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  • 2019/04/30
  • コイン東京編集部

BitMartのCEOシェルドン氏に独占インタビュー!CoinMarketCapで出来高トップ10にランクインした仮想通貨取引所、その強みとは

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今回は、CoinMarketCapで出来高トップ10にランクインした大手仮想通貨取引所BitMartのCEOである、Sheldon Xia氏に独占インタビューを行いました。
BitMartの強みから、世界規模の取引所を率いるメンバーのお話、また取引所のトップから見た今後のビットコイン相場等、様々なお話を伺うことが出来ました。

「我々の強みの一つは、世界レベルの開発チームでしょう。シリコンバレーや世界トップレベルの大学から様々なエキスパートがジョインしています。」-シェルドン氏

ーコイン東京
本日はありがとうございます。それでは、まずはシェルドンさんのバックグラウンドを教えてください。


ーシェルドンさん
まず私は、デジタルアセットやブロックチェーンの世界に携わって6年以上になります。昨年はスティーブンス工科大学のコンピュータ・サイエンスで修士号を取得しました。

BitMart Exchangeの前は、2013年にDSCoin.Orgという会社を立ち上げました。これは当時、中国で最初の仮想通貨取引プラットフォームの一つでした。同じ年、WeChatプラットフォーム用のH5(HTML5)ソリューションを提供する会社Xingmei Communicationsを立ち上げました。これは杭州電子科技大学の学部時代の話です。更に在学中は、HR向けのスマート採用アプリを開発し、そのソフトウェア特許を取得し大学を卒業しました。

私の専門は、技術や金融システムソリューションの製品化で、かつてDasoucheという会社でソフトウェアエンジニアとして働いたこともあります。この会社は、自動車販売業向けの新しい金融プラットフォームの提供を専門とするシリーズE(投資ラウンド)の会社でした。

ーコイン東京
BitMartを設立された背景をお聞かせください。


ーシェルドンさん
ビットコインの存在を最初に知ったのは2013年でした。当時私はコンピュータサイエンスを専攻する大学2年生でした。私はその時、ニューヨークのある若い男が、非常に効率性の高いマイニングハードウェアを開発したことで多くの富を手にしたことを知りました。

そのニュースに私は興味を持ってビットコインやマイニングの方法について調べ始めたんです。その過程で、ビットコインのホワイトペーパーに出会いました。そしてそれを読み込んでみると、フリードリヒ・ハイエクの「通貨の脱国営化論」がついに実現される可能性があるなと感じ、この機会を逃してはいけないと思ったんです。

その年は驚異的な成長の年でもありました。中国最大手のビットコイン取引所2社だったHuobiとOKCoinが次々と出現したのがその年でした。その当時の私にも革命的なことが起こっていることがわかりました。そこですぐに何人かの友人を集め、私たちもDSCoin.Orgを立ち上げました。

先ほども申し上げましたが、これは中国で最初の仮想通貨取引プラットフォームの一つです。残念ながら、2013年の終わりに中国はビットコイン取引を禁止したため、これをきっかけに若き起業家としてのキャリアを諦めざるを得ませんでした。

しかし私は、そこでやる気を失ったわけではありませんでした。学校に戻り、再び自分の専門であったコンピュータサイエンスの勉強に集中しました。それと時期を同じくし、私は金融システムソリューションに注目し始め、ソフトウェアエンジニアとして自動車販売業向けの新しい金融プラットフォームを提供するDasoucheという会社で働き始めました。

2015年、私はアメリカに渡り、スティーブンス工科大学で修士号の取得を目指しました。先ほども申し上げたように、その当時も、私は仮想通貨市場に対して希望の眼差しを持ち続けていました。そしてここでその機会がやってきたんです。

2017年はビットコインの年として記憶に新しいはずです。その価値が1700%以上になった年です。私は何人かの友人と過去の仕事仲間を集め、イーサリアムやブロックチェーン技術について議論しました。

私自身、スマートコントラクトやDappsについて学ぶことがとても楽しかったことを覚えています。そしてその時初めて、テクノロジーはある程度成熟しており、非中央集権通貨のビジネスポテンシャルがこれから開花するなと感じました。そして今があるわけです。

