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  • 2019/04/19
  • 2019/04/19
  • コイン東京編集部

4大監査法人の一つアーンスト&ヤング社は、企業がイーサリアム(ETH)パブリックブロックチェーンを採用すると展望

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世界4大会計事務所の一つであるアーンスト&ヤング(EY)社は、イーサリアム(ETH)・パブリック・ブロックチェーンを使用した、著作権フリーソフトウェアを発表しました。

EYが開発したプロトコル「Nightfall」

今週発表されたEYのプロトコル「Nightfall」は、同社の200人以上の開発者からなるブロックチェーンチームに開発されており、5月に公開予定です。サプライチェーン、食品追跡、会社の支店間取引、財務会計などのユースケースに作成されました。

Nightfallは、「ゼロ知識証明」を利用して、共有元帳間のプライベート(匿名)トランザクションを可能にします。特にEYのソフトウェアは、パブリック・ブロックチェーン上で動作するように設計されています。

同社は、コードをオープンソースにする上に、パブリックドメイン(公有)にし、著作権フリーにするという。EYのブロックチェーン担当イノベーションリーダー、ポール・ブロディ氏は、以下の様に述べています;

「私たちは、アダプションとコミュニティの参加を最大限にしたいと考えています。人々がlこれを採用し、適応させ、改善してもらいたい。私たちが所有権を保持すれば、人々はそれほど多くの時間とエネルギーを投資しないかもしれません。誰もが使うことができるように、権利を放棄します。」

オープンソースは、使用料を支払うことなくソフトウェアを使用することを可能にします。作成者が著作権を保持し、後でコードベースに貢献するための明確なライセンス・フレームワークを提供します。一方、パブリックドメインは著作権の放棄を意味します。企業にとって、パブリックドメインの公開は、その後のリスクの放棄を意味します。

EYによると、すでにテスト中のソリューションの1つは、MicrosoftのXBoxゲームプラットフォームのソフトウェアライセンス取引を追跡するためのシステムです。このソリューションを使用して、マイクロソフトは複数のゲームベンダーとの取引を監視し、ロイヤリティの支払いに関連する訴訟を回避できます。

他の1つは、欧州の食料品チェーンCarrefouで利用している、食品追跡ブロックチェーンソリューションがあります。これはIBMのフード・トラスト・ブロックチェーンにも参加している。製薬メーカーのメルク。イタリアのワイナリーPlacido Volpone、日本の大手自動車メーカーでも使用されています。

企業のパブリックブロックチェーンの採用

EYのNightfallは、デジタル化されたPDF文書のハッシュではなく、物理的商品に紐づけたトークンを利用すべきだと提唱しています。EYはイーサリアム(ETH)上の非代替トークン(NFT)である、ERC-721規格を利用します。ERC-721の代表例には、CryptoKitties(クリプトキティ―ズ)があります。

ブロディ氏によると、物理的資産の法的所有権から切り離すために、ERC 721互換の特別な種類のトークンを作成したという。例えば、自動車がバイヤーへ輸送される船に乗っている間、船会社はその車を所有しません。

今後、取引商品のさまざまな構成要素を区別してトークン化できる様になると期待されます。そしてEYの見込みでは、企業がパブリッククラウドストレージに慣れてきたように、パブリック・ブロックチェーンも普及し、イーサリアム(ETH)が採用されると見込んでいます。ブロディ氏は以下のように述べています;

「すべての自動車メーカーと出荷会社がそれぞれ独自のプライベートブロックチェーンを運営していると想像してください。サイロが大量にあっても規模は拡大しません。プライベートブロックチェーンは便利ですが、大規模でスケーラブルなトランスフォーメーションの問題を解決することはできません。」

イーサリアム(ETH)が採用される根拠として、この業界の資金の大部分がイーサリアムを基盤とした企業に向けられており、ブロックチェーン開発者の大多数がイーサリアムのスマートコントラクト言語「Solidity」でコードを書いているからだと述べました。


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