市場参加者への規制は複雑になります。それでも、Berkovitz氏は当局が柔軟に対処していくと主張します:

「(ブロックチェーンは)非常に急速に出現し、発展している技術です...私たちの規制はかなり柔軟です。既に金融セクターに多くの変更を加えました。私たちの規制は極端に規範的なものではありません…私たちは、技術が何であるかを正確に知らなくても新しいテクノロジーに対応できます…私たちには決定的なルールは持っていません。」

Berkovitz氏は、仮想通貨の先物市場とオプション市場を取り巻く規制が、十分に発展するのに時間がかかる可能性が高いと考えています。ブロックチェーン技術に関して、「数年」かかると見積った上で、暗号コミュニティに忍耐が求められると忠告しました。

Bakktは昨年8月以来、暗号コミュニティにとって重要な関心事でした。そのオープンは既に数回延期されています。Berkovitz氏は、Bakktの承認審査のプロセスについて言及しませんでしたが、「提出された全ての申請に、非常に懸命に取り組んでいます…それも含めて。」と答えました。

Berkovitz氏は、「新技術がしばしば詐欺や市場操作の影響を受けやすい」と語り、「投資家の保護が無ければ、技術に対する機関(投資家)の関与は容易には起こらないだろう」、と指摘しました。

CFTCの承認を待つ仮想通貨デリバティブ

CFTCの承認を待つ、仮想通貨デリバティブ取引所の代表格はBakktです。Bakktは今年、業界初の機関レベルの規制された現物受け渡しのビットコイン取引所、クリアリングおよびカストディ・サービスをローンチする予定です。

ErisXもまた、「現物に結びついた暗号通貨デリバティブ」のCFTCによる承認を求めています。Erisは、最初に「現物(スポット)のデジタル資産取引サービス」を2019年Q2にローンチする予定です。同社は将来的に、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインの現物受け渡しの先物市場の提供を目指しています。

CFTCは昨年12月、イーサリアム(ETH)デリバティブ市場を開設した場合のリスクを深く理解するため、市場参加者からのフィードバックを求める「RFI(リクエストフォーインプット)」を出しました。ETHとビットコインの類似点と相違点、ETH固有の可能性、課題、およびリスクなど25の質問を設け、あらゆる方面からの意見を募りました。

CFTCによる仮想通貨デリバティブの査定指針

昨年5月、CFTCは仮想通貨デリバティブの上場を予定する先物取引所やDCO(デリバティブ清算機関)に対して、ビットコイン先物などの新しいデリバティブ取引の査定プロセスに関する指針を公開しました。

米国トップのデリバティブの規制当局である米国商品先物取引委員会(CFTC)の勧告は、仮想通貨のデリバティブ商品を上場するための一連の査定プロセスに焦点を当てています。先物商品取引所やDCO(デリバティブ清算機関)向けに以下のような要件項目を提示していました:

1、価格や取引量など仮想通貨現物市場の監視
 顧客確認(KYC)とマネーロンダリング対策(AML)により透明性の向上。
2、連邦規制当局との対話、要求への対応。新商品や契約情報の開示
 価格操作・詐欺情報共有。別のデリバティブ商品リリース時期の検討に活用。
3、取引情報蓄積機関への大規模トレーダーの報告(従来の先物取引業に適応)
 仮想通貨市場における価格操作的な活動に関与している潜在的なトレーダーの抽出。
4、未履行確定契約について市場参加者からのコメントの要求に対応できること
 新規契約の公開における潜在的な問題と混乱を避けるために、対話から学んだ実質的な
 反対意見と、そのような見解や異論にどのように取り組んできたのかを明確にする。
5、DCOリスクマネジメント
 DCO登録制度上、不十分な契約要件が特定された場合等、CFTCスタッフ仮想通貨
 デリバティブ契約を再評価し、再検討する。


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