そこでようやく2017年11月、私はBach.Techという会社を立ち上げ、そのすぐ後に、BitMart Exchangeを設立しました。

ーコイン東京
BitMartを作り上げているチームはどんなチームなのか教えてください。


ーシェルドンさん
我々のCTO、ヴィンセント・グーはDDBやApache Zookeeperプロジェクトシステムを中心に分散型ビックデータに関して10年以上の経験を持っています。また、プロダクトリーダーのテレンスは、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション、UX、トレードシステムプロダクトデザインにおける長年の経験を経てSAPからジョインしました。

ジェイヴン・ルーは、我々のCMOで、世界中に展開する経験豊富なデジタルマーケティングのプロ集団を率いています。彼は中国国内の特許保持者でもあり、大学学部時代に文理のダブルディグリーを取得しました。BitMartにジョインする前は、インテルにてブランディングとマーケティングの経験を積む共に、ブロックチェーン業界に関する豊富な知見も獲得していました。

BitMartは更に、あらゆる領域の法律相談にも対応可能な強力なコンプライアンスチームを持っています。
エイプリル・ウェイは、米国の様々な法律管轄区域にて資格を持つ弁護士として、長年にわたり民事訴訟、刑事訴訟、商取引および企業業務に携わってきました。

シニアVPのエリックは、以前はボストンのDLA Piper LLP(US) にて勤務し、企業、コンプライアンス、労働法、国際統合、及び事業再生の分野で長年の経験を持っています。彼はニューヨーク大学ロースクールでLLMを取得し、中国とアメリカの両方でのライセンス行使の資格を持っています。

ーコイン東京
BitMartはどのような他の取引所に比べてどのような優位性がありますか?


ーシェルドンさん
まず、BitMartは現在プレミア・グローバル・デジタルアセット取引プラットフォームとして、金融・投資を統合したサービスを提供しており、現在1日8億ドルの出来高があります。
そして205の取引ペア、4つの基軸通貨のマーケットを提供しており、業界内の主要取引所に比べて手数料が比較的安いことが強みです。

BitMartは更に、多彩なプラットフォームを提供しており、スポット取引だけでなく、OTC取引(まもなくオープン)、法定通貨による支払いプラットフォーム、コイン格付けプラットフォーム(Token Insight及びRatingToken)、及びポートフォリオ管理自動化ツール(Yanda及びShrimpy)などの機能が備わっており、投資家に向けた、より質の高い情報を提供しかつ透明性の高いマーケットプレイスを作っています。

我々の強みの一つは、世界レベルの開発チームでしょう。シリコンバレーや世界トップレベルの大学から様々なエキスパートがジョインしています。それによって、セキュリティ性能が高く、効率的なマッチングエンジン技術とユーザ親和性の高いインターフェースが提供できています。(ICO Ratingが行なった最新の「取引所セキュリティレポート」ではBitMartが全取引所中、Aに次いで2番目に高い評価A-を取得しました)

また、BitMartには厳格なコインリスティングの仕組みがあります。トップクラスのプロジェクトアナリスト7人のメンバーによって、デューデリジェンスからコードレビュー、テクニカルドッキング、マーケティング戦略まで一気通貫で行います。
上場決定後も、マーケティング、オペレーション、テクノロジー、プロダクト、インテグレーションとあらゆる部分における上場支援を行なっているのも強みでしょう。

我々のマーケティング戦略も特徴の一つです。徹底的にローカライズされた戦略をとっており、世界に展開する5つのオフィスだけでなく、カントリー・アンバサダー・プログラムというコミュニティマネジメントプログラムを通して20の国・地域でローカルマーケティング戦略を実践しています。

最後に、BtMartは特にブロックチェーン教育に力を入れている数少ない取引所です。コロンビア大学、ストーニーブルック大学やスティーブンス工科大学といった数々の名門大学と提携し、まだ黎明期にあるブロックチェーン技術に対して、優秀な学生が関われる機会を多く設けています。

我々が培ったこの業界での経験や持っているキャリア機会を提供することで、ブロックチェーンの領域でより多くのイノベーションが生まれる機会を創出していきたいと考えています。

「我々のゴールは、金融サービスの数々を統合し、包括的ネットワーク取引プラットフォームを構築することで、ワンストップソリューションを提供し、既存のビジネスのデジタル資本化を実現していくことです。」-シェルドン氏

