2019/05/24
2019/05/24
コイン東京編集部コイン東京編集部

米通信大手AT&Tがビットコイン（BTC）を使った携帯電話料金の支払いを導入

米国の通信大手AT&Tは、携帯電話料金のビットコイン（BTC）決済を開始しました。AT&Tは、「仮想通貨決済を顧客に提供する、最初の大手ワイヤレスキャリア」と述べています。プロセスは、ブロックチェーン決済処理会社BitPayが支援します。

柔軟な決済オプションを提供

AT&Tコミュニケーションズファイナンス事業担当SVPのケルビン・マクドーマン氏は、以下のように述べています；

「私たちは常にサービスを改善し、拡大する方法を模索しています。仮想通貨を使用する顧客がいます。彼らが希望する決済方法を提供できることを嬉しく思います。」

AT&TはBitPayの導入により、顧客により柔軟な決済オプションを提供できます。仮想通貨で決済したい顧客は、公式WEBサイトか「myAT＆Tアプリ」の自分のアカウントにログインして、支払いオプションとしてBitPayを選択します。

BitPayのソニー・シンCEOは、「決済オプションとしてビットコインの受け入れを決めたAT&Tを、サポートできる事はBitPayにとってもエキサイティングです。ビットコイン（BTC）を使用すると、顧客は世界中のどこからでも素早く簡単に支払うことができます。」と述べています。

2011年に設立されたBitPayは、ビットコイン決済のパイオニアであり、世界中で数千もの加盟店、及びB2B顧客から年間10億ドル以上を処理しています。Bitpayは、オハイオ州のビットコイン（BTC）による税金支払いの取組みを支援している事でも知られています。同社はビットコインとビットコインキャッシュ（BCH）に対応しています。CNETによると、AT&Tは追加の取材に応じなかったため、BCHに対応するかはまだ不明確です。

情報通信・メディアコングロマリットであるAT&Tは、時価総額約2330億ドル（2019年4月18日時点）で、フォーブスの「グローバル2000」で25位に入っている。米国の通信キャリアとしてのシェアは、首位のベライゾン（35%）に次いで第2位（33%）となります。

追記：24日夜
メディアTrustnodesは、AT&Tがビットコインキャッシュ（BCH）の支払いも受け付けている事を確認しました。

コイン東京編集部

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