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  • 2019/03/31
  • コイン東京編集部

世界銀行がRipple社のxRapidを高評価|国境間支払いの変革の必要性を強調

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世界銀行は分散型元帳技術(DLT)を称賛し、クロスボーダー決済業界を変革する可能性がある技術として、Ripple(リップル)社のxRapidをピックアップしています。

DLT技術の有用性とRippleの先行事例

世界銀行の上級金融セクタースペシャリストでBetter Than Cash AllianceのメンバーであるMarco Nicoli氏によると、伝統的な企業間の送金を「スロウで不透明」であり、多くの場合、より高いコストと遅い送金時間につながる仲介業者を必要とします。そうした課題を解決するとして、DLT技術の有用性を認めています;

「これらの欠点により、クロスボーダー決済業界は、ディスラプション(混乱)とイノベーションに適しています。一部の人々は、DLTが業界全体の変革を促進する可能性を秘めていると見ています。確かに、伝統的に断片化と不透明度を特徴とするB2Bクロスボーダー決済は、DLTの実装が成功するポテンシャルを持つユースケースです。」

「DLTソリューションを使用する事で、コンプライアンス・コストを削減し、転送の透明性とトレーサビリティを向上させる事もできます。これは、過去数年間に送金サービス業界に影響を及ぼしてきたデリスク(de-risking)現象の影響を緩和するのに役立ちます。取引の透明性が高まると、送金業界における銀行部門の信頼が向上する可能性があります。さらに、DLTソリューションによって、送金サービスプロバイダはコルレス銀行のリレーションシップを必要とせずに運用できるため、デリスクの問題を完全に回避できる可能性があります。」

デリスクは、銀行によるリスク回避を意味します。コンプライアンス上の規制強化を嫌気し、特にハイリスクな国で、大規模な銀行が、ローカル銀行への金融サービス(correspondent banking)から撤退する動きの事です。

Nicoli氏は、Ripple社のxRapidについて、「市場で積極的にテストされている現実的なソリューション」として特に評価しています;

「2018年、フィンテック企業のRipple社は、非常に競争の激しい米国-メキシコ間の送金経路で、DLTベースのクロスボーダー決済ソリューションであるxRapidを試験運用しました。パイロットに参加した金融機関は、外国為替コストを40%~70%削減し、平均支払い時間はわずか2分強です。送金資金がxRapidに載っている時間は2〜3秒です。処理時間の大部分は、国内の支払いレールと仲介機関であるデジタル資産交換所によって費やされました。」

その他のDLTのユースケース

また、JPモルガンコインとSWIFTの分散型元帳の概念実証(PoC)を例に挙げて、送金費用とスピードを改善しようと試みる、従来の金融機関の動きも説明してます。それでも世界銀行は、分散型元帳が長期的に国境を越えた支払いを支配するかどうか、依然として未解決の問題であると述べています;

「DLTは、送金業界が直面する課題に対する効果的な解決策になるのかどうか、そしていつ、この技術が送金分野を効果的に混乱させるのに十分な規模に達するかについて、まだ答えは出ていません。いずれにせよ、クロスボーダー決済業界では、イノベーションのための十分な機会と必要性があります。」

昨年10月、世界銀行のJim Yong Kim(ジム・ヨン・キム)総裁は、ブロックチェーン技術が「巨大な可能性」を持っていると信じており、この技術を採用することは組織の目標として必須であると述べました。

昨年8月、世界銀行は、世界初のブロックチェーン債券「Bond-i」を発行しました。コモンウェルス・オーストラリア連邦銀行(CBA)が単独幹事となり、1億1,000万豪ドル(約80億円)相当の調達に成功。イーサリアムのプライベートチェーンが利用されました。


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