CoinGeckoによる信頼された取引所データによると、Upbit、Bithumb、Coinoneの韓国ウォン(KRW)で約12%取引されています。日本のBitbankは約2%を占めています。また、米国の取引所コインベースとクラーケンで若干のプレミアムを付けています。
14日のスパイクは日本時間の午前9時に起こりました。早朝に海外で発表された2つのXRPのニュースが媒介となり、アジアの投資家が積極的に購入した模様です。
まず、コインデスクが、ドイツ第2位の証券取引所であるBoerse Stuttgart(ボルセ・シュトゥットガルト)は、リップル(XRP)の価格に連動した2つの上場投資証券(ETN)の取引を開始すると報じました。これは、既存のブローカーで口座を有す伝統的な投資家が、リップル(XRP)の価格エクスポージャーを得られる商品です。新たなETNはスウェーデンクローナ(SEK)建てと、ユーロ(EUR)建ての2パターン販売されます。
次に、米国の暗号資産取引所コインベースは、リップル(XRP)がニューヨーク州在住の投資家向けに取引可能になった事を発表しました。コインベースに先に上場していたジーキャッシュ(ZEC)やBATなどに先立って、XRPはNY州で利用可能な6番目の資産となります。
これらの動きはいずれも、リップル(XRP)の資産クラスとしての価値とプレゼンスを向上させます。XRPの時価総額は1兆8180億円、仮想通貨市場で第3位です。
8日にCNBCの番組「Crypto Trader」に出演したモルガン・クリーク・キャピタルの共同創設者アンソニー・ポンプリアーノ氏は、金融大手フィデリティが、クライアントにビットコイン(BTC)や、リップル(XRP)などの主要な暗号資産のいくつかを取引する能力を提供すると予測しました。
「トレーディングに関して、これら(フィデリティに参加する)の機関投資家の大部分は金融機関ではないことを覚えておく必要があります。彼らは年金・寄付基金、ソブリンウェルスファンドです。彼らは、これらの暗号資産の下位99%については考えません。彼らはビットコインについて考えています。あるいはビットコインまたはXRPのような資産を考えるかもしれない。彼らの頭にある資産は、そうした時価総額の大きい資産です。彼らが始めるのに自然な所だと私は思う。または、他の2つか3つを追加するかもしれません。」
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