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  • 2019/05/30
  • 2019/05/30
  • コイン東京編集部

0x(ZRX)が「ゼロ知識証明」を使って分散型取引所の高速化を目指す

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「STARK(ゼロ知識証明技術の一つ)」と呼ばれる暗号化ソリューションが、分散型取引所(DEX)の処理能力の向上に活用されようとしています。

米国のスタートアップ0xは、イスラエルの企業StarkWareと共同で分散型取引所「StarkDEX」をテストしています。STARKソリューションに基づいて、1秒間あたり約500トランザクションを処理できる計画です。

0xについて;

0xプロトコルはイーサリアム上で取引所を実行するためのルールを定義しています。オフチェーンで注文板を管理する「リレーヤー」が、0xプロトコルを使用して分散型取引所(DEX)やその他のdAppsを構築しています。

2017年に開設された0xプロトコルは、これまでに計713,000回、約10億ドル(1100億円)相当の取引を促進してきました。データサイト「0xtracker.com」によると、現在0xを使用するDEXは1日に数100から約3,100回のトランザクションを処理しています。

ゼロ知識証明によるスケーラビリティ;

STARK(ゼロ知識証明)は、秘密自体を明かさずに秘密の所有を証明する技術です。STARKはプライバシーだけでなく、スケーラビリティの面でも有用です。

StarkWareのスケーラビリティアプローチは、計算とストレージをオフチェーンで管理します。Starkのシステムは、計算処理の完全性を証明する「STARK Proofs」を生成し、証明のみがチェーン上に戻されて検証可能になります。計算の整合性と信頼性の仮定を維持しながら、大部分の計算作業をチェーン外で実行することでスケーリングを実現します。

StarkWareは最初にイーサリアム仮想マシン上の分散型取引所「StarkDEX」にフォーカスしています。

分散型取引所の大規模なトレーディング

仮想通貨は徐々に分散化されていますが、トランザクションの99%以上は依然としてビットフライヤーやバイナンスなどの集中管理型の取引所で発生しています。しかし、DEXがこれらと同レベルの処理能力を持つ場合、取引活動がさらに促進されると期待されます。

0xマーケティングリーダーのマット・テイラー氏は、StarkDEXのテストが実際のプロフェッショナルなサービスに展開できるまでに数ヶ月かかると述べています;

「我々の目標は、年末までにメインネットの本番環境でこれを実現し、人々が実際にこの技術を使用できるようにする事です。これを0xのDEX製品群のコアにするつもりです。」

StarkWareのウリ・コロドリーCEOは、「1秒間に3回の取引しか執行できないような現状のマーケットは、あまりにも非流動的」と指摘しました;

「StarkWareのスケーラビリティエンジンを活用すると、トレーディング、ゲームなどのブロックチェーン上で実行されるアプリケーション(dApps)は、全ての取引をオフチェーンに移し、大規模な処理能力を獲得できます。」

StarkWareは、昨年6月、イーサリアム財団から助成金を授与されました。10月にはParadigm(パラダイム)が率いた投資ラウンドで3,000万ドルを調達しました。投資家には、コインベース・ベンチャーズや、イーサリアムの支援組織コンセンシス、パンテラ、インテル・キャピタルなどが含まれます。

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