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  • 2019/06/08
  • 2019/06/08
  • コイン東京編集部

カナダ上場企業Squire、米Core Scientificと米国に採掘プールを建設

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カナダ証券取引所(CSE)上場企業Squire Mining(スクエア・マイニング:SQRMF)は、ハッシュパワーで世界最大級のマイナーの1社です。

Squireは新たに、SHA-256対応のASICを41,000台以上備える採掘プールを米国に構築する事で、意向書に署名しました。この動きはCore Scientificとの契約の一環です。米国のCore Scientificは、マイクロソフトの元最高執行責任者(COO)のケビン・ターナー氏がブロックチェーンと人工知能(AI)事業を手がける企業です。

仮想通貨マイニング産業の米国市場の拡大は、プルーフオブワーク(PoW)エコシステムの重要な傾向を示唆している様です。CryptoSlateが伝えました。

Squire MiningとCore Scientificの採掘プール

発表によると、Squireは前払いのホスティング契約で637万ドル(約7億円)を拠出し、Core Scientificは移設されたマシンを収容するインフラストラクチャに最低1,200万ドル(約13.5億円)を投資する予定です。Core Scientificは、中国マイニング大手Genesis Miningの元幹部、Kristy-Leigh氏がCTOを務めます。

SHA-256はビットコイン(BTC)、BitcoinSV(BSV)、BitcoinCash(BCH)などに利用される主要なプルーフオブワーク(PoW)アルゴリズムです。Squireによる動きは、ネットワークの分散化にプラスの影響を及ぼすかもしれません。

特にSquire Miningは、Bitcoin SVの背後にあるリーダーと密接な関係があります。nChainのエグゼクティブであるクレイグ・ライト氏とジミー・グエン氏は、どちらも同社の顧問を務めています。今年初めにSquire Miningは、CoinGeek(コインギーク)およびその関連会社が所有する暗号マイニング資産の取得について合意に至った事を発表しました

中国から移行し始めるマイナー

中国では政府による採掘規制強化が噂されており、日中貿易の圧力の高まり、中国政府の仮想通貨に対する慎重な姿勢を考えると、中国外マイナーの拡大はポジティブに受取ることができます。

5月のCoinSharesリサーチの報告によると、全世界のマイナーの60%が中国に位置しており、四川省だけで世界のハッシュの50%、つまりビットコイン・ネットワークの計算能力を生み出していると推定されています。ハッシュパワーの一国集中はビットコイン・ネットワークを検閲、操作、そして政府機関からの買収に対して脆弱にする恐れがあります。

CryptoSlateは、一部の大手ビットコイン・マイニング企業および中国のASIC設計大手の従業員と連絡を取りました。中国の大手マイナーは政府の規制リスクを最小限に抑えるため、自社の事業をヘッジする目的でサプライチェーンを他国に移行しつつある様です。

中国が独占するマイニング市場の変遷は、ブロックチェーンの分権化にとって有益です。インフラストラクチャが多くの国にまたがって分散されることで、ネットワークは政府の干渉に弾力性の高いものになります。特に、厳格な金融統制を敷く政府は、ビットコインのようなテクノロジーのために、多くの損失を被る怖れがあります。

BTCマイニングシェア、Coinsharesリサーチより

米国マイナーの競争力

Core Scientificのクリスティーレイ・ミネハンCTOは、この傾向が業界に与える影響について、以下のように述べています;

「パワーエコシステムのダイナミクスは変化し始めています。2015年から2017年にかけて、このインフラストラクチャの大部分は、電力が豊富で必ずしも規制されていない地域、つまりアジアや東ヨーロッパの地域に展開されました。...北米では、アプリケーションとプロトコルの開発にフォーカスされていたが、インフラストラクチャはほとんど無視されてきました。2019年にダイナミックな変化が始まっています。北米がインフラストラクチャーにフォーカスし始め、そして中国はアプリケーション開発で大きな役割を果たしつつあります。」

ミネハン氏はまた、中国事業者に対するCore Scientificの競争力について以下のように述べた;

「コストの差は大きいが、米国で建設される施設は安定した規制環境を享受でき、短期的なコスト最小化よりもむしろ、長期的効率性を念頭に置いて設計されている。」

同社はまた、ホスティングコストが海外市場との競争力を維持するため、機器の最適化を専門としています;

「アーンスト・ヤングのNightfallプロトコルとマイクロソフトのビットコインのアイデンティティソリューション(DID)の最近のリリースは、フォーチュン500企業がパブリック・チェーンの価値を認識し始めていることを示している。私たちは消費の加速を迎える事になるだろう。より多くの投資家、より多くの開発者、そしてより多くのアプリケーション。全てがより多くの取引(多くのマイナーの必要性)につながります。2017年はプライベートチェーンの年でした。2020年はパブリックチェーンの年です。」


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