(TraidingViewのBTC/JPY 日足チャート)
BTC/JPYの日足チャートを分析してきます。7月10日から17日まで下降チャートを継続させたビットコイン(BTC)は遂に大台となる100万円台を割り、下値を98万円台まで落としました。しかし大台を割ったビットコイン(BTC)は更なる陰線を連ねることなく、75日移動平均線及び一目均衡表の雲に支えられる形で下落を止めました。
下値を長期移動平均線及び一目均衡表の雲で支えられたビットコイン(BTC)は7月18日以降もテクニカル指標上で支えられる値動きを見せるのか注目でしたが、ビットコイン(BTC)は一目均衡表雲の上広がりを待たずに早々と大陽線を形成、現在111万円台近辺での値動きを見せています。
上昇の動きとしては少々早い印象を持った展開となりましたが、本日7月19日まで依然一目均衡表の雲を割らずにいるビットコイン(BTC)は今後も雲に支えられる展開を見せる可能性は残されています。また7月18日に強い上昇を見せたビットコイン(BTC)ではありますが、その上値は20日移動平均線に抑えられた形となっており、今後上値を20日移動平均線、下値を75日移動平均線に沿った値動きを見せることになるのか注目することになりました。
本日7月19日まで依然一目均衡表雲を割らずにいるビットコイン(BTC)、今後注目するポイントは7月20日から7月21日にかけて上に更に広がる一目均衡表雲に対してどのような値動きを見せるのかという点です。7月18日から19日未明にかけて価格を一時急上昇させたビットコイン(BTC)、暗号通貨市場全体の背景としてはリップル(XRP)を始めとする一部のアルトコインから資金が流入した可能性があります。
上記リップル(XRP)チャートでもビットコイン(BTC)が急上昇したタイミングでリップル(XRP)が急落の値動きを見せています。今回のアルトコイン、ビットコイン(BTC)の関係性は下落前に急増していたアルトコインの上昇と大台まで下落するビットコイン(BTC)という要因からアルトコイン買い注文の解消という可能性も考えられます。
既に上値については20日移動平均線がレジスタンスラインとして機能していることもわかっているビットコイン(BTC)相場は一目均衡表雲の下支えという要因が失われる場合、売り注文が発生しやすい状況となりやすい相場になるでしょう。
更に売り圧力により、現在サポートとして機能している75日移動平均線を割る値動きを見せる場合は更に売り注文量が急増する形をとるのではないでしょうか。逆に一目均衡表の雲に沿った形で上昇の値動きを見せる場合は、同時に20日移動平均線を上方へブレイクする形となり、再び強気相場への目線も生まれることになるでしょう。
本日7月19日から明日7月20日は中期~長期移動平均線間での揉み合いが予想されます。そのため上値は116万円台、下値は101万円台を意識し、それぞれのブレイクに注意しましょう。特に長期移動平均線ブレイクは大きな下落を生む可能性があります。
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