ーコイン東京
これまでのBitMartに関する重要な出来事を教えてください。


ーシェルドンさん
BitMart Exchangeは2018年3月15日に公式にオープンしました。そしてBitMartは7月1日にCoinMarketCap(CMC)に上場し、仮想通貨の時価総額で世界中の取引所のトップ100入りを果たしました。

7月13日、弊社の取引所トークンであるBitMartトークン(BMX)が0.0542ドルでCMCに上場しました。同じ月、我々は、ミッションXというコミュニティ上場マーケットをオープンしました。

これは、プロジェクトに対しBMXを投資する形で支援を行い、ある投資支援額を突破するとそのプロジェクトのトークンがBMXとの通貨ペアで上場し、投資家がその取引から発生する取引手数料を半永久的に獲得できるというプログラムです。当時はこの配当型プログラムが話題を呼び、マイニング配当のトレンドを作り上げました。

10月、BitMartはCoinMarketCapにて出来高トップ10を獲得しました。同時に香港オフィスを立ち上げたのも同じく10月です。数々のステーブルコインがBitMartに上場したのに続き、EUの認定金融機関であるシンプレックスと提携し、クレジットカード及びデビットカードによる入金機能を導入しました。

12月にはBitMart Labsをローンチしました。これはブロックチェーンのインキュベーションプラットフォームで、世界中から質の高いプロジェクトを募集し、技術面やコンプライアンス等の様々な側面でその成長を支援するプログラムです。

2019年に入ってからは、「Galaxyプログラム」というプログラムをローンチしました。BitMart Starという各エリアごとに特異なリソースやナレッジを持ったユーザにBitMartのグローバル展開をサポートしてもらおうという試みです。

そして、世界最大のビットコイン・マーケットプレイスであるPaxfulとの提携を発表し、現在大きく成長しているOTC市場に参入しました。直近では、3月15日に設立1周年を迎え、3月24日「中国デジタルエコノミーグローバルイノベーションフォーラム - BitMart1周年アニバーサリーコンベンション」を中国上海で開催しました。
そこでは、中国におけるデジタルエコノミーの方向性、世界における将来トレンドについての講演を行いました。

こんなところでしょうか。

ーコイン東京
現在のアメリカにおけるブロックチェーン業界についてどうお考えですか?


ーシェルドンさん
技術面やDappsの開発に関して、業界全体的に未だ初期段階にあると思います。私の考えでは、2019年は金融サービスと、デジタル資産およびステーブルコインなどのオンチェーン投資資産との統合、さらに株式やファンド、不動産のトークン化、STO、ギャンブル・ゲームのDapsなどがトレンドになってくると思います。これらすべてが2019年に爆発的な成長を遂げるでしょう。

ーコイン東京
現在はブロックチェーンのどのジャンルに興味を持たれていますか?(DappsやSTOなど)


ーシェルドンさん
ブロックチェーンは将来的に既存の金融業界とより深く関わってくると私は考えています。取引所というのは本質的には既存の金融部門の一部であり、そうであるが故に既存の金融業界とは深い関わりがあります。

法律や規制によって適切に管理されているセキュリティトークンオファリング(STO)はその良き例だと思います。BitMartは現在その部分にかなり深く取り組んでいます。それに加えて、今後も投資家の方々に対して、先物オプションのようなより多彩な金融商品を継続して提供していけたらと考えています。

ーコイン東京
今年のBTC価格をどのように予想しますか?


ーシェルドンさん
今年後半にBTC価格は再び下落し、その後は着実に回復し、今年末には強気相場に向かって上昇すると考えています。

ーコイン東京
最後に今後のロードマップについて教えてください。


ーシェルドンさん
我々のゴールは、金融サービスの数々を統合し、包括的ネットワーク取引プラットフォームを構築することで、ワンストップソリューションを提供し、既存のビジネスのデジタル資本化を実現していくことです。

我々は今年後半に先物取引、DEX(分散型取引所)をオープンする予定です。また、米ドル(USD)との取引ペアをオープンすることや複数の国で証券取引のライセンスを取得することを計画しています。さらに、機関投資家が銀行口座からすぐに入金できるようにしたいと考えています。目標として、2019年第2四半期までに100万人の登録ユーザに達することを目指しています。

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